【3分記事】フロアMTモード付CVTとは|AT限定免許で運転できる?

フロアMTモード付CVT・とは・免許・AT限定

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フロアMTモード付CVTとは

フロアMTモード付CVTとは、通常の無段変速機であるCVTに、マニュアルトランスミッションを模して数段のギアを選択できるようにした装置のことです。「フロア」とあるように、インパネではなくフロア部分(ドライバーの膝の横)にレバーがあります。

そもそもCVTとは無段変速機のことで、5速とか6速というように段がついてはいません。アクセルを踏み込めば、プーリーとスチールベルト(またはチェーン)の組み合わせで無段階に変速が行われます。

しかし、車を運転していると、変速に「段」が欲しい場面が出てきます。

たとえば、長い下り坂を降りる場合など、Dレンジだけだとエンジンブレーキが有効に使えずにひたすらスピードが上がっていくだけで、やむを得ずブレーキで速度を調節しなければなりません。

こんなシーンでは、もしも無段変速にいくつかの「区分け」があって、たとえばマニュアル車のように1速から5速まであれば、下り坂でそれまでの5速から3速あるいは2速に下げてエンジンブレーキを使えます。

あるいは、ワインディングロード(山道)をハイスピードでスポーツ走行したい場合など、CVTのDレンジでそのまま走るだけでは物足りないことがあります。なぜなら、高回転で力強く走り続けたいケースでもCVTが勝手に判断して、回転を抑えた走りをしてしまうからです。

そんな時、マニュアル車のように1速で目一杯走り出し、2速に変えてさらに目一杯走り、3速に変えてさらに目一杯走り・・・という走りができたら爽快です。

こういう走りに応えるためにも、ギミックではあってもMTモードがあれば楽しめます。

AT限定免許で乗れます

フロアMTモード付CVTですが、これは「マニュアル車」ではありません。大枠としては、あくまでもAT車です。

AT車には、トルクコンバーターのATもあれば、無段変速のCVTもあれば、基本マニュアルだけれど機械がAT操作してくれるDCTもあります。

CVTは、これに「フロアMTモード」が付いていたとしても、ただ単にプーリーとベルトの位置を固定するモードがあるというだけであって、機構はオートマチックそのものです。

したがって、AT限定免許(オートマチック限定免許)で運転できます。

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ご覧いただきありがとうございました。