【今のサイレンは何の意味?】夜中にウーとうるさい長い変なサイレン・空襲警報みたいなサイレン

<当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています>



こちらの記事も読まれています

 

【今のサイレンは何の意味?】夜中にウーとうるさい長い変なサイレン・空襲警報みたいなサイレン

Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

 

緊急時や災害時には、サイレンが鳴らされることがあります。しかし、サイレンの鳴り方は1種類ではありません。特に、夜中にサイレンが鳴り響いた場合、「今のサイレンは何?」と誰もが驚き、戸惑うのでは。

 

このページでは、様々な種類のサイレンをご案内したいと思います。また、サイレンが鳴らされた場合の適切な対応方法についても考えていきます。

 

サイレンの種類

火事や交通事故、集中豪雨による河川の決壊、地震による津波など、サイレンは様々な状況で鳴らされます。サイレンを鳴らす発信源も、状況によって様々です。

 

(サイレンが鳴らされる状況)

火事や災害の時は、消防署や消防車や自治体の防災無線などがサイレンの発信源になります。交通事故のけが人の搬送、急病人の病院への搬送時には、救急車がサイレンを発します。

 

また、高速道路上でパトカーがスピード違反車両の後ろでサイレンを鳴らすこともあります。パトカーは逃走車両の追跡など、いろんなシーンでサイレンを鳴らします。

 

(サイレンの種類と意味)

サイレンの鳴らし方にはいくつか種類があり、それぞれ「意味」が異なります。

  • 火災の出動:「ウ~・カンカンカン・う~・カンカンカン」と消防車等がサイレンと鐘を交互に鳴らします。
  • 地震・水害等の自然災害:「ウ~・ウ~・ウ~・ウ~・ウ~」と消防車や防災無線等が同じサイレン音を繰り返します。
  • 交通事故・急病人の救急出動:「ピーポー・ピーポー・ピーポー・ピーポー」と救急車が同じサイレン音を繰り返します。※⇒⇒救急車のサイレン音は4種類

 

サイレンの鳴らし方は、上記が基本形になりますが、実際には各自治体によって微妙に異なるようです。したがって、私たちとしてはサイレンの種類を正確に記憶する必要はなく、何かあったらどこに問い合わせれば正確な情報が得られるか、これを知っておくのが実際的な対処法だと思います。

 

「問い合わせ」は自治体のHPまたは電話へ。「119番」はNG!

たとえば、夜中の就寝中に空襲警報みたいな長いサイレン音で目が覚めたら、「今のサイレンは何?」とすぐに自治体に問い合わせる人もいるでしょう。

 

その際、「119番」は絶対にやめてください。緊急事態だからこそサイレンが鳴っているのですから、119番通報は通常より混み合った状態です。そこへさらに押し寄せる形になるので、これはNGです。

 

問い合わせは、お住いの自治体が設置しているホームページの災害情報ページ、または、電話の災害情報窓口にしてください。

 

それがどこかわからない場合は、ネットで「今のサイレンは何 〇〇」と〇〇の部分に自治体名を入れて検索すると、必要な情報先がわかります。

 

たとえば、「今のサイレンは何 松山市」とグーグル検索すると、

と検索結果の画面が出ます。ここをクリックすると、

と災害情報が記載されています。※2023年4月3日時点の検索結果。FXの広告が表示されているのはご愛敬ですね…笑。

 

テロ、​弾道ミサイル打ち上げにもサイレンが

北朝鮮がミサイルを打ち上げた際、その弾道によってはJアラートが発せられることがあります。Jアラートのサイレン音は特殊な音で、通常のものとは異なります。

 

一口に言うと、ホラー映画のような不気味な音です。

もしも夜中にこんなサイレン音が鳴り響いたら、誰もが完全に目が醒めてしまうと思います。

 

Jアラートはミサイル発射専用の警報ではない

多くの人は、Jアラートというのはミサイル発射専用の警報システムだと認識しているようです。しかし、これは誤りです。

 

Jアラートの正式名称は「全国瞬時警報システム」と言いまして、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、津波警報など、対処をするのに時間的な余裕のない緊急事態に関する情報を、携帯電話などに配信される緊急速報メールや市町村の防災行政無線などにより、国から国民に向けて瞬時に伝達するシステムです。(政府広報オンライン

 

サイレンが鳴った際の対処法

サイレンが鳴った際には、まず冷静に状況を把握し、適切な対処をすることが重要です。以下に、サイレンが鳴った際の対処法を詳しく説明します。

 

【火災時のサイレンが鳴った時】

火災時には、まず自分の安全を確保することが最優先です。その後、近くに火災の危険がある場合は、速やかに避難する必要があります。また、周囲に火災の情報を伝え、近くに消火器や消火栓がある場合は、適切に使用することも重要です。

 

【河川の決壊等自然災害でサイレンが鳴った時】

自然災害が発生した場合には、まず自分の安全を確保することが最優先です。その後、指示に従って避難してください。また、必要なものを持ち出すことや、周囲に協力を仰いだり、余裕があれば周囲を助けたりしてください。

 

【交通事故現場に救急車やパトカーがサイレンを鳴らして急行する時】

交通事故現場に救急車やパトカーが急行する場合で、自分が道路上にいる時は、まずは緊急車両の通行を妨げないように道を空けることが必要です。そのためには、普段から車内で大音量の音楽を聴く等の行為は避けるべきでしょう。

 

就寝中にこうしたサイレンで目が覚めたら、気にしないでまた寝ましょう。

 

【急病人等の救急搬送で救急車がサイレンを鳴らしている時】

急病人等の救急搬送時に自分が道路上にいた場合は、まずは救急車の走行を妨げないように道を空けることが必要です。

 

就寝中にこうしたサイレンで目が覚めた場合、それがごく近所のことであれば、ちょっと気づかいのことばをかけるか、あるいは、逆にそっとしておくことも必要でしょう。

 

【Jアラートで特殊なサイレンが鳴らされた時】

Jアラートは、災害発生時に重要な情報を提供するために使われる警報システムです。ちょっと不気味で特殊なサイレンが鳴らされた場合には、まずは正確な情報を収集し、必要に応じて指示に従って行動してください。

 

Jアラートの情報については、ネットの公式の情報源から確認できます。あるいは、テレビやラジオをつけて速報などを確認してください。

 

(弾道ミサイルの警報について)

Jアラートは、地震や津波、北朝鮮ミサイルなどの重大な災害情報を提供するために使われます。特に、北朝鮮のミサイルの発射はやっかいです。

 

弾道ミサイルでJアラートが発令されるのは、ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性又は領土・領海の上空を通過する可能性がある場合です。

 

屋外にいる場合は近くの頑丈な建物の中、あるいは、地下街や地下駅舎などの地下施設に避難してください。※そういうものがあればの話ですが。

 

屋内にいる場合は、すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下があれば直ちにそちらに避難して下さい。それができなければ、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。※普通どの部屋にも窓はありますが。

内閣官房・国民保護ポータルサイト

 

まとめ

<【今のサイレンは何の意味?】夜中にウーとうるさい長い変なサイレン・空襲警報みたいなサイレン>のテーマで解説しました。

 

ほとんどの人が、火事のサイレンや救急車のサイレンならある程度聞き分けできると思います。また、Jアラートのホラーがかった不気味なサイレンも区別できるでしょう。

 

しかし、その他細かな鳴らし方の違いは、なかなか憶えるのが大変ですし、自治体によっても鳴らし方に違いがあるようです。

 

そうなると、実際的な対処法としては、「今のサイレンは何?」と思った時に、

 

どこにアクセスすれば正しい情報が得られるか

 

を知っておくことだと思います。

 

各自治体のサイト、テレビやラジオ、ネットニュースなど、いざというときの情報源を意識しておきましょう。

 

「119番」に問い合わせることだけはおやめください。ただでさえあわただしい時なので。

 

ご覧いただきありがとうございました。

こちらの記事も読まれています