【超丁寧記事】車のナンバー：人気でおしゃれで縁起が良くてかっこいい番号

「希望ナンバー」の申し込みで人気が高いナンバーはいくつかのパターンに分けられます。

１とか３などの1桁ナンバー、77、777、7777などのゾロ目、2525（ニコニコ）、1122（いい夫婦）などの語呂合わせ、24、32などの風水の吉数、1203（インプレッサ）、3298（ミニクーパー）など車名の語呂合わせ、1103（ひとみ）、1484（いしばし）など人名の語呂合わせなどです。

こうした人気のナンバーに一通り目を通しておくと、みなさんがご自分のナンバーを決める際にいろんなヒントをもらえると思うので、出来るだけ詳しくご紹介していきます。

しばらくお付き合いいただけると幸いです。

希望ナンバーの人気ランキング

希望ナンバーの申し込みを受け付けている組織は「一般社団法人　全国自動車標板ひょうばん協議会」というところです。

この標板協議会では毎年希望ナンバーのランキングを公表しています。

2017年のランキングは以下のようになっています。

上のランキング表をご覧になるとお分かりのように、車のナンバーは4桁が基本ですが、多くのみなさんは必ずしも4桁にとらわれずに、1桁、2桁、3桁、4桁と自由に数字の組み合わせを選択しています。

※3桁は少ないですが

ここ数年の傾向を見ても、順位に多少の変動はありますが、ほぼ似たような数字がランキング入りしています。

つまり、1桁ナンバー、ゾロ目、語呂合わせなどのナンバーです。

ランキング入り人気ナンバーの「意味」

では、ランキング入りしたこれらのナンバーの意味を、1位から10位まで、推測をまじえて確認しておきたいと思います。

ところで、希望ナンバー制度でわたしたちが選べるナンバーは「一連指定番号」と呼ばれる4桁の部分です。

「希望ナンバー」は赤丸の4桁の数字部分だけ

この「一連指定番号」以外の部分は管轄の陸運局の都合で決められます。

そのため、たとえ4桁の部分の数字が同じ数字であっても、他の部分は異なりますから、数字を選ぶわたしたちにとっても「みんなと同じだとちょっとなあ・・・」という心配をしなくてすみます。

毎年公表されるランキングにもそれが現れていて、例年大きな変動はありません。

それと、このように毎年ほぼ同じようなナンバーに人気が集中してはいますが、だからといって、たとえば1122や8888の車としょっちゅう出くわすことなど、たぶんみなさんもないのではありませんか？

街中を1時間も走ればプリウスやアクアには数えるのが面倒になるくらい出会うと思います。

でも人気の希望ナンバーは、まだまだそれほどには出回っていないのが実状です。

そういう意味で、上のランキング表で気に入ったナンバーがあったら、躊躇することなく選べばいいと思います（抽選になるでしょうが）。

このランキングに登場していない11位以下の希望ナンバーは、まさに膨大な数が集まっているのですが、しかし傾向は同じで、1桁ナンバー、ゾロ目、語呂合わせといったナンバーを希望する人が多いです。

なかには、多くの人は興味を示さないけれど自分にとっては大事なナンバーなので、という理由で選ぶ人もいます。

結婚記念日、誕生日、大切な人の名前の語呂、ペットの名前の語呂などなどです。

こうしたナンバーはランキング上位には決して浮上しませんが、一つ一つにそれぞれ思いが込められた大切な数字の数々です。

以下、さまざまなパターンに分類して、具体的なナンバーを見ていきたいと思います。

1桁の数字

1、2、3、4、5、6、7、8、9の1桁のナンバーにはそれぞれに意味があり、多くの人に選ばれています。

ここでは１桁のナンバーのごく一般的な意味を見て行きたいと思います。

4や9のように一般的にマイナスのイメージをもつ数字がありますが、これは人それぞれの感じ方によると思います。

「ちょっと気になる」というのであれば避けたほうがいいと思いますし、「特に気にならない」のであれば自由に使えばいいと思います。

なお、1桁のナンバーを取得した場合、ナンバープレートはこんな風になります。

たとえば「1」であれば、２つのドット、半角スペース、１つのドット、１という並びになります。

このようにドットと半角スペースも含めて数字選びをしていただきたいと思います。

ゾロ目

2つのサイコロを振った際、２つとも同じ数字（目）となると、目が揃そろうという意味で揃目ぞろめといい、それが転じて同じ数字が２つ以上並ぶとゾロ目と呼ばれるようになりました。

車のナンバーは４桁までなので、1、11、111、1111といった並びがゾロ目のナンバーになります。

希望ナンバーのランキング・ベスト10には8888と11がランクインしていますが、その他のゾロ目も幅広く愛されています。

ゾロ目のナンバーを付ける人は、33、333、3333といった桁の違いにそれぞれ意味を見出して使い分けている人もいますが、なかには、もっと単純に、3という数字が好きだからそれを4つ並べて3333にしているという人もいるようです。

あるいは、数字を4つ並べるとさすがに目立ちすぎるので、やや控えめに33とか333にとどめておく、という人もいます。

なお、ゾロ目のナンバーを選んだ場合、ナンバープレートは次のようになります。

「33」⇒「・・ ３３」

「333」⇒「・３ ３３」

「3333」⇒「３３-３３」

語呂合わせ

こと語呂合わせに関してはそれこそ数限りなくあるので、ここでは、多くの人が納得いくであろう語呂合わせをご紹介します。

※世の中には無茶な語呂合わせが多すぎると個人的に思っているところです。「この数字をどうしてそう読ませるの？」という語呂が多くてうんざりします。数字の読み方のレクチャーを受けてからでないと読めない語呂に何の意味があるのでしょう。みなさんもそう思いませんか？

以上、2桁・3桁・4桁の語呂合わせをご紹介しました。

できるだけ直感的に読めるものを選んだつもりです。

数字の語呂合わせをネットで調べると、妙にひねった読み方をさせる語呂合わせがあって、そういうのを見ると、わたしなどは、「それは語呂合わせじゃなくて『暗号』でしょ？」と言いたくなる事があります。

そもそも数字の並びによって「ことば」を表そうとするのが語呂合わせなので、ここですでに一ひねりしてあるわけです。

それをさらに一ひねり二ひねりした読ませ方をすれば、もはやそれは「暗号」になると思います。

ストレートでシンプルが一番です。

とは言え、誤解のないように付け加えますと、わたしは誰もがすぐに気づく語呂合わせが一番と言っているのではありません。

たとえば、街中で「1103」のナンバーを見かけた場合、多くの人はこれが人の名前を表しているとはすぐには気づかないと思います。

でも、「ひとみ」だと種明かしされたら、10人中10人が3秒以内に理解するのではないでしょうか？

ところが、種明かしをされても、「そうかなあ、どう読んでもそんな風には読めないんだけど・・・」といったひねりにひねった読み方を強要する語呂合わせがあるのですね（具体例は控えますが）。

そういうものに対して、「それは暗号ですよ」とわたしは言っているのです。

もちろん、どんな語呂合わせをするかはみなさんの自由ですが、できることなら、種明かしをされたらすぐに理解できるような直感的でシンプルな語呂にしたほうがいいのでは、と考える次第です。

おしゃれなナンバー

おしゃれかおしゃれでないかは大いに主観の入るところなので、ご紹介するナンバーに違和感を感じたら、みなさんにとってわたしはおしゃれじゃない人間だということになってしまいますが、そこはご容赦を。

まだまだありそうな気もしますが、このあたりにしておきます。

あとはみなさんで発掘していただければと思います。

縁起のいいナンバー

一般的に縁起がいいとされるナンバーを集めてみました。

参考になさってください。

こうした一般的に縁起がいいとされるナンバー以外にも、みなさんにとって個別具体的に大事な数字というものがあるのではないでしょうか？

思い出の日付、自分を救ってくれた数字、なんとなく気持ちが入っていきやすい数字、こうしたみなさんお一人お一人に固有な意味を持つ数字があったら、それこそ真の意味で縁起のいいナンバーだと思います。

かっこいいナンバー

聞かれもしないのに言うのもなんですが、個人的に、わたしは8008などはとてもかっこいいナンバーだと思います。

9090も好きです。

819（俳句）もとぼけていてかっこいいナンバーだと思うのですが、これは意見が分かれそうですね（笑）。

かわいいナンバー

この「かわいいナンバー」に関しては、男性であるわたしの偏見が入ってしまっているかもしれません。

どうしても「女の子っぽいもの」をかわいいものとして選んでしまうところがあります。

本物の女の子は、もっと別のナンバーを「かわいい」と感じるのかもしれません。

少しでも参考になればいいのですが。

人名語呂のナンバー

できるだけ直感的に読めるものを選びました。

最後の2741（ふなっしー）はふと浮かんだので表に入れましたが、最近見かけないので入れてもしょうがないかもしれませんね。

地名語呂のナンバー

人名の語呂もそうですが、地名の語呂も、とてもご紹介しきれないほど膨大な数が存在します。

これらはほんの一例に過ぎません。

こうした要領でご自分の居住地などを数字で表現してみていただきたいと思います。

西暦・年号・日付関連のナンバー

まさか銀行の暗証番号を車のナンバーにする人はいないと思いますが、たとえば車を購入した年をナンバーにすれば、いつ見ても年式が一目でわかるのでとても便利です。

車に長く乗る予定なら、2018（2018年）とか1804（2018年4月）などは面白いのではないでしょうか。

一方、結婚記念日を忘れてひどい目にあった経験がある方は、ナンバープレートに日付を刻めば、この上ない備忘録になるはずです。

※それでも忘れたら、もはや救いようがないことに・・・

他の人にはどうでもいい数字でも自分にとっては大切な数字というものがあって、記念日はその最たるものだと思います。

大切な数字をナンバープレートに刻んで過ごすカーライフというのも、なかなかいいものだと思うのですが。

ブラックジョークで付けたくなるナンバー

だいぶ昔の話になりますが、生まれた男の子に「悪魔」という名前をつけようとして問題になった方が大々的に報道されたことがあります。

世の中にはこの種の趣味趣向を持つ人が一定数必ずいるので、下記のナンバーを実際に付けようと考える人がいてもわたしは驚きません。

でも、これらのナンバーを付けた車を発見したら、わたしは距離をとると思います。

なんとなく怖いからです。

でも、参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

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ご覧いただきありがとうございました。