【2分解説】車|ホイールのボトムマークとは|丸いマークの意味は?

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画像:昭栄自動車様ブログより

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車|ホイールのボトムマークとは|丸いマークの意味は?

アルミホイールやスチールホイール(鉄チン)がまだ新しいうちは側面に白丸のマークがついていたりします。直径10mm~15mmほどの丸いマークです。これをボトムマークと呼びます。

ボトムマークは使用するうちにやがて自然に消えていきます。また、全てのホイールにボトムマークがついているわけではなく、何のマークも付いていないホイールも存在します。

しかし、多くのホイールにはボトムマークがついていて、それはたいてい白い丸のマークであり、タイヤを組み付ける際の目印になっています。

具体的には、ホイールの白いボトムマークにタイヤの赤丸の部分を合わせて組み付けします。これを「位相合わせ」と呼んでいます。

  • ホイールの白いボトムマーク:ホイールの半径が最も短いところを意味する
  • タイヤの赤いマーク:タイヤの半径が最も長いところを意味する

こうしたタイヤとホイールの組み合わせは、ホイールバランスをよくするために行われます。

タイヤもホイールも真円を目指して製造されるのですが、実際には完璧な真円とはならずに、非常にわずかではありますが半径に誤差が発生します。

そこで、ホイール半径が最も短い地点とタイヤ半径が最も長い地点を合わせて組み付けることで、全体としてのホイールバランスを最適化しようというわけです。

実際のホイールバランス調整では、白丸と赤丸を合わせただけではまだ完璧なホイールバランスは取れないので、さらに調整してオモリをつけていくのですが、最初にタイヤとホイールの長短で打ち消し合っているので、オモリの量も少なくて済むのです。

質量合わせ
ホイールに白い丸マークがない場合は、タイヤの黄色い丸とホイールのエアバルブの位置を合わせます。これを「質量合わせ」と呼びます。タイヤの黄色マークの位置はタイヤの質量が最も軽い場所で、ホイールのエアバルブの位置はホイールの質量が最も重い部分です。軽い部分と重い部分を合わせることでホイールバランスをよくする効果があります。
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