2000cc 車検費用|相場は?法定費用は?総額でいくらになる?

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排気量2000ccクラスの車を車検に出した場合、費用の総額はいくらになるのでしょう?

総額は?

法定費用は?

車検に出す所によって金額は異なるのでしょうが、平均的な相場はどのくらいになるのでしょう?

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2023年1月26日
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まず車検費用の内訳について

一口に車検費用と言っても、内訳は色々あるので、まずその点を確認しておきます。

  1. 法定費用
  2. 整備費用

車検費用は上記①と②で成り立っています。

①の法定費用ですが、これはユーザー車検でもディーラー車検でもガソリンスタンドの車検でも全く同一価格です。

なぜなら、法定費用は自動車重量税・自賠責保険料・陸運局で支払う印紙代の3つで成り立っていて、金額はまったく同じになるからです。

次に、②の整備費用ですが、車検代行料と車検整備費用の2つで成り立っています。この2つは業者によって金額が異なります。

たとえば車検代行料はトヨタディーラーなどでは10,000円ほどですが、ガソリンスタンドやカー用品店の車検では5,000円ほどです。

また車検整備費用は、整備点検にかかる手間賃と不具合がある部品を交換したりする費用のことですが、これもディーラー車検とガソリンスタンドの車検などでは異なります。

「整備費用」で金額に差が出る

上の項目でおわかりのように、結局のところ、車検費用の総額を比較した場合に金額に差が出てくるのは、業者によって「整備費用」が異なるからです。

整備費用、つまり、車検代行料と車検整備費用が、業者によって高いところと安いところがあります。

車検費用の総額を高い業者から順番に並べると、ディーラー車検⇒⇒指定(認定)整備工場⇒⇒ガソリンスタンド≒カー用品店⇒⇒全国チェーンの車検専門店、といったところだと思います。

もちろん、この順序は逆転することもありますが、平均的にはだいたいこういった順序になると思います。

車検費用が高ければ整備内容もそれに比例して良くなる、と必ずしもいえないケースはあるものの、一般的には、やはり高いほうが丁寧な整備をする傾向にあります。

具体的に言うと、車検費用が高いところは、次の車検までできるだけノートラブルで車に乗れるような整備をするのに対して、車検費用が安いところは、とりあえず目の前の車検をクリアーすることを最大の目的として整備する、といった傾向があります。

ブレーキパッドは新品時には10mm程度あるのが普通で、これが2mm~3mm程度になったら交換時期です。ただし、車検では明確な規定はなくて、とにかくブレーキが効くかどうかだけを点検するので、パッドの残りが2mm~3mm程度でもとりあえず車検は通ります。

しかし、それだと、車検後にすぐブレーキパッドを交換しなければなりません。ディーラー車検では、パッドの残りが2mm~3mm程度なら間違いなく交換をすすめられるでしょう。それは「次の車検までできるだけノートラブルで車に乗れるような整備をする」からです。

一方で、費用の安い業者では、そのまま車検を通してしまうケースも出てきます。なぜなら「とりあえず目の前の車検をクリアーすることを最大の目的として整備する」からです。

車のことに詳しい人が、こうした事情をわかった上で、費用の安い業者を選択するのであれば、特に問題はないと思います。

しかし、車にあまり詳しくない人で、車検を通せばその後は次の車検まで安心して車に乗れる、ととらえているのであれば、少々高くてもディーラー車検や整備工場の車検がおすすめです。

2000ccクラスの車検費用の相場

具体的な数字をご案内します。

法定費用と整備費用を合わせた総額です。様々な業者の平均的な数字です。もちろん、法定費用はどこも同じです。車検代行料と車検整備費用で金額に差が出ます。

参考になさってください

2000ccクラスの車検費用の総額(平均的相場)
排気量1501cc~2500cc

車両重量:1t超~1.5t以下

排気量:1501cc~2500cc

車両重量:1.5t超~2t以下

重量税24,600円32,800円
自賠責保険料25,830円25,830円
印紙代1,100円1,100円
車検代行料7,000円7,000円
車検整備費用30,000円30,000円
総額88,530円96,730円

(※)毎年5月末が納期限の自動車税は2000cc未満と2000cc以上で税額が分かれますが、車検では自動車税は関係なくて重量税が問題になります。排気量区分が上記のようになっているのは、そのためです。

(※)自賠責保険料は2020年4月から上記金額より約16%値下がりになります。

車検費用に関する下記の記事も参考になさってください。

ご覧いただきありがとうございました。