【5分解説】タイヤのピンチカットの危険度はどのくらい?即座に交換?

タイヤ・ピンチカット・危険度

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タイヤのピンチカットの危険度はどのくらい?即座に交換?

タイヤにピンチカットの症状が出たら、即座にタイヤ交換しなければなりません。

ピンチカットの危険度は最大級です

超危険状態です。

いつパンクやバーストが発生しても不思議ではない状態です。

ピンチカットとは?

車のタイヤはゴムだけでできているのではありません。

ゴムの内部にはカーカスコードと呼ばれる繊維素材が埋め込まれています。カーカスコードはワイヤーとも呼ばれることがありますが、素材はスチールやテキスタイルです。

カーカスコードは補強材です。

タイヤの形状や強度を保つために、トレッド面やサイドウォールなどタイヤの全面に埋め込まれています。

このカーカスコードが切断されると、その部分の強度が極端に弱くなるので、コブのように膨らみます。

このようにカーカスコードが切れてコブができる症状をピンチカットと呼びます。

ピンチカットはタイヤのサイドウォールに生じやすい症状です。なぜなら、タイヤのトレッド面にはカーカスコード以外にスチールベルトなどが埋め込まれているので、サイドウォールより強度があり、ピンチカットが生じにくくなっているからです。

いずれにしても、ピンチカットは目視ですぐ発見できます。

ピンチカットができる原因は?

タイヤにピンチカットができる原因は主に下記の4つです。

  1. タイヤを路側のブロックにこすりつけた
  2. (トラックなど)いつも過積載で走行している
  3. タイヤの空気圧が低すぎる
  4. タイヤの不良

上記の内、①②③はドライバーが日頃から注意することで防止できます。

しかし、④のタイヤの不良はタイヤメーカーの責任です。あまりに格安タイヤを求めると、不良品をつかまされる結果になります。

ピンチカットを発見したら即座に新品タイヤと交換してください!

いったんピンチカットの症状が発生したタイヤは補修不能です。

新品タイヤと交換するしかありません。

ピンチカットしたタイヤで走行を続けると、いつパンクやバーストしても不思議ではありません。

とりわけ、高速道路を走行すると、一般道よりタイヤの内圧ははるかに高まりますから、一瞬にしてタイヤがバーストし、タイヤのゴムやスチールやテキスタイルの破片が道路上にまき散らされることになります。

ごくまれに、ピンチカットでタイヤにコブができた状態のまま数十キロ走行して平気だった、などという書き込みを見かけることがありますが、それはたまたま運が良かっただけの話です。

いつパンクやバーストしても不思議ではない状態です。

ピンチカットは目視ですぐ発見できますが、走行中のいつもと違う音や振動でも気づくことが可能です。

発見したら、すぐにタイヤ交換してください。

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下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。

⇒⇒タイヤが変形してコブが|パンク修理やピンチカット

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