キーパーコーティング施工後のメンテナンス|「ショップで」or「自分で」

クリスタルキーパー・ダメ・デメリット・失敗

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キーパーコーティング施工後のメンテナンス|「ショップで」or「自分で」

たとえば、ダイヤモンドキーパーの説明文には「3年間ノーメンテナンス、洗車だけ。」という記載があります。

ここでいう「3年間ノーメンテナンス」というのは、

ガラスコーティングした層に関しては、3年間何もしなくてもしっかり持ちますよ。3年の間に追加のコーティング施工をしなくても、艶と撥水性能は持続しますよ。

という意味です。

けれども、コーティング層はしっかり保持されていても、表面に落ちにくい汚れが付着し、それが薄い被膜のように全体を覆ったら、結果的に、艶は落ちるし撥水性能も劣ってきます。

たとえコーティング層は無傷であっても、車を見た人は、「なんだ、全然艶々していないな」ということになってしまいます。

この「落ちにくい汚れ」とは、雨水や黄砂などに含まれるミネラル成分のことです

ミネラル成分が付着し堆積していくことは、車を使用している以上避けられないことです。特に走行距離が多い車の場合は、付着の度合いも強くなります。

ショップでのメンテナンス

キーパーコーティングにはいくつか種類がありますが、説明の煩雑さを避けるために、ここでは「ダイヤモンドキーパー」に限定してお話しします。

ダイヤモンドキーパーには次の記載があります。

3年間ノーメンテナンス、洗車だけ。
(1年1回のメンテナンスで、5年耐久)

これはこういうことです。

ダイヤモンドキーパーには2種類あります。

  1. 耐用年数3年のコースで、通常の洗車以外はショップとしてのメンテナンスは行わない
  2. 耐用年数5年のコースで、1年に1回ショップでメンテナンスを行う

①は3年間ショップのメンテナンスはなく、ミネラル成分が付着したら、ミネラル取り洗車等を自分でやってください、というコースです。

②は、5年という長丁場なので、1年毎にショップがレジン被膜の入れ替え等のメンテナンスを行うコースです。

当然のことながら、①より②の方が料金が高くなります。(ダイヤモンドキーパー:キーパー技研)

ですから、キーパー技研のうたい文句とは異なり、私たち利用者にとって本当の「ノーメンテナンス」は②の5年コースの方です

②の5年コースなら、文字通りすべてのメンテナンスをショップにお任せできます。

しかし、①の3年コースは、3年のあいだミネラル成分が付着しないで艶っ艶の状態を保てることは困難で、通常の洗車以外に、途中でミネラル除去洗車等のメンテナンスを自分で行う必要が出てきます。

なお、②の5年コースを選択した場合、ショップで1年に1回のメンテナンスを行うのですが、これにもAコースとBコースがあって、料金が異なります。Bの方が手厚いメンテナンスです。

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自分でメンテナンス

ここまでダイヤモンドキーパーを例にメンテナンスのお話をしました。

上記説明のように、ダイヤモンドキーパーの2つあるコースの内、5年コースの方はショップにすべてのメンテナンスを丸投げできます。

しかし、3年コースの場合は、1年とか1年半経過したころに、通常の洗車以外に、ミネラル取り洗車等のメンテナンスが必要になるでしょう。

もちろん、車の使用状況によってミネラル成分の付着具合は異なります。

走行距離があまり伸びず、常に屋根付きのガレージに保管してある車なら、3年のあいだ通常の洗車のみでOK。文字通りのノーメンテナンスというケースもあるでしょう。

けれども、年間5,000キロ超走る場合であれば、雨の日の走行もあるでしょうし、汚れは蓄積していくものです。

そこで、自分で行うメンテナンスです。

【ミネラル取りクロス】

キーパーコーティングでは次のように説明しています。

クリスタル、ダイヤモンドキーパーの水ハジキが、鈍くなるケースがあります。その場合のほとんどは、コーティングの上にミネラルなどの水をハジかない物でできた、薄い膜が付着することによって起こります

※「ミネラル取り洗車」(キーパー技研)

つまり、水道水や地下水に含まれるミネラルが薄い膜を作り、それがコーティングの撥水を妨げるというのです。黄砂を含んだ雨も同様にボディーを曇らせる要因になります。

では、どうすればいいのか?

キーパーコーティングでは自社のミネラル取りクロスの使用を推奨しています。

KeePerのボディガラスコーティング施工車ならば、レジン極微量含浸のマイクロファイバークロス「KeePer限定の、ミネラル取りクロス」で、洗車の水拭き上げをするだけで、見事に水ハジキとツヤが復活します。

※「ミネラル取り洗車」(キーパー技研)

この製品はアマゾンなどでも販売されていますよ。

【ミネラル取り洗車券】

キーパーコーティングの加盟店の中には、クリスタルキーパーやダイヤモンドキーパーを施工した顧客に、無料の「ミネラル取り洗車券」をプレゼントしているところもあります。

たとえば、3年耐久のダイヤモンドキーパーを施工した場合なら、初回施工から1年半後ぐらいに洗車券を使えば、トータルで3年間は強烈な撥水と深い艶を楽しむ事が出来る、というわけです。

ちなみに、この「ミネラル取り洗車」を有償でやってもらう場合の料金は、

SSサイズ:2,400円(ワゴンRなど)
Sサイズ:2,510円(デミオなど)
Mサイズ:2,740円(プリウスなど)
Lサイズ:2,940円(レガシー、クラウンなど)
LLサイズ:3,300円(アルファードなど)

といった金額になります。

【お客様お手入れキット】

キーパーコーティングでは、コーティング施工後に「自分でお手入れがしたい!」という要望に応えて、その名も「お客様お手入れキット」を全国のKeePer LABO、KeePer PROSHOPにて販売しています。

キット内容は、

  1. ミネラルオフ
  2. コーティング専門店の虫とりクリーナー
  3. コーティング専門店のカーシャンプー
  4. キーパークロス
  5. ダイヤクロス
  6. 洗車専用スポンジ 小
  7. 防水・収納バッグ

というもので、価格5,500円です。

車は使用方法によって汚れの付き方が異なります。

たとえば、夜間にハイビームで長時間走る機会が多いケースでは、ヘッドライト周辺に虫の死骸がこびりつきます。

また、雨の多い地域にお住まいで、青空駐車の車両であれば、ボディーにミネラル分が付着する度合いが高まります。

このように、様々なケースがあるので、メンテナンス方法も一様ではないのが実際のところでしょう。

せっかくキーパーコーティングで艶々した美しい輝きとキレのいい撥水性能を手に入れたのですから、この特別な満足感を常にキープしたいという人も大勢います。

そういう人にとって、自分のペースで汚れをその都度取り除けるキットは大いにありがたいアイテムになると思います。

クリスタルキーパー・ダメ・デメリット・失敗

結局、クリスタルキーパーとダイヤモンドキーパーのどちらがおすすめ?

2022年7月30日
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