【プチ調査】デリカD5は買って後悔する車?故障多いの?

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【プチ調査】デリカD5は買って後悔する車?故障多いの?

画像:Wikipedia

グレース泉
この記事は私グレース泉が執筆しました。数多くの転職経験を経て現在はWebライターに専念。「リサーチ9割、執筆1割」がモットー。引用元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。40代、2児の母。

アウトドアに活躍するミニバンと言えば「デリカD5」ですよね。2007年の初回販売から15年が経過し、フルモデルチェンジしないの?という声もちらほら出ています。

デリカD5はリコール回数も多いことから、買って後悔する車なの?故障が多いのでは?と不安視する人もいますよね。今回の記事ではそのような不安を持つ方のために、「デリカD5を買って後悔した人はいるのか」を、購入者のクチコミから徹底検証しました。

購入後のレビューから見えてきた不満点や故障についても解説しますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね!

デリカD5について

三菱自動車デリカ5は、フロントエンジンのワンボックスミニバンの先駆けともなった「デリカスペースギア」の後継モデル。

2007年1月31日に販売開始、2013年12月にはクリーンディーゼル車を追加、2018年11月にはビッグマイナーチェンジを行っています

デリカD5は買って後悔する車なの?

画像:三菱自動車

購入者のレビューを検証し、デリカD5を買って後悔した人はいるのかを調査しました。(参照サイト:価格コム

長く乗りたいと思える車

「アウトドア趣味が高じて、エルグランドからデリカに乗り換えたのがきっかけでしたが、良い車に出会えました。世情的に最初で最後のディーゼルエンジン車になろうかと思います。そういった意味でも長く乗りたいと思える車です。」

大満足です!

「大満足です!デカいナビや、シートのフルフラットなど利便性がいいですね!スライドドア、シートのリクライニング角度、多人数乗車、臨機応変に対応できるデリカはいいです。ボディサイズも運転しやすいです。」

デリカはいい車!

「ミニバン+4WDはデリカ一択ですので、アフターパーツ含めてデリカはいい車です。少年野球、高校野球の送迎に大活躍です。」

誇りに思います!

「デリカを所有することを誇りに思います。各項目とも大きな不満はなく、むしろ満足しています!」

「買って後悔した」というレビューは見受けられませんでしたが、購入後にいくつか不満の声をあげている人もいました。

購入後に気付いた不満とは?

 

画像:三菱自動車

エクステリアやインテリア、価格などは購入前に判断できますが、購入後の日常使いでデメリットに気付くこともあります。この章では購入後の不満点について、購入者のレビューから探っていきます。

①安全装備に対する不満

  • アイドリングストップ機能は要りません。毎回エンジン始動時に切っています
  • レーダーやカメラもなく、安全装備が貧弱なのも気になります
  • 安全装備、先進装備などを見ると古さが否めません
  • 安全装備の面ではフォレスターの方が上だと思います
  • クルーズコントロールは前の車がいない時にやった方がいいレベル
  • 車線維持もないのでこの程度の安全装置で値段を上げないでほしい

安全装置が残念、他社の最近の車と比べたら頼りないという声がありました。

ライバル車でもあるフォレスターには「後退時ブレーキアシスト」や、「後方警戒支援システム」が標準装備で備わっています。デリカD5は、他社に比べると安全装備が若干劣る部分もあります。

また、クチコミの中には、初回販売時に購入した方のレビューも含まれているため、このような声があると考えられます。

デリカD5は2018年のビッグマイナーチェンジで、以下の安全機能が追加されています。

  • 衝突被害軽減ブレーキシステム
  • 後側方車両検知警報システム
  • 誤発進抑制機能(前進時)
  • 車線逸脱警報システム
  • レーダークルーズコントロールシステム※追従ドライブ支援機能
  • オートマチックハイビーム

さらに、メーカーオプションで、マルチアラウンドモニターの装備も可能。

デリカD5は、「サポカーSワイド」の対象となっており、国が推奨する安全性の高い車両です。

②ディーゼル車特有の音や振動

  • ディーゼルエンジンですし、普通にうるさいです
  • 車内ではそこまで気になりませんが、車外では離れていても音がかなり聞こえてきます
  • 静粛性に関してはディーゼルのガラガラは目立ちますので、ハイブリッド系のミニバンに劣ります
  • 停車すると少し振動とディーゼル音が気になる

他のミニバンやハイブリッドモデルと比較すると、ディーゼルエンジンはどうしても「ガラガラ」といった独特な音が気になります。ディーゼルエンジンは燃焼圧が高いため、燃焼音や振動が大きくなります。

音や振動は、パワフル走行に適したディーゼル車ならではの特徴なので、仕方のない部分だと言えるでしょう。

③もっさり感のある発進加速

  • 気持ちよく加速しているように感じるが前に進んでいない
  • ガソリン車と比べて気付くのが出だしのもっさり感
  • 車重も重く、キビキビ感はない
  • 発進時にもっさり感がありますので交差点で譲ってもらった時など、速やかに右折しようとしても、あれっ?と思うことがしばしば

レビューでは、「もっさり感」という言葉がよく登場していました。また、ライバル車であるアルファードやエルグランドと比較すると、乗り心地が悪いと感じる人も。

買って後悔するほどの遅さではないものの、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。大人数で快適に移動できるミニバンが多い中、デリカD5は走破性を重視したモデルなので、街乗りに関してはどうしてもライバル車とは差が出るようです。

④燃費性能への不満

  • 燃費性能はもう少し頑張ってほしい。ディーゼルなので可もなく不可もなく
  • 燃費は、ライバルに比べると悪いです。リッター8~9キロと言ったところでした
  • 燃費が少し期待外れでした。高速道路では12~13の数値を出しますが、エアコンを効かせた一般道では8くらいです

ライバル車との燃費比較

車種名カタログ燃費
三菱「デリカD5」12.6km/L
トヨタ「アルファード」9.9~10.8km/L
日産「セレナ」18.0km/L※e-POWER
マツダ「CX8」15.4km/L※クリーンディーゼル4WD

カタログに記載されているデリカD5の燃費は12.6km/L。ライバル車と比較すると、セレナやCX8のエンジンが優れているといった声もあります。

デリカD5の総重量は1930~1980㎏と2トン弱の重さがあり、その分燃費の悪さが目立ちます。しかし、それだけ悪路では高い走破性を発揮できると考えられます

⑤アドブルーの補充が面倒

SNSでは以下のようなクチコミがありました。

環境のためとはいえ面倒ですね。新しいデリカのディーゼルもアドブルー入れるようです。消費はかなり少ないようですが。(参照:Twitter

新型デリカはアドブルーを使うようになり少し面倒(参照:Twitter

「アドブルー」とは、排出ガスをキレイにするために必要不可欠な尿素水のこと。デリカD5のクリーンディーゼルエンジンでは、アドブルーを定期的に補充する必要があります

「面倒だ」と感じる人もいますが、1,000km走行で1リットルの補充頻度のため、実際はそこまで手間はかかりません。ガソリンスタンドやディーラーで補充できるので、定期的に確認しておきましょう。

⑥乗り降りがしづらい

母親が足怪我してデリカ乗り降りできない(参照:Twitter

家の車がデリカなので乗り降りが地獄(参照:Twitter

ハイリフトのデリカ、乗り降りがもはやクライミング(参照:Twitter

デリカD5は床面が高いので、足の悪い人やお年寄りには乗り降りがしづらい点がデメリットとなります。

ライバル車との最低地上高の比較

車種名最低地上高
三菱「デリカD5」185mm
トヨタ「アルファード」160-170mm
日産「エルグランド(ハイウェイスター)」150mm

※最低地上高とは、水平な地表面から車体の一番低い箇所までの垂直距離

デリカD5はライバル車と比較すると、最低地上高が高く設定されています。これは、山道などのオフロード走行に適した高さです。

地面との距離が確保できれば、悪路にも強い走りができるデリカD5の長所が生きてきます。

⑦死角がある

デリカに乗って2年にもうすぐなるけど、左後ろに全く見えない死角がある…。それも、2列目の席位に接近しているとまるっと1台見えない…。ミラー、ワイドに変えないと…(参照:Twitter

荷物積むのにシート上げたデリカd5、死角が多すぎる。斜め後ろからくる車が全く見えない。(参照:Twitter

デリカD5は、3列目のシートを畳めるため、走行時の視界が悪くなることも。購入後に後悔する前に、死角については試乗時に自分の目でしっかり確認しておくと安心です。

デリカは故障が多いの?

画像:三菱自動車

デリカD5は初回の販売から15年が経過しているため、初期型に乗り続けているケースではパーツなどに経年劣化が生じます

また、比較的年式が新しい車両であっても「故障が多い、壊れやすい」といった声があるのも事実です。

三菱車に共通した作りの頑丈な車ではあるものの、故障を防ぐためには日々のメンテナンスが大事になります。

三菱が発表したリコール情報

デリカD5はリコールの届出が立て続けにあることも、故障が多いと言われる理由のひとつ。近年のリコール情報を見てみると、

2017年3月30日助手席用エアバッグのインフレーター(膨張装置)の不具合
2017年9月28日エンジンコントロールユニット(ECU)の電源制御等に使用されるリレーの不具合

・ディーゼルエンジン車の排気ガス再循環(EGR)クーラーバイパスバルブを制御するソレノイドバルブの不具合

2017年12月1日助手席用エアバッグのインフレーターの不具合
2018年1月25日エンジンの補機駆動ベルト用オートテンショナーの不具合
2022年5月12日エンジンコントロールユニット(ECU)の不具合

デリカD5に限らず、車は販売期間中でもリコールによって細かな改善を繰り返して大きなトラブルを防いでいます。事故を未然に防ぐことを目的としているので、リコールが多い=故障が多いということではありません

三菱のリコール隠し問題

(過去の三菱自動車のリコール隠し問題)

2000年:23年間に渡り10車種以上約69万台に上る不具合の隠蔽問題
2004年:さらに74万台のリコール隠しが発覚
2006年:燃費試験の不正が発覚

三菱自動車はリコール隠しや不正が過去に多く報道されたため、会社に対して不信感を持つ人もいるでしょう。

このような問題が起きてから三菱自動車では改善策として、ユーザーから寄せられた不具合情報を共有可能とする新品質の情報システムを導入しています。

「リコールを行うこと」がリスクではなく、「リコールを適切に行わないこと」がリスクにつながるとして、信頼回復を図っています。このような細やかな対応策は、リコール隠しをされるより安心ではないかと考えます。

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デリカD5はなぜフルモデルチェンジされないの?

画像:三菱自動車

デリカD5を購入するなら、フルモデルチェンジしたデリカを購入したいですよね。しかし、デリカD5は発売から15年経過するも未だにフルモデルチェンジしていない車種。

そもそも、どのメーカーでもモデルチェンジのサイクルとして具体的な期間は定められていません。自動車業界全体の傾向として、以前は4年に1度くらいのサイクルでしたが、近年では6~8年のサイクルが増えています。

フルモデルチェンジが長期化した理由

フルモデルチェンジは、マイナーチェンジのように内装や外装だけではなく、エンジンや車両の構造を変更するため巨額の開発コストがかかります。また、実走行実験が必要な「自動ブレーキ」などの安全装備も義務化され、それに対応した新しい技術が必要です。

そのため、想定以上の開発費や時間がかかることも、D5のフルモデルチェンジが長期化している一因と考えられます。

ネットでは「そろそろフルモデルチェンジされるのでは?」、あるいは、マイナーチェンジに留まり、「2023年には新色追加やボディカラー総入れ替えがあるのでは?」と予測するサイトもあります。

フルモデルチェンジを心待ちにしているデリカD5のファンにとって、もうしばらくのあいだ「モヤモヤ」「ヤキモキ」の期間が続くことになりそうです。

ひょっとするとこちらが先に販売される?:デリカミニ

画像:三菱自動車

なんと、2023年5月にデリカミニがデビューします。大デリカのフルモデルチェンジより先に小デリカが出るということになりますね。

後姿はこんな感じです。

画像:三菱自動車

カ、カッコいいですね!もしも2台持ちのご家庭なら、まずこちらを迎え入れておいて、後日真打の大デリカを購入するという手もあるのでは。あるいは、現行型を値切り倒して手に入れるか。

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まとめ

「デリカD5は買って後悔する車?故障多いの?」という疑問に関して、購入者のクチコミから実態を調査しました。デリカD5は、2018年11月にビッグマイナーチェンジが行われてから、毎年1万台の販売を継続しています。

リサーチの結果、デリカD5には買って後悔したといったレビューは見受けられません。しかし、購入後に分かった不満点もいくつかありました。

  • 安全装備に対する不満
  • ディーゼル車特有の音や振動
  • もっさり感のある発進加速
  • 燃費性能への不満
  • アドブルーの補充が面倒
  • 乗り降りがしづらい
  • 死角がある

乗り心地や死角については、試乗時に判断できます。音や振動、発進時のもっさり感については、ディーゼル車であるデリカD5ならではの仕様といえます。

「故障が多い」という声は、経年劣化やリコールが多いことが原因だと考えられます。ですが、リコールはデリカD5に限らずトラブルを回避するために必要な改善措置です。

三菱デリカは「デリバリー」+「カー」として1968年に発売されてから、50年以上愛され続ける「世界唯一のオールラウンダーのミニバン」です。次期フルモデルチェンジのデリカD5(D6?)も期待したいですね!

ご覧いただきありがとうございます。

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