防犯砂利は意味ない?後悔する?うるさいしカビが生えて困る?

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防犯砂利は意味ない?後悔する?うるさいしカビが生えて困る?

Mr.乱視
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防犯砂利とは、犯罪抑止のために使用される特殊な砂利のことです。主に、侵入者が不法侵入を試みる際に、音や感触で家人が気づくことを目的にしています。あるいは、空き巣などがそうした音を嫌って犯罪を思いとどまる効果も期待されます。

 

一般的な玉砂利などでも音がしますが、防犯砂利はより音が出やすい材料や形状にして製品化しています。ガラス、瓦、溶岩、天然石、セラミック、などいろいろな材質あります。

 

ところで、こうした防犯砂利に関して、「意味ない」「うるさい」「カビが生える」といった否定的な声が聞かれます。

 

そこで、実際のところはどうなのかプチ調査してみました。参考になさってください。

 

防犯砂利の役割

防犯砂利は、犯罪抑止効果を目的として使用される特殊な砂利です。その名の通り、防犯対策の一環として広く普及しています。

では、防犯砂利がどのようにして犯罪抑止に役立つのでしょうか。防犯砂利の基本的な知識と役割について解説します。

 

【防犯砂利の特徴】

防犯砂利は一般的な砂利とは異なり、周囲に響く特殊な音や感触があります。中には75dB以上の音を出すものもあります。

侵入者が歩くと、その独特の音で周囲に気配が知れ渡ります。また、歩く際に不快な感触を覚えることで、侵入者が侵入を躊躇することを狙っています。

 

【防犯砂利の配置場所】

防犯砂利は、特に掃き出し窓や玄関周辺に配置することで、不法侵入を試みる人を察知しやすくなります。また、門扉周りに敷くことで、侵入者が敷地内に入った時点から犯罪抑止効果を発揮できます。

 

防犯砂利の種類

以下に、防犯砂利の主な材質に関する特徴を、音の大きさ、重さ、手入れのしやすさ、価格に分けてまとめました。参考になさってください。

材質音の大きさ重さ手入れのしやすさ価格
ガラス軽い汚れやすい。カビる。砕けやすく、定期的に追加投入が必要。安い
重い普通普通
溶岩重い普通高い
天然石重い普通高い
セラミック重い普通高い

 

防犯砂利の本来の目的である「音」に関して言えば、ガラス製の防犯砂利が最も大きな音を立てます。また、値段も安いので、その意味では一番のおすすめです。

ですが、庭に敷く砂利ですから、手入れのしやすさなどの長期的視点も重要です。

ガラスの防犯砂利はガラス内部に多くの空気穴を入れて膨らませているため(だから大きな音が出る)、踏むとすぐに細かく砕けます。

また、空気穴に水滴が入り、汚れ、カビが生えやすくなります。さらに、軽いので強風で飛び散ることがあり、マンションのベランダなどでは周辺に迷惑をかけることもあります。

ガラス製の防犯砂利のみを敷き詰めている人の口コミには、追加で敷き詰めたり、瓦や天然石など他の材質のものと混ぜて使用している人もいるようです。

 

防犯砂利のメリットとデメリット

防犯砂利には以下のメリットとデメリットが考えられます。

【メリット】

  1. 犯罪抑止効果:防犯砂利は侵入者の存在を周囲に知らせる効果があります。これにより、不審者が侵入を躊躇することが期待できます。
  2. 視覚的な犯罪抑止効果:防犯砂利は、一目で防犯対策が施されていることが分かります。この視覚的な効果も、犯罪抑止に一役買っています。
  3. 低コスト:他の防犯対策(例:防犯カメラやセキュリティシステム)と比較して、防犯砂利は比較的安価で導入しやすいと言えます。※敷地が広い場合はかなり高価になりますが。

 

【デメリット】

  1. 音がうるさい:防犯砂利は、侵入者が歩くと大きな音がするため、家族や近隣住民にも騒音が伝わるわけですが、この騒音は、生活環境へ悪影響を及ぼす可能性があります。近所から苦情が来るケースも報告されています。とはいえ、近所迷惑になるほどの大きな音が出るからこそ防犯上の意味があるとも言えます。敷く場所を絞り込むなどの対策で対処すればいいかもしれません。
  2. 維持管理に手間がかかる:防犯砂利は、風や雨によって散らばったり、カビや藻類が発生したりすることがあります。これらの問題を解決するために、定期的な清掃や手入れが必要です。
  3. 万全の防犯対策にはならない:防犯砂利はあくまでも犯罪抑止効果を狙ったもので、犯罪を完全に防ぐわけではありません。そのため、他の防犯対策(センサーライト、防犯カメラ、セキュリティシステムなど)と組み合わせて使用することが重要です。
  1. 効果に個人差がある:例えば、犯罪者が事前に防犯砂利の存在を認識していて、音を立てずに侵入する方法を練っている場合、防犯砂利の効果は薄れる可能性があります。
  2. 砂利の種類や敷き方による効果の差:防犯砂利の効果は、砂利の材質や敷き方によっても変わります。踏んでも音が小さな砂利や砂利の層が薄い場合、効果が低くなることがあります。場所による適切な砂利の選択や敷き方が重要です。

 

他の防犯対策との組み合わせ

防犯砂利は他の防犯対策と併用してこそ効果があります。過去の空き巣犯の行動分析等を元に、以下具体的に解説します。
  1. 照明設備:防犯砂利が敷かれたエリアに十分な照明を設置することで、夜間でも侵入者が目立ちやすくなります。侵入者自身も明るい場所での侵入を躊躇することにもつながります。照明設備には、自動で点灯するセンサーライトが効果的です。
  2. 防犯カメラ:防犯砂利が敷かれた場所に防犯カメラを設置することで、侵入者の映像を記録し、犯罪の証拠として活用できます。また、カメラの存在が犯罪抑止効果を高めます。防犯カメラは、屋外用の耐水・耐久性の高いものを選ぶことが重要です。
  3. セキュリティシステム:防犯砂利と併用してセキュリティシステムを導入することで、侵入者が家に入ろうとした際に警報が鳴るように設定できます。これにより、近隣住民や警察に迅速に通報できます。また、防犯システムのステッカーや看板を目立つ場所に貼ることで、犯罪抑止効果が高まります。
  4. フェンスや門扉:防犯砂利の効果を高めるために、フェンスや門扉を設置して物理的な障壁を作ります。障壁により、侵入者が砂利を踏まざるを得なくなるような形にしておくわけです。また、フェンスや門扉は、視線を遮ることでプライバシー保護にも役立ちます。

これらの防犯対策を総合的に取り入れることで、防犯砂利の効果を最大限に引き出すことができます。家や敷地の状況に応じて、最適な組み合わせを検討しましょう。

 

防犯以外のメリットと効用

防犯砂利を家の敷地に敷き詰めることは、防犯以外にもいくつかのメリットや効用があります。以下に、その具体的な例をいくつか紹介します。

  1. 庭や通路のデザイン性向上:防犯砂利は、様々な色や形状のものがあります。これらを利用して庭や通路をデザインすることで、外観の美しさや個性を高めることができます。
  2. 土壌の保護と保湿効果:防犯砂利を植物の根元に敷くことで、土壌の保護や保湿効果が期待できます。砂利が直接太陽光を遮ることで、土壌の乾燥を防ぎ、水分が蒸発しにくくなります。
  3. 雑草抑制:防犯砂利を敷くことで、雑草の生長を抑制することができます。砂利が光や空気の通り道を遮り、雑草の繁殖を防ぐ効果があります。とりわけ防草シートを併用すると効果絶大です。
  4. 着衣が汚れにくくなる:防犯砂利を通路に敷くことで、人が歩いても滑りにくくなります。また、砂利は水はけが良いため、雨の後でもすぐに通行でき、しかも泥ハネなどで汚れる心配がなくなります。
  5. 排水性の向上:防犯砂利は、水はけが良いため、敷地内の排水性を向上させることができます。水たまりができず、土砂の流出を防ぐことができます。

 

これらのメリットや効用を活用することで、防犯砂利をより効果的に使用することができます。防犯対策と併せて、これらの利点を考慮して、防犯砂利を選ぶと良いでしょう。

 

防犯砂利の敷き方

庭に防犯砂利を敷く方法をstep by stepで解説します。

 

Step 1: 敷くエリアの選定

まず、防犯砂利を敷くエリアを決定します。窓やドア、フェンスの周りなど、侵入者が入りやすい場所に砂利を敷くことが効果的です。

Step 2: 敷地のクリーニング

砂利を敷く前に、選定したエリアをきれいに掃除し、草や石などの障害物を取り除きます。砂利が均一に広がるようになります。

Step 3: 土の堅さを確認

防犯砂利を敷く前に、土の堅さを確認します。柔らかい土の場合、砂利が沈んでしまい、効果が薄れることがあります。必要に応じて、砂利を敷く前に土を固めることが望ましいです。

Step 4: 防草シートの敷設

防草シートは必須ではありませんが、あったほうが効果的です。防草シートを敷くことで、雑草の発生を抑制し、砂利の沈み込みを防ぐことができます。選定したエリアに防草シートを敷き、シートの端を石などで固定します。

Step 5: 砂利の選定

防犯効果が高い砂利を選びます。音が大きく、形状が不規則であることが望ましいです。また、砂利の色や材質を選ぶ際には、庭のデザインや環境に合わせて検討します。

Step 6: 砂利の敷設

防草シートの上に砂利を敷きます。砂利の厚さは、5cm~10cm程度が理想的です。この厚さがあると、効果的な音が出るだけでなく、砂利が沈み込むのを防ぐことができます。ただし、厚みを出すほど必要な砂利の量も多くなり、費用がかさみます。そこは予算との兼ね合いです。

Step 7: 敷き詰めた砂利の調整

砂利を敷き詰めた後、均一になるように調整します。砂利がきれいに見えることで、防犯効果がよりいっそう高まります。

 

定期的なメンテナンス

防犯砂利は、一度敷き詰めて終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。以下は、防犯砂利のメンテナンスに関するポイントです。

 

  1. 砂利の表面をチェック:定期的に砂利の表面を確認し、石が散らばっていないか、沈み込んでいないかをチェックします。必要に応じて、石を整理したり、新しい砂利を追加したりします。※だから最初に全部使い切らずに残しておいたほうがいいです。
  2. 雑草の除去:防草シートを使用していても、時々雑草が生えることがあります。雑草が見つかった場合、すぐに除去しましょう。
  3. 砂利の洗浄:長期間使用していると、砂利が汚れることがあります。汚れた砂利は、効果的な音が出にくくなるし、景観も損ねるので、適宜洗浄しましょう。ただし、洗浄の際は砂利の種類に応じた方法を選びます。例えば、ガラス製の砂利は砕けやすいため、柔らかいブラシや水で優しく洗います。
  4. 砂利の交換:砂利が劣化したり、音が出にくくなったりした場合、新しい砂利と交換することを検討しましょう。これにより、防犯効果を維持することができます。

 

これらのメンテナンスを定期的に行うことで、防犯砂利の効果を長期間維持することができます。庭の状況や使用状況に応じて、適切なメンテナンスを実施しましょう。

 

まとめ

「防犯砂利は意味ない?後悔する?うるさいしカビが生えて困る?」のテーマで解説しました。

 

防犯砂利は決して意味ない防犯対策ではなく、効果が期待できる方法の1つです。なかには、カビが生えて大変な思いをしたと後悔する人もいるようですが、そこは材質を工夫することで何とかなる問題です。

 

ただし、ガラス素材の防犯砂利の中には75デシベルとか80デシベルといった救急車のサイレン並みの大きな音を出す製品もあります。

 

こうした防犯砂利をふだん家人が歩く場所に敷いていたら、確かにうるさいですし、近所から苦情が出るでしょう。

 

そういう時は、ふだん家人が通る場所は天然石などの砂利にして、侵入犯しか通らないような場所にだけガラスの防犯砂利を敷き詰める、といった工夫も必要でしょう。

 

いずれにしても、防犯砂利は、その音や独特の感触により侵入者を察知し、犯罪を防ぐ効果が期待できるものです。

 

他の防犯対策と併用することで、非常に高い防犯効果が期待できます。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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