【納得解説】洗車機にかけたら拭き上げが大事?拭かないとどうなる?

洗車機・拭き上げ・拭かない

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【記事丸わかり】

  • 最新の洗車機は温風エアブロー機能があり、水滴が残る割合が減少する。
  • それでも水滴が完全に除去できない場所があり、拭き上げが必要。
  • フロントグリルバンパーの隅、ホイールなど凹みの多い部分は特に水滴が残りやすい。
  • 温風エアブローの洗車機でも、完全に水滴を除去するのは難しい。
  • ウォータースポット水垢水シミを防ぐために、拭き上げは重要。
  • ガソリンスタンドのスタッフが事前に手洗いすることで、洗車機による洗い残しを防ぐ。
  • ドアミラー、フロントの虫の死骸、ナンバープレート周辺は手洗いが必要な箇所。
  • 最先端の洗車機でも、完全にノータッチで済む機種は存在しない。
  • 洗車機を数回使用すると、どの部分に水滴が残りやすいかが分かる。
  • 洗車後に5分ほどの拭き上げを行えば、ピカピカの状態を長く保てる。

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洗車機にかけたら拭き上げが大事?拭かないとどうなる?

最近の洗車機は進化しているので、全ての工程を終了して後は乾燥作業が残っているだけという場合、その乾燥が、以前の洗車機だと強力なエアブローで水滴を吹き飛ばすだけだったのが、ヘアードライヤーのように温風が出る機種も出てきています。

つまり、温風のエアブローなので、水滴が残る割合はさらに減少しますから、こうした最新の洗車機で洗った場合は、以前なら必要だった拭き上げ作業が不要になるのでは、と思いたいところです。

確かに、旧式の洗車機との比較で言うなら、タオルなどで拭き上げる手間はほとんど不要になったとは言えます。

でも、厳密に言うと、こうした洗車機でも仕上げにタオルなどで拭かないでいると、どうしても水滴が残ってしまう場所があって、いわゆるウォータースポット、水垢、水シミといったものが出来てしまいます。

たとえば、フロントグリル、凹んだバンパーの隅っこ、複雑な形状のホイールなど、凹みの多い部分などは完全に水滴が除去できない部分が発生します。

温風のエアブローが出る洗車機でもこうなので、まして、ただのエアブローで水滴を吹き飛ばす洗車機であれば、水滴が残る部分はさらにあるはずです。

パーフェクトな洗車機はまだ存在しない

結局のところ、洗車機で洗車する場合は、最後はタオルなどで拭き上げをする必要があると思います。

拭かないでそのまま走り出してしまうと、せっかくきれいに洗車したのに、残った水滴がいたずらをして、あちこちに水シミ、水垢、ウォータースポットが残ってしまうでしょう。

そういう意味で、完全無欠のパーフェクトな洗車機はまだこの世に存在しないと思います。

ガソリンスタンドなどでスタッフさんにキーを渡して洗車機にかけてもらう際に、一連の工程を観察したことがありますが、私が依頼したそのスタンドでは、サイドミラー(ドアミラー)のミラー部分、ミラーを折りたたんでブラシが当たらなくなるボディー部分、フロントの虫の死骸がこびりついている部分、といったところを洗車機にかける前に手洗いしていました。

そのように、事前に洗車機で洗い残しが出やすい部分を一手間かけて洗っておいて、それから洗車機にかけるのです。

また、洗車機の工程が乾燥まで終了したら、ドアを開けて水滴が残っている部分を拭き上げたり、ホイールやフロントグリルやナンバープレート周辺などの完全に水滴が除去しきれていない部分を丁寧にタオルで拭いていました。

つまり、繰り返しますが、最先端の洗車機であっても、洗車後にまったくノータッチでOKという機種はいまだ存在しないと思います。

けれども、何度か洗車機にかければ、自分の車の場合はどの部分に水滴が残りやすいか、どの部分に洗車機のブラシが届かずに洗い残しが出るか、それがはっきりするので、以後は仕上げの際にそうしたところだけを重点的に拭き上げをするだけで済みます。

たいした手間ではありません。

5分もかからないので、こうした一手間を惜しまないで仕上げの拭き上げをやれば、ピカピカの状態が長く持ち、車への愛着もより増してくると思います。

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