【海外の評価】マクラーレン 720S（Mclaren 720S）：海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価：海外の評判を知りたい！

720S：Wikipedia

スーパーカーの世界において、マクラーレン720Sは、パフォーマンスと洗練されたデザインで注目を集めている車です。

この記事では、海外メディアの試乗レビュー、口コミ、評価を通じて、マクラーレン720Sの真の価値を探求します。

さらに、ライバル車との比較、推奨されるユーザー像、車のスペックなど、マクラーレン720Sについての詳細な情報を提供します。

スピードとパワーを極限まで求める人、エクスクルーシブなライフスタイルを送る人、高級スポーツカーの機能とメカニズムに理解がある人、サーキット走行を頻繁に行い、車の潜在能力を引き出したい人にとって、この記事は必読です。

マクラーレン 720S（Mclaren 720S）はどんな車？

ジュネーブショーでお披露目

720Sは2017年3月にジュネーブショーでお披露目されました。

この720Sから、マクラーレンの中核モデルであるスーパーシリーズは2世代目に移行しました。

650Sからすべて刷新

先代モデルの650Sからボディ・エクステリア・エンジンがすべて刷新されました。

3グレード構成

グレードは、標準車の「スタンダード」、「パフォーマンス」、「ラグジュアリー」の3タイプが用意されています。

4.0L720馬力

エンジンはMP4-12Cから3.8LV型8気筒ツインターボエンジンであるM838T型が長らく使用されていましたが、720Sからは新エンジンである4.0LのM840T型が搭載されました。

最高出力は650Sの650馬力から720馬力と大幅に向上しました。

プロアクティブシャシーコントロールII

油圧制御のサスペンションは「プロアクティブシャシーコントロールII」に進化しました。

アダプティブLEDマトリックスヘッドランプ

720Sの最大の特徴でもあるアイソケット（眼窩）と称したヘッドライトユニットは、照射角度がステアリングによって変化するアダプティブLEDマトリックスヘッドランプを採用しています。

メーターパネルは折りたたみ可能

インテリアではメーターパネルは折りたたみができるようになっており、サーキット走行などではパネルは折りたたまれタコメーターとスピードメーターのみ表示されます。

720S GT3

2018年、グループGT3レギュレーションに準拠した720S GT3を発表し、12月のアブダビ12時間レースでデビューしました。

2023年2月には、改良型の720 GT3 Evoが発表されました。

日本導入は2017年

720Sの日本への導入は、2017年3月7日のジュネーブショーでの発表後、24時間を待たずに日本でも発表されました。

海外レビュー①：Mclaren 720S review

https://www.topgear.com/car-reviews/mclaren/720sのレビューから。英語のサイトです。

項目	詳細
カーボンファイバーの使用	‘Monocage II’と名付けられたシャーシ構造は、上部構造とウィンドスクリーン周囲を組み込んでおり、650よりも剛性が高い。
重心の改善	エンジンが以前より150mm低く取り付けられているため、重心が改善されている。
視界	720Sはジェット戦闘機の感覚に最も近く、全方向の視界が無比である。全ガラスのコックピットは美しい。
エアロダイナミクス	フロントホイールの前のパネルは乱流の高圧空気を排出し、ダウンフォースを増加させるために側面に沿って空気を逃がす。
パフォーマンス	720Sは675 LTの興奮と570 GTの洗練さを目指している。
使用感	毎日使えるように設計されており、アクセスしやすい。

海外レビュー②：McLaren 720S : notre essai, la meilleure des supercars ?

https://www.turbo.fr/mclaren/720s/essai-auto/mclaren-720s-notre-essai-la-meilleure-des-supercars-2358のレビューから。フランス語のサイトです。

項目	詳細
デザイン	マクラーレン720Sのシルエットは流れるような美しさがあり、スーパースポーツに見られる一般的な空力学的な付属品がない。
ドライビング感覚	低回転時にはおとなしく、アクセルを踏み込むと一変して強力な推進力を発揮する。
ハンドリング	フェラーリのような精密な運転が必要な車とは異なり、マクラーレン720Sは驚くほど簡単に操作できる。
ブレーキ	高効率のカーボンセラミックブレーキを装備。
コンフォート	ローマの石畳の道路でも、コンフォートモードのアクティブサスペンションが路面の凹凸をうまく吸収し、快適な乗り心地を提供する。

海外レビュー③：McLaren 720S im Test: So fährt der Zlatan Ibrahimović unter den Sportwagen

https://www.gq-magazin.de/mobilitaet/artikel/mclaren-720s-zlatan-ibrahimovic-unter-den-sportwagen-im-testのレビューから。ドイツ語のサイトです。

項目	詳細
乗り心地	ドライバーの全感覚を常に要求する。リラックスすることはほとんど考えられない。
ハンドルの感触	スポーツカーとしての本質に集中しており、運転に必要なものだけに焦点を当てている。
サウンド	4.0リットルV8ツインターボのエンジン音を提供する。特に、トラックモードでは、エンジン音が最も印象的になる。
パフォーマンス	アクティブボタンを押すと、3秒未満で100km/hの壁を突破する。
総評	スポーツカーとしての本質に集中しており、運転に必要なものだけに焦点を当てている。この車を理解したとき、運転がさらに楽しくなる。

マクラーレン 720S（Mclaren 720S）のライバル車とその特徴

ライバル車	特徴
フェラーリ 488 GTB	高速環境での驚異的なハンドリング性能と、661馬力を発揮する3.9L V8ツインターボエンジンを搭載。加速性能に優れ、0-100km/h加速は3秒。
ランボルギーニ・ウラカン	高回転型の5.2L V10エンジンを搭載し、最高出力610馬力を発揮。AWDシステムにより、難易度の高い走行状況でも安定したパフォーマンスを発揮。
アストンマーチンヴァンテージ	4.0L V型8気筒ツインターボが特徴で、510馬力を発揮。豪華な内装と並行して、驚異的な加速性能を持つ。高速クルージング時でも快適な乗り心地を提供。7速MT、8速AT。
メルセデス AMG GT R	ベースモデルの「GT」と同じM178型エンジンを搭載。「GT S」から75馬力増の585馬力を発生。このモデルではメルセデスAMGとしては初めて4WS（四輪操舵）が採用された。

とりあえず上記4台をライバル車としましたが、要は、値段の高いスーパースポーツカーはみな720Sのライバル車です笑。

マクラーレン 720S（Mclaren 720S）はどんな人におすすめ？この車が似合う人物像は？

マクラーレン 720S（McLaren 720S）がおすすめの人物像をまとめてみました。

おすすめの人物像	理由
スピードを追求する人	マクラーレン 720Sは、720馬力のV8エンジンを搭載し、驚異的な加速性能を誇る。スピードとパワーを極限まで求める人にはピッタリな選択である。
エクスクルーシブなライフスタイルを楽しむ人	限定生産モデルと言っていい車のため、所有者はその希少性を楽しむことができる。エクスクルーシブなライフスタイルを送る人にとって、その特別感は大きな魅力となる。
高級スポーツカーに理解がある人	車体の各パーツは一つひとつが最高品質で、設計はパフォーマンスを最大限に引き出すことを目指す。マクラーレン 720Sを最大限に活用できるのは、高級スポーツカーの機能とメカニズムに理解がある人に限定される。
サーキット走行を楽しみたい人	マクラーレン 720Sはハンドリング性能とコーナリング性能で高い評価を得ている。サーキット走行を頻繁に行い、車の潜在能力を引き出したい人に適している。

マクラーレン 720S（Mclaren 720S）：諸元（スペック）

項目	詳細
ボディタイプ	クーペ
駆動方式	MR(後輪駆動)
エンジン	M840T 3,994ccV型8気筒ツインターボ
最高出力	720PS/7,250rpm
最大トルク	770Nm(78.5kgf・m)/5,500rpm
変速機	7速DCT
サスペンション	プロアクティブシャシーコントロールII
ホイールベース	2,670mm
全長	4,543mm
全幅	1,930mm
全高	1,196mm
車両重量	1,283kg(乾燥重量)※軽い！
0-100km/h	2.9秒
最高速度	341km/h
先代モデル	650S
後継モデル	750S