【盲点!】タイヤ交換の際はサイドブレーキをかける?失敗例を見る

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タイヤ交換の際はサイドブレーキをかける?失敗例を見る

自分でタイヤ交換する場合、サイドブレーキは必ず掛けた状態で行ってください。

サイドブレーキは通常は後輪を締め付けるので、前輪を交換する場合はサイドブレーキを掛ける必要はないと思う方もいるかもしれません。

しかし、これはタイヤ交換の失敗例としてよくあることですが、たとえば前輪のタイヤ交換をする場合に、ジャッキアップした時は問題なかったけれど、ジャッキを下したとたんに車がスルスルと動き出す事例は数多くあります。

これはサイドブレーキをかけていなかったから発生した失敗例です。

では後輪のタイヤ交換の場合はどうか?

サイドブレーキをかけておかないでジャッキアップすると、ジャッキアップの際に前輪がスルスル動き出すことがありますし、ジャッキを下した際にもやはりスルスルと動き出すことがあります。

では、結局どうすればいいのか?

タイヤ交換時の注意点

前後どちらのタイヤを交換する場合でも、まずサイドブレーキをかけ、交換するタイヤの対角線上にあるタイヤに輪留めをして、それからジャッキアップを行うのが基本です。

自分でタイヤ交換する場合は、サイドブレーキ輪留め、この2つを忘れずに。

なお、サイドブレーキを掛けた状態でジャッキアップする際、ブレーキが掛かっている車輪(多くは後輪)からキュルキュルあるいはギシギシといった異音がすることがあります。

これはしっかりサイドブレーキが効いている証拠であり、故障ではありません。

AT車はPレンジに入れておくべきか?

サイドブレーキ以外に注意すべきは、AT車の場合のシフトの位置です。

タイヤ交換でジャッキアップする場合はPレンジ(パーキングレンジ)に入れておくのが正解です。

ただし、たとえばFF車の場合ですが、Pレンジに入れておくと、車が地面に設置している間は前輪がロックされて動きませんが、タイヤが浮き上がってくると前輪は手で回るようになります。※手で回りますが左右のタイヤの回転方向は逆になります。逆向きになら手で回るということです

Pレンジで固定されるのは前輪の左右の間にあるディファレンシャルギアです。ディファレンシャルギアは車がカーブを回る時に発生する左右のタイヤの回転差を調整するのが役目です。

Pレンジでディファレンシャルギアをロックしても、タイヤが地面についている時は車の動きをストップできますが、宙に浮きあがった状態になると、左右のタイヤが逆に回転するのを止めることはできません。だから簡単に手で回転するわけです。

いずれにしても、タイヤ交換で車体を上げたり下げたりする際は、Pレンジに入れておくのが正解です。

Pレンジに入れておかないと、タイヤ交換が終了して車両を地面に下した際に、スルスルと動き出す可能性があります。

もちろん、その際にサイドブレーキを掛けておけば後輪が動きませんし、輪留めをしておけばやはり車は動き出すことはありません。

つまり、タイヤ交換で車両を上げたり下げたりする際に、不用意に車が動き出さないために、サイドブレーキと輪留めとPレンジによって2重3重の安全策を取っておくべき、ということです。

MT車の場合はギアを1速またはバックに

マニュアル車(MT車)のタイヤ交換をする場合は、FF車であれFR車であれ4WD車であれ、ギアを1速かバックのいずれかに入れた状態で行ってください。

こうしておけば、タイヤ交換が終了して車両が地面に下された際にスルスルと車が動き出す心配はありません。

もちろん、2重3重の安全策として、サイドブレーキと輪留めも同時に行ってください。

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