【超丁寧解説】車のエンジンがかからない|鍵が原因|7つの解決法!

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わたしたちが車のエンジンをかけるとき、以前はメカニカル鍵(物理的な鍵)を差し込んで、ひねると、エンジンが始動しました。

しかし、最近はスマート鍵が普及していて、鍵はポケットに入れたままでも、鍵と車体が電波を使って個体識別するので、あとはスタートボタンを押すだけでエンジンがかかります。

ところが、メカニカル鍵にしてもスマート鍵にしても、何らかの原因でエンジンがかからないことも時としてあります。

そうしたケースでは、わたしたちはどう対処したらいいのでしょう?

このページでは、そうしたケースの解決法を原因別に7つ挙げ、解説していきます。

すべてが鍵が原因のケースではありませんが、参考になさってください。

車のエンジンがかからない|鍵が原因|7つの解決法!

主に鍵が原因でエンジンがかからないケースの原因と解決法は以下の通りです。

①電池切れだとエンジンがかからない(スマート鍵の場合)

ドライバーが車に乗り込んだ場合、スマート鍵(スマートキー)はポケットなどに入れた状態のままでも、車体との間で電波の交信をして、間違いなくその車に適合したカギであることを識別します。

そのため、ドライバーはただスタートボタンを押すだけでエンジンがかかります。

しかし、スマート鍵の電池が切れていると、電波の交信ができないので、エンジンがかかりません。

解決法は、自動車メーカーによって異なりますが、ほぼ同じような方法をとります。たとえばトヨタ車の場合、まずブレーキを踏み、スマート鍵のトヨタエンブレムが付いた面をエンジンスタートボタンにあてがいます。すると、たとえスマート鍵が電池切れでも車体の側で個体識別してスタンバイ状態になります。メーターパネルのスタートシステム灯が緑色に点灯するので、ブレーキを踏みつつスタートボタンを押すとエンジンが始動します。

フォルクスワーゲンの場合は、旧来の車でキーを差し込む場所があった位置(ハンドルの付け根の右側)にある凹みにスマート鍵をあてがいつつ、ブレーキを踏み、エンジンスタートボタンを押すとエンジンが始動します。

そうやって、応急的にエンジンをかけたら、あとはディーラーなどで電池交換してください。もちろん自分でもできます。

②ハンドルロックがかかってエンジンがかからない

今の車は防犯対策のために、車のエンジンが停止した状態でハンドルを動かすと、不審者が行った行為とみなし、ハンドルがロックします。

ハンドルがロックした状態では、普通にエンジンをかけようとしても、エンジンはかかりません。

この場合は、ハンドルを左右に動かしつつ、メカニカル鍵をひねるか、スタートボタンを押します。これでハンドルロックは解除され、エンジンはかかります。

③ブレーキペダルを踏まないとエンジンはかからない

やはり今の車は、安全のため、まずブレーキペダルを踏んだ状態でないと、エンジンが始動しない仕組みになっています。足をブレーキペダルから離した状態では、メカニカル鍵でもスマート鍵でもエンジンは始動しません。

④ギアの位置が間違っているとエンジンはかからない(AT車の場合)

ブレーキペダルと同様の理由です。安全のため、AT車の場合はPの位置にないとエンジンは始動しません。

⑤クラッチペダルを踏んでいないとエンジンはかからない(MT車の場合)

安全のため、MT車ではクラッチペダルを踏んだ状態でないとエンジンはかかりません。ギアの位置は関係ありません。

⑥そもそもバッテリーが上がっているとエンジンはかからない

車のエンジンがかからないときは、まず最初に疑うべきは、バッテリーの状態です。電圧が低下していればエンジンはかかりません。しばらく放置しておいた車や、普段乗る機会が少ない車では、バッテリーが原因でエンジンがかからないケースはよくあることです。

⑦鍵に問題がある場合(メカニカル鍵の場合)

鍵が変形したり、一部欠けているところがあったりすると、エンジンがかかりません。スペアキーに交換する必要があります。

自分で解決できなときはJAFか自動車保険のロードサービスを呼ぶ

自分で原因を探ってトライしてみたけれど、結局、エンジンがかからずに困ってしまった場合は、特に焦る必要はありません。

こんなケースでわたしが一番におすすめするのは、自動車保険のロードサービスを呼ぶことです。

皆さんが加入している自動車保険(任意保険)にはロードサービスが自動付帯しています。もれなく必ず付いています。

ロードサービスは、次の様なケースで利用できます。

  1. エンジンがかからない(原因を問わず、とにかくエンジンがかからずに困っているとき)
  2. キーの閉じ込め
  3. バッテリー上がり
  4. パンク
  5. ガス欠
  6. 脱輪

上記のようなケースで困ったら、まずは自力でなんとかするわけですが、それでも対処できない場合は、迷わず自動車保険のロードサービスを呼んでください。

保険会社と提携しているトラブル現場近辺の修理工場などがレッカー車で駆けつけてくれます。スタッフがその場で解決してくれることもありますし、解決できなければ、希望するディーラーや修理工場などに車をレッカー搬送してくれます。

こうしたサービスは、基本的に無料です。何か特別新たな部品を購入する場合は有償になることもありますが、そうでなければ無料です。

また、自動車保険のロードサービスを利用しても、翌年度の等級には影響しません(ノーカウント事故扱い)。保険料も上がりません。

自動車保険に加入している人は、ロードサービスをもっと積極的に利用すべきです。まず自分で解決してみようとすることは大事ですが、その一方で、何でも自分で抱え込む必要はありません。

せっかく加入しているのですから、もっと積極的に活用してください。

もちろん、JAFの会員であればJAFを呼ぶこともおすすめです。JAFの会員であれば、やはり、ほとんどのケースで無料で対応してもらえます。

下記の記事も参考になさっていただけると幸いです。

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ご覧いただきありがとうございました。