【60秒解説】ヘッドライトの殻割りにヒートガンは必要ですか?

ヘッドライト・殻割り・ヒートガン

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ヘッドライトの殻割りにヒートガンは必要ですか?

ヒートガンの前に、まずは殻割りについて。

車やバイクのヘッドライトを各パーツに分解することを殻割りと呼びますが、この殻割り作業で最大の難関となるのが、ハウジング部分とレンズ部分のあいだに挟み込まれているブチルゴムを剥離する作業です。

ブチルゴムは、普段はネジとフックでハウジングとレンズに強く挟み込まれている状態です。そのため、ゴムの成分が硬く固まっているので、簡単に外れないのです。

そこで、一般的には、段ボールなどの箱にヘッドライトユニットを入れ、フタを閉じ、ドライヤーなどで熱風を送り込んで箱の内部を全体的に温め、やがて熱で緩んできたブチルゴムを取り外す。

こういった一連の作業が必要になります。

上記の作業で使うドライヤーは、一般家庭のヘアードライヤーを使います。もしも工業用の強力なヒートガンを使うと、加熱しすぎて、火傷したり火事を出したりする恐れがあるからです。

しかし、殻割り作業のプロは、そもそも段ボールの箱などは使わないで、ヒートガンで直接ブチルゴムを加熱するようです。すべてのプロがこうするとは限りませんが、多くのプロは直接加熱します。

もちろん、加減しつつです。熱風の当て方、当てる場所、当てる時間などが、まさにプロの技です。素人がまねしたら、ブチルゴムを焼いたり、その前にレンズ部分を溶かしてしまうでしょう。そうならないようにするのがプロということになります。

いずれにしても、素人はマネしないほうがいいと思います。

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