夏の夜、雨戸を閉めないで寝るメリットとデメリット。防犯は大丈夫?

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夏の夜、雨戸を閉めないで寝るメリットとデメリット。防犯は大丈夫?

Mr.乱視
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夏の夜、蒸し暑い季節が到来すると、私たちは快適な睡眠を求めて様々な方法を試みると思います。そんな中、雨戸を閉めずに寝るという方法がありますが、これには一体どのようなメリットとデメリットがあるのでしょう?

 

単に涼をとるという面だけでなく、防犯面も気になるところです。

 

この記事を読んで、あなたにとって最適な睡眠環境を見つけてみてください。

 

メリットとデメリット

夏の夜に雨戸を閉めないで寝るメリットとデメリットを見ていきましょう。言うまでもなく、寝室が1階にあるのか2階にあるのか、あるいは高層マンションの寝室なのかによっても、話はまったく変わってきます。

 

ですが、まずは一般的なメリット・デメリットを列挙してみたいと思います。

 

【メリット】

涼しい風を感じて爽快感が得られる

夏の暑い夜に雨戸を閉めずに寝ると、外から入る涼しい風が室内を通り抜けてくれます。この風は、体感温度を下げて快適な睡眠環境を提供し、熟睡できることが期待できます。

また、研究によれば、涼しい寝室は「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニンの分泌を促進し、質の良い睡眠をサポートすることが知られています。なによりも、自然の風を感じることでリラックス効果があり、ストレスの軽減にも役立つとの声が多数あります。

 

自然な寝室の換気ができる

雨戸を閉めずに寝ることで、室内と室外の空気が自然に入れ替わり、寝室の換気が効果的に行われます。換気は、健康的な室内環境を保つために重要です。

適切な換気は、室内の湿気や二酸化炭素の濃度を下げ、カビやダニの繁殖を抑制します。また、新鮮な空気が入ることで、空気中の有害物質や不快な臭いが希釈化され、部屋の快適性が高まります。

 

省エネルギーで環境に優しい

雨戸を閉めずに寝ることで、外からの涼しい風を活用し、エアコンや扇風機の使用を減らすことができます。これにより、電力消費が抑えられ、環境負荷の軽減と家計の節約につながります。

 

外から差し込む月明かりや街灯の光で寝つきをサポートする

雨戸を閉めずに寝ることで、外からの適度な明るさが室内に入ります。完全な暗闇だと寝付きが悪いと感じる人もいるため、この適度な明るさは、自然な睡眠リズムを整える効果があるとされています。また、適度な光があることで、夜間にトイレに行く際なども、安全かつスムーズに移動できる利点があります。

 

【デメリット】

夏の虫たちが侵入してくる

雨戸を閉めずに寝ることで、室内に蚊や蛾、その他多種多様な夏の虫たちが侵入しやすくなります。蚊に刺されると、アレルギー反応を引き起こすことがあります。また、蚊が媒介する感染症のリスクも懸念されます。

これらの問題を防ぐためには、虫除けスプレーや蚊取り線香を使用することが効果的です。あるいは、網戸を設置することで、涼しい風は入れつつ、虫たちの侵入を防ぐことができます。

 

外の騒音が室内に侵入する

雨戸を閉めずに寝ると、外の交通音や人の声などの騒音が室内に侵入しやすくなります。寝つきが悪くなったり、中途覚醒が増える可能性があります。

特に交通量が多い都市部では、夜間でも交通騒音が気になることがあります。人の会話やテレビの音、子供の遊び声、家具の移動音といった周囲の生活音が聞こえることもあります。

 

突風や雨が室内に入る可能性がある

雨戸を閉めずに寝ると、急な突風や雨によって室内が濡れることがあります。家具や家電製品に被害が生じる可能性があり、注意が必要です。

 

防犯上のリスクについて

窓を閉めずに寝ることのメリット・デメリットを、主に生活面で見てきました。ここでは、防犯上のリスクについて確認しておきたいと思います。

 

言うまでもなく、雨戸を閉めずに寝ることは、防犯上の懸念を抱えることになります。窓が開いたままであると、空き巣や強盗などの犯罪者にとって、侵入しやすい環境が整ってしまいます。

 

空き巣や強盗は家が無防備な状態にあることを狙って侵入する

雨戸が閉まっていない状態は、窓ガラスを割ることなく侵入できるため、空き巣犯にとって好都合です。また、犯罪者は家の中に人がいるかどうかを確認しやすく、犯罪のリスクが高まります。

 

ストーカーによる被害に遭いやすくなる

ストーカーは、犠牲者の居場所や行動パターンを把握することで、犯罪を実行することがあります。雨戸が閉まっていないことで、ストーカーが室内を覗き見ることが容易になり、被害に遭う確率が高まります。

 

こうした防犯上のリスクに備えるには、家の外周に防犯カメラ、センサーライト、人感センサーによる警報装置などを設置するのが効果的です。

 

それでも不安な場合は、雨戸を閉め、窓を閉め、窓に鍵をかけることをおすすめします。

住居タイプや階数によるリスクの違い

雨戸を閉めずに寝る場合、住居のタイプや階数によって防犯上のリスクは異なります。

 

【リスクが高い状況】
  1. 1軒家の1階部分: 1軒家の1階部分は、犯罪者が容易に近づき、侵入しやすいシチュエーションになります。また、視線が遮られる植え込みや塀がある場合、犯罪者にとって隠れる場所として利用される可能性があります。
  2. 低層階のマンションやアパート:低層階のマンションやアパートも、犯罪者にとって侵入しやすい環境が整っています。特に、隣接する建物やベランダからの侵入が容易である場合、リスクが高まります。

 

【リスクが低い状況】
  1. 1軒家の2階部分:1軒家の2階部分では、犯罪者が侵入するためにははしごや脚立などの道具を使う必要があります。これにより、侵入のハードルが上がり、リスクが相対的に低くなります。
  2. 高層マンションの高層階:高層マンションの高層階は、地上からのアクセスが困難であるため、犯罪者にとって侵入しにくい環境が整っています。また、共用部分に防犯カメラやオートロックが設置されていることが多く、さらにリスクが低くなります。

 

ただし、いずれの状況においても、完全に防犯上のリスクがないわけではありません。警報装置の導入など、適切な防犯対策を講じるべきです。

 

まとめ

「夏の夜、雨戸を閉めないで寝るメリットとデメリット。防犯は大丈夫?」のテーマで解説しました。

 

残念ながら、日本はもう安心安全な国ではなくなりつつあるようです。2023年に入ってから何度も報道されている連続強盗事件は、多くの人を震撼させていると思います。

 

現に、ホームセンターでは窓の2重鍵などの防犯グッズの売り上げが急増していますし、防犯用品専門店では、木刀、特殊警棒、スタンガン、催涙スプレー、さすまた、防犯カメラ、防犯センサーなどの売り上げが右肩上がりです。

 

今回の連続強盗事件は、世の中の様相を一変させたと思います。ただ盗みに入るのではなく、わざわざ家人がいる時に押し入り、家人を拷問して金のありかをしゃべらせ、最終的に殺しているのです。

 

この連続強盗事件を前にすると、「空き巣」などはまだマシだと思ってしまいます。少なくとも身体的な被害はなく命も取られないのですから。

 

いずれにしても、雨戸を閉めないで寝るという行為を、涼がとれてリラックスできるとか、そういうレベルで語っていられる時なのでしょうか?

 

こんなこと認めたくはないけれど、ウイルスの後にやってきたのは<凶暴な悪意>だったのです。これらが蔓延する世の中を生きている自覚をもっと強く持つべきではないか。

 

べつに煽るつもりはありません。でも、不安感は増大するばかりです。そんな時は、「備えること」で気持ちを抑えることができると思います。「やれることをやってみる」ことで平和な気持ちを回復できると思います。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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