【記事丸わかり】
⇒⇒【モトブログ】167回目 すれ違い用前照灯【VTR250】 |
走行用前照灯とすれ違い用前照灯とは?
走行用前照灯とはハイビームのことです。また、すれ違い用前照灯とはロービームのことです。
いずれも道路運送車両法における正式名称であり、ハイビームとロービームは俗称です。
車検検査の保安基準
道路運送車両法の保安基準には、前照灯(走行用前照灯とすれ違い用前照灯)に関して次のような規定があります。
<走行用前照灯とすれ違い用前照灯に共通>
- 色は白色のみ※平成17年12月31以前に登録された車は黄色も可
- 左右同色・左右対称であること
- 色温度は3,500ケルビンから6,000ケルビン程度※色の確認は検査官の目による主観評価
- 位置・高さ:ヘッドライトのレンズ上部の高さが地面から120cm以下で、下部が50cm以上。レンズ部の端からボディ側面まで40mm以内に収まっていること
- HIDも規定を満たしていれば問題なし
<走行用前照灯>
- 光軸調整:夜間前方100メートル先の障害物を確認できること
- 明るさ:2灯式では15,000カンデラ以上、4等式では12,000カンデラ以上
<すれ違い用前照灯>
- 光軸調整:夜間前方40メートル先の障害物を確認できること。※平成27年9月1日の車検からロービームの光軸調整が基本となっています。しかし、ハイビームの検査ラインしかない検査場ではハイビームで検査しています
ご覧いただきありがとうございました。