車検に出す前に車を洗車するしないで悩む方もいらっしゃるようです。
実際のところ、洗車すれば検査が通りやすくなるのでしょうか？
また、業者によっては車検後に車を洗車してくれるところもあります。
これは無料でやってくれるところと有料のところがあります。
仮に無料のサービスだとしても、人によっては手洗い洗車でなければ断りたい人もいるでしょう。
あるいは、有料でいいからワックスがけまでやって欲しい人もいるでしょう。
いろんなケースについて解説しています。
基本的に、洗車してあるかないかは検査と無関係
言うまでもなく、極端に汚れている車は別です。
「何だあの車は！」と誰もが指を差すような車、まるでたった今パリ-ダカール・ラリーから戻ってきたような泥だらけの車、こういった車はもちろん例外です。
そうではなくて、普通にその辺を走っている車であれば、少々ほこりをかぶっていたからと言って、そのまま車検に出して検査に支障が出ることなどありえない話です。
あまり細かいことには気を使わないほうがいいと思います。
極端に汚れた車の場合
けれども、雪国で生活している場合など、普通にカーライフを送っていても車が極端に汚れることはごく普通にあります。
とりわけ、車の下回りに相当量の泥が付着しているケースも珍しくありません。
こうしたケースでは、車検を行う業者が事前に洗車してから検査を行うことがあります。
その際、洗車の料金が有料になるところと無料のところに分かれます。
事前の見積もりで洗車費用が明細に載っている場合は、業者と相談して、自分で洗車するから明細から外すように依頼することもできます。
ただし、特に下回りの洗車はわたしたち一般のユーザーには実質的に無理なので、そこは業者に任せた方が無難でしょう。
車検後の洗車は業者によりまちまち
業者によっては車検後の洗車をサービス(無料)でやってくれるところもあります。
あるいは有料で、明細にも金額が載っているところもあります。
サービスでやってくれる場合、手洗いではなくマシンによる洗車がほとんどなので、いつも手洗い洗車しかしない人は事前に(丁重に)断ることも必要かもしれません。
逆に、有料であれば、有料ついでで追加料金を承知の上でワックスがけまで依頼するのもいいかもしれません。
車内清掃もセットになっているところもあります(有料のケースも無料のケースも)。
なお、すでに車に持ちのいいコーティングなどをしている人は、マシン洗車でもあまり神経質になることはないと思います。
(※)最近の洗車マシンは、以前のものと違って、ブラシの素材がボディに傷の付きにくいものを採用していることが多いと思います。コーティング済みのボディなら目立つ傷は付きにくいはずです。
下記の記事もご覧いただけると幸いです。
⇒⇒ガラスコーティングしたら洗車機より手洗い洗車を！ノーブラシ洗車ならOK
⇒⇒手磨きでワックス･コーティング｜研磨剤OK?気にしすぎか?黒い車は?
ご覧いただきありがとうございました。
