マイナンバーカード写真却下 / サイズ小さくてもNG?スノーは?

マイナンバーカード・表・裏

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マイナンバーカードの発行申請をする際に写真を提出する必要がありますが、この写真のサイズはパスポートと同じサイズでなければならず、基準より大きくても小さくても却下されます。

また、たとえ写真のサイズが適正であっても、写っている顔が実際の顔と大きく異なる内容、つまりスノー(SNOW)などのアプリでデフォルメされている場合も却下されます。

その他、マイナンバーカードの写真に関する注意点をわかりやすく解説しています。

参考にしていただけると幸いです。

マイナンバーカード写真却下 / サイズ小さくてもNG?スノーは?

※トップ画像は大阪市のHPより

すでに全国民に「マイナンバー通知カード」が郵送で送られてきていますが、みなさんご存じの通り、この通知カードはそれだけでは特に使い途はなく、ただそこにあるだけです。

※令和2年5月25日に「通知カード」は廃止され、以降は「通知書」が郵送される方式に変更されています。ご自分に届いているのが「通知カード」か「通知書」がご確認ください。いずれであっても申請の仕方は同じです。以下は「通知カード」のケースでご案内しています。

マイナンバー通知カード・赤丸

マイナンバーカードを発行するには、この通知カードに付属している「個人番号カード交付申請書」に必要事項を記入し、写真を添付して、通知カードが送られてきた際に同封されている返信用封筒にて返送する必要があります。

返送先は封筒に印字されていますが、「個人番号カード交付申請書受付センター」となっています。お住いの区市町村ではありません。

※上記のように書面による申請の他に、パソコンやスマホによるオンライン申請もあり、オンライン申請の場合はプリントされた写真ではなく写真データをそのまま送る方式になっています。

※マイナンバーカードを発行するしないは私たちの<任意>です。発行しない自由も保証されています。

個人番号カード申請書・写真貼付

上記申請書を送付し、記載内容や写真に不備がなければ、1カ月程度で正式にマイナンバーカードが発行され、「交付通知書」が自宅に送られてくるので、通知書持参でお住いの自治体窓口に出かけ、下記画像にあるマイナンバーカードを受け取ってください。

マイナンバーカード・表・裏
もしも申請書の記載内容や貼り付けた写真に何らかの不備があると、個人番号カード交付申請書受付センターから不備通知の連絡があります。

この不備通知には、不備のあった申請書原本と不備通知書兼再交付申請書(不備の内容が書かれています)及び返信用封筒が同封されているので、再度申請することで、再びカードの発行手続が進められます。

ところで、この不備通知が送られてくるケースというのは、ほとんどの場合、写真に不備があって却下されるケースです。

具体的に、どんなケースで写真が却下されるのか見ていきたいと思います。

写真却下の例:サイズが大きいor小さい

マイナンバーカードの申請に必要な写真サイズは、

縦4.5cm×横3.5cm

です。

これはパスポート用の写真サイズと全く同一です。

これより大きくても小さくてもNGです。却下されます。

紛らわしい記述に注意

マイナンバーカード総合サイトの「適切な写真の規格」の項目に次のような記述があります。

「マイナンバーカードには、縦2.75cm 横2.20cmに縮小して貼付されます。」

この記述を読んだ人の中には、

「なんだ、提出する写真は4.5×3.5と指定しているのに、実際にはそれを縮小して使うのか。それなら小さくてもいいということだね。つまり、最初から縮小サイズである2.75×2.20のサイズでいいんじゃないの?」

とある意味もっともな感想を持ち、実際に縮小サイズと同じサイズの写真を申請書に貼付する人もいらっしゃるようです。

しかし、これは却下です。

写真を縮小して使用するのは、恐らく画像の鮮明度を確保するためだと思われます。申請書の写真が少々解像度が低い場合でも、これを縮小するとより鮮明になりますから、たぶんそうした効果を見込んで縮小するのではないでしょうか。※私の個人的推測です

サイズ以外に留意すべき点は、

  • 最近6ヶ月以内に撮影したもの
  • 正面、無帽、無背景のもの
  • 白黒の写真でも可
  • 写真の裏面に氏名、生年月日を記入する

といったことがあります。

なお、オンライン申請の場合、送信する写真データは次の規格である必要があります。

  • ファイル形式:jpeg
  • カラーモード:RGBカラー(CMYKカラー等は不可)
  • ファイルサイズ:20KB~7MB
  • ピクセルサイズ:幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル

写真却下の例:スノーなどで加工してある場合

スノーに代表される写真加工アプリは、受け狙いで思いっきり顔をデフォルメしたり、装飾品を追加したりする使い方が多いように思います。

グーグル検索で「スノー 画像加工」を見ると、思わず笑える実例がたくさん見られます。

こうした写真は、基本的にすべてNGと思っていいです。却下です。

マイナンバーカードは証明書として使用するのがごく基本的な使用法なので、実物との同一性を確認できない内容の写真は、すべて却下されます。

肌の肌理を整える程度の「盛り」なら問題ありませんが、目や鼻や口、さらに顔の輪郭などが実物と大にい異なる形にデフォルメされた写真では、証明書としての実用性が担保されなくなります。

だから、そういう写真を申請書に貼り付けて提出したら、間違いなく却下されます。

これはちょっと笑ってしまったのですが、カメラのキタムラではマイナンバーカード用の写真を扱っていますが、スタンダード仕上げが1,600円であるのに対して、プレミアム仕上げが2,100円になっています。そしてプレミアム仕上げの宣伝文句に「肌の質感がアップし、美しくキレイに残せます」とあるのです。

要するに、こうしたちょっとした加工ならOKということです。

肌をきれいに「盛る」なんて、そもそも通常の化粧で行っていることですから、写真の場合もライト加工は問題ありません。顔の輪郭や各部位を加工して実物と全然異なる写真にするのでない限り、OKということです。

写真却下の例:その他注意事項

マイナンバーカードの申請で使用する写真に関して、その他の注意事項は以下の通りです。

■写真サイズは縦45mmですが、顔部分(頭頂~あご)の長さは32mm~36mmであること、という規定があります。これは割合で表すと71%~80%となります。パスポートの写真の規定とほぼ同じです。※パスポートは「70%~80%」

マイナンバーカード・写真・規格

顔部分は縦45mmの71%~80%の大きさにする。画像:マイナンバーカード総合サイト

■顔が中央から端に寄っていたり、横向きになっていたり、左右に傾けていたり、背景にモノが写っていたり、背景にフラッシュの影が写っていたり、背景が無地ではなく柄物であったり、そうした写真は却下されます。

■眼鏡に光が反射して目がはっきり写っていない、眼鏡の縁に目が隠れている、こういう写真は却下されます。

■怒ったり笑ったり不安そうな顔、つまり平静時の表情と大きくかけ離れた表情で写った写真は却下されます。

■手振れやピンボケで不鮮明な写真、ドットやジャギー(ギザギザ模様)が目立つ写真、こうした写真は却下されます。

■フラッシュで赤目になっている写真は却下されます。

■垂らした前髪で目が隠れている写真は却下されます。

■マスクをかけた写真は却下されます。

■アッカンベーをした写真は却下されます。※すみません。調子に乗り過ぎですね

マイナンバーの写真に関するtwitterの声

以上、ご覧いただきありがとうございました。

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