【3分解説】2個のフォグランプが両方つかない原因は何?

フォグランプ・両方つかない

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2個のフォグランプが両方つかない原因は何?

たとえば、フロントに2個ついているフォグランプが両方つかないという場合、原因は何なのでしょう?1個だけつかないのであれば、たぶん単純に球切れだろうと推測できます。しかし、同時に2個が球切れになる確率は低いと思います。

もちろん、場合によっては2個が同時に球切れになっていることもあるかもしれませんが、その場合は球の寿命で切れたというよりも何らかの原因で過電流が流れたと考えるべきでしょう。

つまり、2個あるフォグランプが両方つかない場合は、単純な球切れでなく他の原因を推測するほうが可能性が高いと思います。

具体的には下記のような原因が考えられます。

  1. ヒューズ切れ
  2. 配線の不具合:配線切れ、または被覆部分が劣化して配線がむき出しになってボディーと接触しているなど
  3. リレーの故障:フォグランプはヘッドライトと同時点灯でないとつかない方式になっているので、そうした連携を受け持つパーツが故障している可能性
  4. スイッチの故障:コーヒーをこぼしたり雨水が侵入したりして接点に不具合が発生している

上記可能性を一点ずつ確認してみてください。自分では原因を特定できない場合はディーラーや修理工場でプロのスタッフさんに診断してもらってください。

車検との関係

2個のフォグランプが両方つかないという症状がちょうど車検の直前に発生したら、車検はどうなるのでしょう?

フォグランプと車検の関係ですが、フォグランプがついていない車両に関してはフォグランプに関する点検は行われず、したがって問題なく車検はパスします。

しかし、フォグランプを装着している車両に関してはフォグランプの保安基準に沿って検査が行われます。

したがって、フォグランプの両方がつかない状態で車検に出すと、当然車検は不合格になります。

その際、単なる球切れであれば球を交換するだけでいいのですが、2つ同時に球切れになっていたら単なる球切れでなくもっと根本的な原因があるはずで、そちらを修理しないと車検は通りません。

なお、ここからはグレーゾーンになるのですが(つまり検査官によって判断が異なるという意味)、2つのフォグランプから球を抜き取っていれば、フォグランプはただの飾りだとみなされて車検はパスすることもあるようです。

あるいは、フォグランプをガムテープでぐるぐる巻きにしたり、カバーで覆ったりすることで、やはりただの飾りだとみなし、車検は合格になることもあります。

いっそのことフォグランプを物理的に車体から取り外してしまえば、問題なく車検に通る可能性は高いです。この場合も、配線や運転席のスイッチが残ったままだと不合格になるケースも少数ながら報告されています。

いずれにしても、2個のフォグランプが両方つかない症状が出て、すぐに車検に出さなければならない場合は、事前に車検に出す予定のディーラーや修理工場にどうすれば車検に通るかを確認しておいたほうがいいと思います。

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