BYDのATTO3はどんな車?スペック・正規ディーラー情報とプロの評価

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BYDのATTO3はどんな車?スペック・正規ディーラー情報とプロの評価

BYD ATTO3 (Wikipedia

Mr.乱視
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【2023年7月18日追記】ATTO3型式指定を取得。CEV補助金65万⇒⇒85万に引き上げ

情報詳細
メーカーBYDジャパン
車種ATTO 3
型式指定取得国土交通省の型式指定を取得
中国ブランド初中国車ブランドの型式取得は初となる
CEV補助金引き上げ「クリーンエネルギー自動車(CEV)導入促進補助金」の上限額が65万⇒⇒85万円に引き上げ
受注開始予定EV「ドルフィン」でも型式指定を取得する予定
販売手続きの変更型式取得により、輸入自動車特別取扱制度(PHP)の利用で現車提示が不要になり、業務の迅速化が見込まれる
販売台数制限撤廃PHPの年5千台までの上限制限がなくなる

【2023年4月26日追記】2023年1月31日に発売されたATTO3は、これまでの約3カ月で305台を販売。販売店網構築も順調とのこと。(WebCG)


(ここから記事本文)

中国の電気自動車最大手のBYD(ビーワイディー)が日本市場に参戦することが決まりました。2023年1月31日に100%電気自動車であるSUVタイプのATTO3(アットスリー)の販売を開始しました。

 

BYDは2022年の通年で世界で最も数多くの電気自動車を販売したメーカーです(グループ全体の数字)。年間で約186万台を販売し、2位テスラの131万台を抑えて初の年間トップの座に輝きました。

 

このページでは、BYDが日本市場に送り込むATTO3はどんな車か、そのスペックとネットメディア上の評価等をご紹介します。

 

また、2025年までに100店舗を超える正規ディーラー網を構築するというBYDの今後についても、わかりやすくご案内したいと思います。

 

いずれにしても、この会社、かなり「本気」のようです。

BYDはどんな会社?

BYDは中国深圳の自動車メーカーです。2022年にはテスラを抜いてEV車の販売台数世界1位の会社になりました。※グループで1位。メーカー別ではテスラが1位。

 

BYDの時価総額は、2022年6月時点で自動車業界世界第3位(1,288億ドル~約16兆7,400億円~)です。※1位はテスラ、2位はトヨタ。4位はフォルクスワーゲン(The Headline

 

EVバスで有名

BYDは、すでに京都や沖縄でEVバスが高いシェアを集めています。BYDのEVバスは2018年に沖縄で初導入され、その評判を聞きつけて、以来他の地域でもEVバスの導入が増えています。

 

乗用車は日本初進出

BYDは2023年1月31日にBEVのATTO3の販売を開始しました。当面はATTO3のみの展開ですが、2023年中にコンパクトBEVの「DOLPHIN」とBEVのハイエンドセダン「SEAL」を投入する予定。

 

販売は正規ディーラー網で

当面は、正規ディーラー日本1号店となる「BYD AUTO 東名横浜」を拠点にスタートしますが、2025年末までに、ショールームを備えた商談や試乗が可能な100を超える正規ディーラー網を構築すると発表しています。

 

なお、「ディーラー店舗数100」がどの程度の規模感かというと、2022年7月現在、ボルボが119店舗、ジープが101店舗、フィアットが97店舗、プジョーが96店舗です。(日本ソフト

 

BYDは2年ほどでジープやフィアットなどと同等の正規ディーラー網を築こうとしているのです。

 

テスラやヒョンデは、基本的に店舗をもたないネット販売の形式です。一方で、BYDは正規ディーラー網を充実させて、店舗で試乗してもらい、車に触ってもらい、担当者と商談してもらい・・・といった売り方を目指しています。

 

かなり本気でやるのではないでしょうか。だって、BYDってお金持ちですから。2022年6月時点でフォルクスワーゲンより時価総額は上です。

 

私たち日本のユーザーは、いままで販売網が尻すぼみになっていった自動車会社をいくつも見てきました。シト〇エンなんて、何度販売店を変えてきたか。アメリカのフォー〇なんて、けっこう人気のSUVがあったのに撤退しましたね。こんなの何度も見てきました。

 

ですが、それらはたいていランキング中位以下の会社でした。BYDは飛ぶ鳥を落とす勢いの会社です。要するに山ほど「ゼニ」があるんです。

 

怖いほど本気でやるのではないでしょうか。「どうせ、そのうち・・・」と冷めた目で見るより、「他とは違う」と思っておいたほうがよさそうですよ。

 

【追記1】全国に広めるディーラー店舗は、直営ではなく、各地の自動車販売会社と契約を結びディーラー運営を行う方式のようです。ということは、私の地元山梨のフォルクスワーゲン店舗はトヨタの販売会社が経営していますが、これと同じような提携を結ぶということですね。

 

【追記2】さらに、認定中古車制度を創設するそうです。つまり、BYDの販売店がBYD車の買取と再販を担うことで、現在中古車市場において評価が低めなEV車の価値を維持する、というのです。

 

【追記3】販売方法として、サブスク型リース「eフラット」をプッシュしていくそうです。補助金を含めることで、月々4万4440円の負担でATTO3に四年間乗れます。別途、任意保険の加入が必要ですが、気軽にBYDに乗れる提案をしていくとのこと。

 

【追記4】電欠の際に近くの充電スポットまでの移動を可能とする駆けつけ充電サービスを提供するとのこと。

 

【追記5】BYDオートジャパンの東福寺厚樹代表取締役社長は、中国本土のBYD側から、日本市場に参入を決めた以上、絶対に撤退はしない覚悟で挑む、と明言されたそうです。「銭」がある上に「覚悟」もあるんですから、本気度高いと思います。

 

ATTO3はどんな車?

BYD ATTO3 (Wikipedia)

ATTO3は1グレードです。価格は税込みで440万円。並み居るライバル車の中で最安値となります。東京都の住民なら補助金込みで310万円で買えます(詳細は後ほど)。

 

デザインを担当したのはアウディやランボルギーニ出身のウォルフガング・エッガー氏。ATTO3はSUVとしてはやや背が低く、クーペSUV風のシルエットを持ちます。

 

ATTO(アット)という名前の由来は、物理学で測定可能な最短の時間単位「アト秒=10のマイナス18乗分の1秒」から来ているそうです。

 

ATTO3は、ヨーロッパ市場で販売される新車を対象とする安全性評価試験ユーロNCAPで5スター(最高評価)を獲得しています。

 

ATTO3の車体は、BYDの他のモデル同様に、群馬県の「TATEBAYASHI MOULDING」の金型技術のもとで製造されています。TATEBAYASHIはBYDグループの一員です。

 

ATTO3のライバル車たち

BYDのATTO3の立ち位置は、BEV市場における最激戦区と言える場所です。

 

データサイエンスの粋であるビッグデータ解析を基にしたアマゾンのレコメンド風に表現するなら、「この車に興味がある人は下記のような車にも興味があります」となるはず。※アマゾンの売り上げの大半はレコメンド機能によるものと言われています。ネットフリックスも同様でしょう。

  • BYD・ATTO3:440万
  • フォルクスワーゲン・ID.4:499万~648万
  • 日産・アリア:539万~790万
  • テスラ・モデルY:579万~750万
  • ヒョンデ・アイオニック5:479万~589万
  • トヨタ・bZ4X:600万~650万
  • スバル・ソルテラ:594万~682万
  • ホンダ・ホンダe:495万
  • メルセデスベンツ・EQB:788万~906万
  • BMW・iX3:862万
  • アウディ・Q4 e-tron:620万~710万
  • ボルボ・XC40 Recharge:579万円~679万

 

 

上記の多くの車は、2022年中に日本市場に参入したモデルです。たった1年であっという間に様相が一変したということになります。

 

スペック・仕様

BYDのATTO3の主な仕様・スペックは以下の通りです。

 

【サイズ・重量】

  • 全長4455×全幅1875×全高1615mm
  • ホイールベース2720mm
  • 最小回転半径:5.35m
  • 車両重量:1750㎏

 

ライバル車と比較すると、全長は短めですが、全幅が広い方の部類に入ります。ライバル車の中でサイズが最も近いのが、ボルボXC40 Rechargeです(4440×1875×1650)。

 

【EV専用プラットフォーム】

ATTO3の車両プラットフォームはEV車専用のものです。ガソリン車やハイブリッド車のプラットフォームを流用しているメーカーもありますが、BYDはEV専用メーカーなので、当然、プラットフォームもEV専用設計です。

 

BYDのEV専用プラットフォームは「e-Platform 3.0」という名称です。フラットで低い床面を実現し、BYD独自開発のリン酸鉄リチウムイオン電池「ブレードバッテリー」という薄型の蓄電池を搭載しています。長寿命が特徴。薄型であることから乗り降りがしやすく、運転姿勢も窮屈さがなく、自然で、低重心の安定した走行が可能になっています。

 

自動車サイトの中には、ATTO3の専用プラットフォームによって実現している運転のしやすさを称賛し、

(ATTO3以外に)フロアが低くて快適だったEVは、日産『サクラ』とテスラ『モデルY』

とコメントしているところもあります。(レスポンス

 

【最高出力・最大トルク】

  • 最高出力:150kw(204ps)
  • 最大トルク:310n.m(31.6kgm)

 

  • 0→100km加速:7.3秒 ※日産アリアB6は7.5秒

 

【総電力量】

  • 総電力量(バッテリー容量):58.56kWh

 

【タイヤサイズ】

  • タイヤサイズ:前後235/50R18
  • タイヤ銘柄:コンチネンタル「エココンタクト6Q」

 

【航続距離・充電時間】

  • 1充電走行距離:485km ※WLTC値自社調べ
  • 急速充電はチャデモ対応で85kW以下
  • 普通充電は6kWに対応

※充電時間は今のところ非公表

 

【安全装備・快適装備等】

  • アダプティブクルーズコントロール(ACC)
  • レーンキープアシスト(LKA)
  • 自動緊急ブレーキ(AEB)
  • 緊急時車線維持支援(ELK)
  • BYD E-CALL(事故自動緊急通報装置)
  • 車線変更アシスト(LCA)
  • リアクロストラフィックブレーキ(RCTB)
  • ドアオープンワーニング(DOW)
  • インテリジェントスピードリミットコントロール(ISLC)
  • アラウンドビューモニター
  • ブラインドスポットインフォメーション(斜め後ろの接近車両を検知する機能)
  • ドライブレコーダー(クルマの前で記念写真が撮れる)※フロントカメラのみ

※ATTO3では他メーカーで高額なオプション設定になる上記機能のほとんどが標準装備※アラウンドビューモニターとブラインドスポットインフォメーションとドライブレコーダーの3つだけでも他社なら30万~40万上乗せになるはず。

 

その他快適装備として、

  • パノラマサンルーフ
  • ウインカーレバーを右に移設※アイオニック5と同じ
  • OTAリモートアップデート(予定)
  • ヒートポンプエアコン(ヒートポンプ式は電費に貢献する)
  • パワーテールゲート(手がふさがっている時の積み込みがラク)
  • シートヒーターは前席のみでベンチレーションなし
  • 室内はLEDのマルチカラーアンビエントライト
  • ダッシュボード中央に12.8インチのモニターが。モニターは90度回転させてタテでもヨコでも使える
  • CarPlay/Android Auto
  • ナビは日本語表記(←当たり前だ)※地図はゼンリン

があります。

 

【ボディーカラー】

ATTO3のボディカラーは、

  • 「サーフブルー」
  • 「スキーホワイト」
  • 「パルクールレッド」
  • 「ボルダーグレー」
  • 「フォレストグリーン」

の5種類になります。

 

【内装の特徴】

ATTO3の内装の特徴は以下の通り。

  • インテリアは“フィットネスジム×音楽”をモチーフ
  • 「トレッドミル(ランニングマシン)」に着想を得たセンターアームレスト
  • ハンドグリップを想起させるドアハンドル
  • 弦を弾くと実際に音を奏でるドアトリム(3本の弦のようなものがある)
  • 開放感のあるパノラマルーフ
  • 基本的な操作は物理スイッチ

 

【購入方法:ローン等】

  • 4年間のサブスク型リースプラン:「BYD eフラット」という頭金・ボーナス払いがない月々4.4万円(登録諸費用・自動車税込み・税抜き)の4年間サブスク・リースプラン
  • 残価据置型ローン:「BYD eローン」

現金やクレジットカード一括払い以外に、上記の支払い方法を用意しています。

 

その他、BYDオーナー専用にオリジナル補償が付帯される「BYD e自動車保険」も用意されています。

 

【補助金】

車両から電気を取り出すV2L(キャンプなどで電化製品に)とV2H(家に)に対応。そのため経済産業省のCEV補助金の適応対象。補助金が2023年も今まで通りの条件で継続されれば、満額の85万円になります。

 

ATTO3への補助金が適用されるのは令和5年度の補助金。そして、ATTO3の納車は3月頃からになりそうなので、補助金の詳細に関しては令和5年度の補助金制度の詳細が発表されないと正確なところはわかりません。

※CEV補助金の対象になるか、金額はいくらか、これらは下記サイトで最新の情報を確認してください。

⇒⇒CEV補助金対象 最新車両(EV)(一般社団法人 次世代自動車振興センター)

 

さらに、EV車への補助金は、地域によって、各自治体の補助金が上乗せになります。たとえば東京都の場合、さらに45万円の補助金が支給されるので、85万円と合わせて合計130万円。

 

すると、東京都でATTO3を購入するとしたら、車両価格440万円-130万円=310万円が車両本体価格になります。これに諸費用が加わりますが、並み居るライバル車の中で<最安>となる可能性大です。

 

なお、東京都の補助額は2022年の途中から45万⇒⇒75万に増額されています。これが適用された場合は、上記よりさらに30万安くなって280万円です。※制度は変わることがあるのでその都度確認してください。

 

評価・レビュー

ATTO3は2023年1月31日に販売開始された車です。この記事を書いている2月4日現在、日本の公道を走っているATTO3はほぼ0台です。

 

したがって、この車の評価・レビューとなると、いつものように価格コムやみんカラの皆さんのレビューに頼れません。

 

そこで、自動車サイトのプロのレビューを参考にさせていただきます。

 

乗り心地

  • 18インチで50扁平にしたのは正解。タイヤのゴトゴト感もそれほどなく、ゆったりとした乗り味になっていて、穏やかな性格のATTO3にマッチしていた。(CORISM
  • 30km/hまでの低速域で自動的に発生する「ウーン」とうなるようなモーター音は、もう少し音量を下げてもいいのでは。

 

  • 高速道路の継ぎ目のいなしは上手だ。乗り心地はいい。
  • 静粛性が高い車だが、高速道路など速度が上がるとルーフ周辺の風切り音が気になった。また、加速時のキーンというインバーター音も少々耳障りな印象を受けた。(CORISM

 

走行性能

  • スポーツモードでアクセルをベタ踏みすると、0→100kmが7.3秒というだけあって、俊敏なダッシュ力を発揮する。

 

ハンドリング

  • ハンドルは軽いが、操舵に要する量は多めで、あまりスポーティーとは言えない。だがゆったり乗れるタイプ。
  • きわめて低重心な走りをする。コーナリングは速い。
  • FFなので直進性は抜群だが、コーナーに侵入する際のステアリングの切りはじめにこじるような抵抗感がある。フロントタイヤにモーターによる大トルクが絶えずかかっているので、左右トルクのコントロールが難しいのかもしれない。(マイナビニュース

 

内装

  • 内装の質感は400万円台のクオリティとは思えないほどの上質感がある。日産リーフよりずっと上質。
  • 内装はある意味奇抜なデザインだが、良く練られていて、感性に馴染むディテールの仕上がりだ。

 

燃費(電費)・航続距離

  • EVの実質走行可能距離はWLTCモードの約7割と言われているから、485kmのATTO 3はフル充電で340kmほど走れる計算(485×0.7)。
  • 試乗を終え、ATTO3の実電費値、約8.1㎞/kWhという結果は、かなり優秀だ。(CORISM

 

その他

  • 回生ブレーキの効きは切り換えられるが、あまり大きくは変わらず、回生時の減速Gは比較的弱めだ。日産のようなワンペダル操作はできないタイプ。
  • 唯一、販売面で懸念されるのが日本人の中国製品に対するナショナリズム。
  • 大型のディスプレーで、縦横自由だが、まるでiPadを立てかけてあるみたいで笑ってしまった。

 

まとめ

「BYDのATTO3はどんな車?スペック・正規ディーラー情報とプロの評価」のテーマで解説してきました。

 

BYDのATTO3は<価格破壊車>です。潜在力としては正真正銘の「ゲームチェンジャー」になり得る存在だと思います。

 

東京都在住で、CEV補助金と都の補助金をフルに受けることができれば、ATTO3をVWゴルフのベーシックグレードと同じくらいの価格で新車購入できます。その価格、310万円也。※東京都の補助金の額によっては、さらに30万安くなって280万円です。

 

しかも、ゴルフの場合は、あれこれオプションを付けるとあっという間に400万円カーになるのですが、ATTO3の場合は、様々な快適装備・安全装備がほぼほぼ標準装備なのです。

 

これから充実するであろう正規ディーラーの店舗で見積書を作成してもらい、他の競合モデルの見積書と見比べたら、ほとんどの人がびっくり仰天するはず。

 

いまや、自動車ディーラーの最大のキャッシュポイントは「オプション販売」にあります。ライバル車たちは、たとえオプションてんこ盛りでなく、1つか2つ追加しただけでも、値段は跳ね上がります。

 

でも、ATTO3には最初からほぼみんなついてくるのです。御見積書の一番下にある最終価格は、他と比較してびっくりするほどの差額が付くはずで、皆さんは身をのけぞらせて驚くはず。

 

本当に恐ろしい車が参入してきたと思います。

 

確かに、電気自動車なので充電施設等に制約があるのは事実です。ですが、自身のカーライフを振り返った時に、「特に問題ない。何とかなる」という人も実はかなりの実数いると思います。

 

その証拠が、日産サクラや三菱ekクロスEVのスマッシュヒットでした。

 

「いまのところ」ではありますが、EV車はガソリン税のような燃料課税がありません。電気代は高騰していますが、毒のように税金が盛られたガソリンで走るよりは、依然として割安でしょう。

(※)電気自動車と燃料課税の関係については、こちらの記事をお読みください。⇒⇒走行距離課税とは

 

とりわけ、屋根に太陽光発電があって、自家製の電気を車に充電できる家庭なら、感覚的には<タダ>で乗れる感じになります(実際は経費かかっていますが)。維持費、大助かりです。

 

BYDは、ATTO3に相当自信を持っているようです。「商品力」という意味での自信です。どこまで健闘するのかとても楽しみな車です。

 

※補助金を受け取るタイミングについて:記事中には誤解を招く表現があります。国の補助金も自治体の補助金も、「車両登録後、車両代金の全額の支払いを完了」した後からでないと申請できません(申請方法)。申請して認められたら、そこから2,3ヶ月後に口座に振り込まれます。つまり、購入時に補助金が手元にあることはありません。

 

【参考データ】:日本市場でのEV車販売台数

参考までに、日本市場での電気自動車(BEV)の販売台数をご紹介します。2022年通年の数字です。

  1. 日産サクラ:21887台
  2. 日産リーフ:12732台
  3. 三菱ekクロスEV:4175台
  4. 日産アリア:3285台
  5. ホンダe:371台
  6. トヨタbZ4X:346台
  7. レクサスUX300e:272台
  8. スバルソルテラ:180台

 

さらに、ATTO3のライバルと目される車の販売台数を。同じく日本における2022年通年の数字です。

  • ホンダe:371台
  • ソルテラ:105台
  • bZ4x:346台
  • BMWのEV車:1200台(2022年1月~7月)※iX3単独の数字は不明
  • アウディのEV車:808台※Q4 e-tron単独の数字は不明
  • ボルボのEV車:約800台※ほとんどがC40 Rechargeの数字と見られる

 

日本国内で販売された乗用タイプの車のうち、BEVの割合は約1.7%です。1%を超えたのは2022年が初めて。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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