【2分解説】タイヤの左用右用の見分け方|そもそも左右があるのですか?

タイヤ・左右・見分け方

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タイヤの左用右用の見分け方|そもそも左右があるのですか?

乗用車用として販売されているタイヤで、左用とか右用という区別があるタイヤはたぶん存在しないと思います。

左右の区分けはない一方で、「回転方向」と「取り付け位置~内側か外側か~」を指定しているタイヤはあります。

というか、ほとんどのタイヤは「回転方向」と「取り付け位置~内側か外側か~」のいずれかの指定があります。

ごくまれにこの両方の指定があるタイヤも存在するようです。

まず、「回転方向」の指定ですが、下記の画像のように「ROTATION⇒」といった記載がタイヤのサイドウォール(側面)にあります。

タイヤの向き

転がり方向を指示するマーク

この指定があるタイヤを車に取り付ける場合は、タイヤが回転する方向と⇒の方向を合わせる必要があります。

次に、「取り付け位置~内側か外側か~」の指定があるタイヤですが、下記の画像のように「INSIDE」とか「OUTSIDE」といった記載がタイヤのサイドウォール(側面)にあります。

タイヤローテーション・イン・アウト・指定

インサイド・アウトサイドの指定

たとえば、上記画像のタイヤを取り付ける場合は、「INSIDE」がある面を車の内側にします。

*******

ほとんどのタイヤは「回転方向」と「取り付け位置~内側か外側か~」のいずれかの指定がついているのですが、まれにこの両方の指定がついているタイヤがあって、こうしたタイヤの場合は、結果的に左用タイヤと右用タイヤが指定されることになります。

指定とは逆の取り付け方をした場合はどうなる?

タイヤには「回転方向」と「取り付け位置~内側か外側か~」のいずれかの指定、または両方の指定があるのが普通ですが、実際にタイヤを取り付ける際にこの指定と逆の取り付け方をした場合、結果としてどんな不都合が発生するのでしょう?

良くないのはわかるけれど、何か決定的に重大な危険が発生するのでしょうか?

その答えですが、即座に重大な危険が発生することはないようです。

回転方向を逆にしたり、INSIDEやOUTSIDEの指定を守らなかったとしても、とりあえず車は普通に走ります。

ただし、一般的な傾向として、回転方向を逆にしてもそれほど大きな不都合は生じない反面、内側や外側の指定を守らなかった場合は性能面で大きな違いが出やすいようです。

具体的には、制動性能、コーナリング性能、直進安定性、撥水性能、グリップ性能などが落ちるという報告があります。

なお、静粛性はいずれの指定に反した場合も悪い結果になりやすいようです。つまり、ややうるさくなる傾向にあるようです。※ものすごく大きな違いではありませんが

このように、指定に反した取り付け方をしたからと言って、即座に重大な不都合が発生するわけではないものの、様々な場面で遭遇するタイヤの限界域の特性は、間違いなく低下すると思います。

やはり、指定を守るほうがいいに決まっていると思います。

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