車検費用は後払い可能?ディーラー車検では?法定費用は前払い?

車検・費用・後払い・前払い・ディーラー

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車検費用の支払い方法について解説します。

結論を言うと、車検を出す工場の事情により千差万別です。

全額前払い、法定費用のみ前払いで整備費要は後払い、全額後払い、というように車検を出す場所によって支払い方法は異なります。

また後払いにはカード払いも含まれますが、同じカード払いでも、ボーナス一括払い、分割払い、リボ払いなどがあり、どの支払い方法が利用できるかは、カード会社との契約内容と車検を出す場所の方針、この両方の要素で決まります。

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2023年1月26日
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まず車検費用について

「いやあ、先日の車検で12万円かかっちゃったよ」

友人との会話でこういう話が出た場合、この12万円というのは当然のことながら車検費用の総額のことです。

わたしたちユーザーからすれば、内訳は関係なくて、とにかく支払い総額がいくらかが問題になります。

しかし、車検を請け負う業者の側に立つと事情が異なります。

車検費用は、大別すると2種類の費用があります。

  1. 法定費用
  2. 整備費用

①は自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料で、これらは車検業者のサイフに入るのではなく、全額公的機関と保険会社に出て行くお金です。

②は整備工賃・交換部品代などで、車検を請け負った業者のサイフに入ります。

こうした事情があるので、業者の資金的な余裕次第で、①は前払いだけれど②は後払いOK、という業者もあれば、①も②も後払いOK、という業者も出てきます。

車検先による一般的な傾向

ユーザー車検

100%現金払いです。

車検専門業者・全国チェーンのカー用品店

後払いOK、カード払いOKのところが多い。

ガソリンスタンド・民間整備工場

法定費用は前払い整備費用は後払いというところが多い。カード払い可能なところも増えている。

ディーラー車検

後払いOKなところが多く、カード払いはほぼ全てが採用している。

車検代行業者

基本的にユーザー車検と同じことをするので、ほぼ100%現金払いです。

後払い・カード払いの内容はまちまち

一口に後払いと言っても、どれくらいの猶予期間があるかは業者によってまちまちです。

事情を話すことで期間を柔軟に先延ばししてくれる業者もあれば、定められた期間しか受け付けないところもあります。

カード払いも同様です。まずカード会社との契約内容が問題になり、ボーナス一括払い・リボ払い・分割払いなどがOKかどうか、次に車検業者の事情が入ってきて、法定費用を含めた車検費用の総額が支払い対象になるのか、それとも法定費用のみ現金払いで整備費用だけがカード支払いの対象か、ケースはばらばらです。

いずれにしても、車検に出す場合は事前に支払い方法について確認・相談しておくことが大事です。

車検を請け負う業者にしても、一番の関心事は「ちゃんと払ってもらえるのか」なので、支払い方法について質問されるのはむしろ安心材料になります。

(※)車検費用の支払い方法は、同じところであっても頻繁に変化します。わたしが4年前にトヨタディーラーに車検をお願いしたときは、法定費用は現金前払いで整備費用のみカード払いOKでした。しかし2年前に同じディーラーに出したときは、総額がカード払いOKとなっていました。支払い可能な方法は変化するので、事前に確認することをおすすめします。

以下の記事も参考にしてください。

車検・ボーナス払い・クレジットカード・分割

車検費用のボーナス払い|クレジットカードで一括・分割は?

2019年12月15日

車検費用に関する下記の記事も参考になさってください。

ご覧いただきありがとうございました。