車検費用30万円は高い?乗り続けるか乗り換えるか?高い見積もりへの対処法

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車を車検に出そうと見積もりを取ったら30万円と言われた場合、どうすればいいのでしょう?

高いか安いかと言ったら、もちろん高いですね。

ただし、見積もりの内容を確認しないとそれが法外な金額か適正な金額かは判断できないところです。

たとえば、走行距離がかさみちょうどタイミングベルト・ウォーターポンプ等の単価の高い交換部品が発生した場合とか、MTクラッチの不具合が出ていて交換しないと危険だという言う場合など、30万円と見積もられてもやむを得ないケースもあるからです。

いずれにしても、車検費用があまりに高額だと、そのまま乗り続けるか別の車に乗り換えするか判断に迷うところだと思います。

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2023年1月26日
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車検見積もりが30万円は高い?

もちろん高いです。輸入車であっても高いです。

一般的に、業者に車検代行を依頼した場合、普通車であれば10万円~15万円が車検の相場です。

軽自動車なら7万~10万が相場でしょう。

輸入車、とりわけメルセデスベンツやアウディやBMWなどの高級車の場合は、車検費用も高額になるのが普通ですが、日本車の場合は車検で30万円というケースは少ないと思います。

では、ボッタクリでしょうか?

それは見積もりの内容によります。

車検の見積もりが高額になる場合は、大別して2つのケースがあります。

まず、車検を「次の車検までできるだけノートラブルで車に乗れるように整備する」という方針でいる業者の場合は、様々な交換部品を予防的に交換していこうという傾向があります。

今はまだ使えるけれど、現在の状態からいってそのうち交換時期を迎えるのは間違いないので、車検の機会に予防的に交換しておきましょう、というわけです。

ディーラーの車検などではこうした傾向が強いと思います。

次に、たまたま車検の時期に単価の高い交換部品に不具合が発生しているケースです。

MTクラッチ(5万~10万)・タイミングベルト(3万~10万)・ウォーターポンプ(1.5万~2.5万)・オルタネーター(5万~12万)そしてタイヤ(1万~10万)といった部品が、たまたま車検のタイミングで交換が必要になった場合、車検費用の総額が30万になっても不思議ではありません。

高い見積もりへの対処法

たとえば30万という見積もりが出た場合の対処法ですが、業者の担当者と一度話し合う必要がありそうです。

つまり、これは予防的な考えによる見積額なのか、それとも、すでに不具合が出ていて交換せざるを得ない部品があるための見積額なのか、このあたりを確認する必要があります。

あなたが、「今回は車検を受けるけれど、そのうち車を乗り換えるつもりだ」というのであれば、予防的な部品交換は必要ないはずです。

しかし、あなたが「車が気に入っているので今後も乗り続けたい」というのであれば、予防的な部品交換も必要だと思いますし、現に不具合が出ているのであれば高額であっても交換するのはやむを得ないはずです。

このように、高い車検見積もりが出たら、これを機会に今後今の車とどう付き合うつもりかを、改めて確認するいい機会になると思います。

車検費用に関する下記の記事も参考になさってください。

ご覧いただきありがとうございました。