ドライブレコーダーの駐車監視で「タイムラプス」とは何?

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ドライブレコーダーの駐車監視で「タイムラプス」とは何?

タイムラプスとはtime lapseのことで、時の経過、という意味になります。

映像の世界でタイムラプスと言うと、コマ送りのような映像で時の経過を表現することです。星空や風景の長時間撮影などで使われる方式です。

ドライブレコーダーの駐車監視機能にタイムラプスが使用できる機種では、一般的に、1秒間に2フレームから3フレーム程度の映像を記録します。

滑らかな映像にするには20fpsとか30fpsといった1秒間に20フレームとか30フレーム撮影する方式が望ましいのですが(つまり普通の映像のこと)、これだと電力の消費量が多くなります

1秒で2フレームなら30fpsの15分の1の電力消費で済みます。

タイムラプスの映像で人やナンバーはわかるのか?

では、タイムラプスによる録画をしたとして、その中に当て逃げした車のナンバープレートや犯人の顔が映っていた場合、通常の録画のようにちゃんと判別できるのでしょうか?

そこは大丈夫です。1秒間に2フレームから3フレームの映像であれば、はっきり映っているコマを一時停止すればいいだけです。判別しずらい場合は拡大表示もできます。

電源の負担を減らすことが目的

もしも電気を使い放題使えるのであれば、なにもタイムラプスを利用する必要はありません。しかし、ドライブレコーダーの駐車監視機能の最大の弱点、問題点は、電源です。

車のバッテリーに直結する場合も、外部バッテリーを購入してこれにつなげる場合も、ドラレコ本体に内蔵バッテリーを搭載する場合も、常時録画で最高画質の録画を何時間も続ければ、すぐにバッテリーが悲鳴を上げます。

タイムラプスは、バッテリーへの負担を軽減しつつ、肝心な映像確認も最低限可能な方法として導入されている方法です

全てのドライブレコーダーに備わった録画方式ではありませんが、最近の機種にはたいてい付いています。まずは一度使ってみて、映像を確認してみてください。

これなら大丈夫、ということになったら、何も最高画質で常時録画する必要はないはずです。

総合的に見ると駐車監視機能としては最有力の方法かも

ドライブレコーダーで駐車監視するという場合、「常時録画」、「衝撃検知録画」、「動体検知録画」という主に3つの方式があります。

どの方式にもメリット・デメリットがあります。

「常時録画」の場合、通常の滑らかな画像を撮り続けるので、とにかく電気を食います。

「衝撃検知録画」と「動体検知録画」では、センサーが衝撃を検知したり動くものを検知した場合に録画を開始します。けれども、タイヤへのイタズラやドアパンチなどでは、衝撃が小さすぎて検知できなかったり、カメラの死角でこそこそイタズラする人物の動きをとらえきれなかったりで、必ずしも有効に機能するとは限りません。

その点、タイムラプスにはアドバンテージがあります。設置しているカメラの数や方向により有効性に限界はあるものの、「常時録画」とほぼ同等の監視機能を発揮しつつ、電源の問題はクリアーできるからです。

衝撃や動体を検知するしないにかかわらず、とにかく常時カメラのとらえる範囲を撮影し続けるのがタイムラプスです。電源も大幅に節約できるので長時間も安心です。

タイムラプスで問題があるとしたら、それはカメラの数と方向です。カメラが1台だけだと心もとないです。360度カメラにリア1カメラという布陣なら、かなり安心でしょう。

前後はほぼ万全ですし、車内と側面は360度カメラの手前側の画像でカバーできます。

そして、衝撃があってもなくても、動体を検知してもしなくても、とにかくカメラが映しだす範囲を1秒間に2コマから3コマで常時撮影し続けるのです。

実質的には、駐車監視機能としては最も有効性が高い方式、それがタイムラプスかもしれません。

【Twitter】ドライブレコーダーのタイムラプスに関するtwitter上の声

バッテリー消費が少ないのがタイムラプスの特徴です。というか、そのための装置といってもいいです。

下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。

⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視を長時間使う際の注意点は?

⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視|光るランプでモードがわかる

⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視|電源接続はケーブルで配線?

⇒⇒ドライブレコーダー 駐車監視|内蔵バッテリー方式のデメリット・メリット

⇒⇒ドライブレコーダー|前後カメラで駐車監視は有効ですか?

⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視は本当に必要かor不要か?

ご覧いただきありがとうございました。