ジープ・レネゲードは、コンパクトなボディにジープらしい無骨なデザインを凝縮した人気SUVです。
その一方で、ネット上には「故障が多い」「すぐ壊れる」という声が数多く見つかります。
実際にオーナーはどんなトラブルを経験しているのでしょうか。
本記事では、実際の体験談・整備記録・国土交通省のリコール情報・修理費用の相場まで、あらゆる角度からレネゲードの故障事情を網羅的にまとめました。
これからレネゲードの購入を検討している方も、すでに所有している方も、この記事だけで必要な情報がすべて揃うようにまとめています。
目次
第1章 ジープ・レネゲードとはどんな車か
ジープ・レネゲードは、2014年に発表され、日本では2015年から正規輸入が始まったジープブランド初のコンパクトSUVです。
親会社であるフィアットとの共同開発車であり、フィアットのイタリア工場で生産されています。
ジープの主力モデルの多くが悪路走破性重視の頑丈なラダーフレーム構造を採用しているのに対し、レネゲードは一般的な乗用車と同じモノコック構造を採用したクロスオーバーSUVです。
エンジンは1.4Lターボと2.4Lの2種類が用意され、FF(前輪駆動)と4WDを選択できます。
2020年以降はPHEV(プラグインハイブリッド)モデルの「レネゲード4xe」も追加され、2024年以降は1.3Lダウンサイジングターボとマイルドハイブリッド(e-Hybrid)を搭載した新パワートレインも登場しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売年(日本) | 2015年 |
| 開発体制 | ジープ×フィアットの共同開発 |
| 車体構造 | モノコック構造(クロスオーバーSUV) |
| 駆動方式 | FF/4WD |
| 主なパワートレイン | 1.4Lターボ、2.4L、1.3Lターボ、e-Hybrid、4xe(PHEV) |
レネゲードはジープ特有のデザインアイコンを随所に取り入れつつ、街乗りしやすいサイズにまとめられている点が支持されています。
ただし、この章以降で見ていくように、輸入車ならではの故障・不具合の報告も少なくありません。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 発売開始 | 日本では2015年 |
| 共同開発元 | フィアット(イタリア生産) |
| 構造 | モノコック構造のクロスオーバーSUV |
| PHEVモデル | レネゲード4xe(2020年〜) |
| 引用元 |
|---|
| 中古車情報BOX「ジープ レネゲードの故障(不具合)の多さや修理費用を口コミ・評判から調査!」 |
| カーブロ「ジープ レネゲードは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!」 |
第2章 【リアル体験談】オーナーが語った故障エピソード集
ここでは、実際にレネゲードを所有するオーナーがブログやみんカラで公開している生々しい故障体験を紹介します。
検索エンジンの情報だけでは分からない、現場のリアルな声です。
真夏のエアコン全開走行中に大音響で停止
あるオーナーは、真夏にエアコンを全開にして走行していたところ、「ガタガタ」という異音とともにエンジンから大きな音が鳴り、走行不能になったと報告しています。
エラーメッセージは表示されなかったものの、ディーラーで診断した結果は電子ファンシステムの故障でした。
このオーナーの車は、ちょうど1年保証が切れる直前のタイミングでのトラブルだったといいます。
新車登録から1年半でバッテリーが突然死
別のオーナーは、洗車後にエンジンをかけようとしたところ、セルが回らず「カチ、カチ」という音だけがして始動しなかったと記録しています。
メーターパネルには「電子パーキングを点検して」「冷却液温上昇」「サウンドシステム利用不可」という3つの警告が同時に表示されたそうです。
ディーラーでの診断結果はバッテリー上がりで、新車登録からわずか1年半というタイミングでの発生でした。
整備士からは、このバッテリーは徐々に弱るのではなく性能を保ったまま突然機能停止することが多いという説明があったといいます。
DCTの変速不良とナビの同時故障で1週間入院
「ナビ&DCT交換」という整備記録では、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の不具合が点検のたびに調整とECUアップデートで対応されてきたものの、最終的に「下手くそな半クラのようにガタガタする」症状まで悪化したことが記されています。
同時にナビのディスプレイが半分だけ消えるという不具合も発生し、1週間ディーラーに入院することになったとのことです。
このオーナーは延長保証に加入していたため、高額な修理費用の負担を免れたと振り返っています。
納車から2週間でブレーキから異音、さらに長期入院も
知恵袋には、納車から2週間ほどで人を乗せると「キーキー」というブレーキ音が気になり始めたという報告があります。
別のオーナーは、納車後わずか9月21日から10月6日までの間に故障が発生し、そこから3ヶ月以上ディーラーに入院したと記しています。
さらにこのケースでは、入院中にエンジンの載せ替えという大掛かりな作業が行われていたことが後から判明したとも書かれています。
水温計が上下を繰り返し、オーバーヒート表示
整備工場のブログでは、レネゲードの水温計が上がったり下がったりを繰り返すという相談が寄せられた事例が紹介されています。
診断の結果、水温センサーに内蔵されたサーミスタ(温度変化を電気信号に変換する半導体)が故障し、正しい抵抗値を検出できなくなっていたことが判明しました。
このケースでは、水温センサーとサーモスタットの両方を新品に交換することで対応しています。
3番気筒の失火でエンジンチェックランプ点灯
別の整備工場の記録では、エンジンチェックランプが点灯し、3番気筒の失火を検知していた事例が紹介されています。
点火プラグとコイルを交換しても改善せず、精密な波形診断の結果、インジェクターの作動不良が疑われました。
フィアット製エンジンに搭載された可変バルブタイミング機構「マルチエア」の不具合の可能性もあり、部品交換だけで20万円を超える見積もりになったと記されています。
| 症状 | 発生タイミング | 診断結果 |
|---|---|---|
| 大音響とともに走行不能 | 1年保証切れ直前 | 電子ファンシステム故障 |
| 始動不能・複数警告表示 | 新車登録から1年半 | バッテリー上がり |
| 変速ショック・ナビ不良 | 使用中に悪化 | DCT不調+ナビ故障 |
| ブレーキ鳴き | 納車2週間後 | ブレーキパッド起因 |
| 3ヶ月超の長期入院 | 納車後2週間 | エンジン載せ替え |
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 電子ファン故障 | 異音とともに突然の走行不能 |
| バッテリー上がり | 新車登録1年台での発生例あり |
| DCT不調 | 変速ショック悪化で入院修理 |
| 長期入院 | 3ヶ月超・エンジン載せ替え事例も |
| 失火トラブル | マルチエア機構絡みで高額修理も |
| 引用元 |
|---|
| リゲインの頑張れマスターズ「レネゲードの故障からのジープライフの転機」(個人ブログ) |
| みんカラ「レネゲードはバッテリーがあがるとこうなる」(edagener氏の整備手帳) |
| みんカラ「ナビ&DCT交換」(まちゃこパパ氏の整備手帳、2024年8月) |
| みんカラ「故障が!!パートII」(ジープ レネゲード クルマレビュー) |
| 東伸自動車ブログ「【クライスラー ジープ・レネゲード】水温異常?水温計が上下する!」(2023年12月) |
| 株式会社MGHブログ「ジープレネゲード エンジンチェックランプ点灯」(2024年2月) |
第3章 故障が多いと言われる代表的な箇所ベスト5
体験談を横断的に見ていくと、故障の報告が集中する箇所がはっきりと見えてきます。
ここでは特に頻度の高い5つの弱点を整理します。
1.DCT(デュアルクラッチトランスミッション)
レネゲードの初期モデルにはDCTが搭載されており、これがジープ車種の中でもレネゲード特有の弱点とされています。
DCTは効率的でスムーズな変速が持ち味ですが、通常のトルクコンバーター式ATに比べて構造が複雑で、低速走行時のギクシャク感や変速ショックが指摘されています。
信号待ちの多い日本の市街地は、DCTにとって負荷の大きい使用環境だとする指摘もあります。
修理には10万円以上のコストがかかるケースが多いとされます。
2.電子系統(ナビ・メーターパネル・Uconnect)
レネゲードはナビゲーションの突然のフリーズやBluetooth接続の不安定化、メーター液晶パネルの表示異常が比較的多く報告されている車種です。
車載インフォテインメントシステム「Uconnect」が故障した場合、本体交換が必要になることが多く、修理費用は10万円以上かかるとされています。
3.ブレーキ鳴き
ブレーキを踏んだ際にキーキーという異音が鳴る「ブレーキ鳴き」は、レネゲードで最も報告数の多いトラブルのひとつです。
新車の状態から発生するケースも多く、納車直後のオーナーからの報告も目立ちます。
現在はメーカーが対策パッドを用意しており、症状が出ている場合はディーラーで無償交換してもらえるケースが多いとされています。
4.オイル漏れ(エンジン・ミッション・デフ)
エンジンオイル・ミッションオイル・デフオイルの滲み・漏れは、レネゲードに限らずジープ全般で報告の多い症状です。
納車からわずか800kmでギヤボックスからのオイル滲みが見つかった整備記録も存在し、初期不良の一種として現れることもあります。
ディーラー保証の対象になるケースも多いものの、抜本的な修理が難しく、専門の整備工場での対応を選んだオーナーもいます。
5.バッテリー上がり・電圧不足
アイドリングストップ機能を搭載したモデルでは、バッテリーの電圧低下によって機能そのものが正常に作動しなくなるケースが報告されています。
レネゲードに使われる特殊なバッテリーは、徐々に弱るのではなく突然機能停止するという特性を持つとの整備士の説明もあり、予兆なく始動不能に陥るリスクがあります。
| 故障箇所 | 主な症状 | 修理費用の目安 |
|---|---|---|
| DCT | 変速ショック・異音 | 10万円以上 |
| Uconnect(電子系統) | ナビフリーズ・接続不良 | 10万円以上 |
| ブレーキ | ブレーキ鳴き | 無償対応の場合あり |
| オイル漏れ | エンジン・ミッション・デフ | 症状により変動 |
| バッテリー | 突然の始動不能 | 数万円程度 |
| この章のまとめ | |
|---|---|
| DCT | 構造が複雑で修理費が高額になりやすい |
| 電子系統 | ナビ・メーター・Uconnectの不具合が多い |
| ブレーキ鳴き | 新車時から報告が多いが対策パッドあり |
| オイル漏れ | ジープ全般に見られる持病的な症状 |
| バッテリー | 前触れなく突然機能停止することがある |
| 引用元 |
|---|
| Jeep-Labジープラボ「ジープ レネゲード 故障率|電子系統やトランスミッションのリスクと対策」(2024年8月) |
| ユニカーインフォ「ジープ・レネゲードで後悔?購入前に口コミから知る必須知識のすべて」(2025年10月) |
| 中古車情報BOX「ジープ レネゲードの故障(不具合)の多さや修理費用を口コミ・評判から調査!」 |
| Cars.wpx.jp「Jeepレネゲードは故障する?ディーラー情報を元にjeepオーナーが詳しく解説。」(2023年6月) |
第4章 国土交通省への届出データで見るリコール・改善対策の実態
体験談だけでなく、公的機関に届け出られた正式なリコール情報を確認することで、レネゲードの故障傾向をより客観的に把握できます。
以下は国土交通省・消費者庁のリコール情報サイトに登録されている、レネゲードに関する主な事例です。
メータークラスターパネルの制御プログラム不具合(2018年)
走行中に燃料残量の低下を知らせるメッセージが表示される際、メータークラスターパネル自体が再起動してしまう不具合です。
これにより、走行中に速度計とエンジン回転数計の指針が全開まで振れ、各種警告灯がすべて点灯する恐れがあるとして、リコールが届け出られました。
対策として、全車両のメータークラスターパネルの制御プログラムが書き換えられています。
PCM(パワートレインコントロールモジュール)の通信不良(サービスキャンペーン)
高温環境下で車載ネットワーク(CAN-BUS)との通信に不良が生じ、警告灯が点灯してフェイルセーフモードに入る恐れがあるとして、国土交通省にサービスキャンペーンが通知されています。
対処法は、パワートレインコントロールモジュールの制御プログラムの書き換えです。
12Vバッテリー充電用リアケーブルの不具合(2024年3月まで対象)
製造工程の不備により、バッテリー充電用のリアケーブルの接続端子の締め付けが不十分な車両があり、これによって走行中にエンジンが停止するおそれがあるとされたリコールです。
さらに、助手席下の接続端子が過熱して端子カバーが溶損するおそれもあると説明されています。
対象は56台、輸入期間は令和2年10月30日から令和6年3月18日までとなっています。
後退灯・後部霧灯の不具合(2025年5月)
直近では2025年5月21日に、後退灯(バックランプ)と後部霧灯(バックフォグランプ)に関するリコールが届け出られました。
製造工程での作業ミスにより、正規仕様と異なる部品が装着されている車両があり、保安基準に適合しない状態だったとされています。
対象は2021年11月4日〜2024年9月30日に輸入された4,040台で、対策として該当部品を正規仕様の部品に無償で交換する措置が取られています。
このリコールでは不具合報告は1件、事故は発生していないと発表されています。
| 時期 | 内容 | 対象台数 |
|---|---|---|
| 2018年頃 | メータークラスターパネルの制御プログラム不具合 | 複数台 |
| 時期不明(サービスキャンペーン) | PCM高温時のCAN-BUS通信不良 | 複数台 |
| 〜2024年3月 | バッテリー充電用リアケーブルの締め付け不良 | 56台 |
| 2025年5月 | 後退灯・後部霧灯の部品不適合 | 4,040台 |
| この章のまとめ | |
|---|---|
| メーターパネル | 2018年に制御プログラムの書き換え対策 |
| PCM通信不良 | 高温下でフェイルセーフモードに入る恐れ |
| バッテリーケーブル | 走行中エンジン停止のリコール事例あり |
| 直近のリコール | 2025年5月、後退灯関連で4,040台 |
| 引用元 |
|---|
| 国土交通省「報道発表資料:リコールの届出について(ジープ レネゲード)」(令和7年5月21日) |
| 消費者庁 リコール情報サイト「商品情報詳細」(ジープ レネゲード、メータークラスターパネル関連) |
| リコールプラス「【リコール】ジープ レネゲード 走行中エンジン停止のおそれ(ID:52652)」 |
| リコールプラス「【リコール】ジープ レネゲード 保安基準不適合(ID:52916)」 |
| リコールプラス「ジープ レネゲード PCM制御プログラム不具合(ID:38924)」 |
| Goo-net「ジープ「レネゲード」4,040台にリコール バックランプに不具合」(2025年5月21日) |
第5章 修理費用のリアルな相場とJ.D.パワー社データが示す故障率
「本当にジープは壊れやすいのか」を判断する上で参考になるのが、米国の調査会社J.D.パワー社が実施・公表している「自動車耐久品質調査」です。
この調査は、新車購入から3〜5年経過したオーナーを対象に不具合件数を調査し、メーカーごとにランキング形式で集計したものです。
この調査では、不具合件数の上位メーカーが100ポイント前後で推移しているのに対し、ジープは188ポイントと、およそ2倍近い数値となっています。
なお、レネゲードのエンジン供給元であるフィアットもこの調査に含まれており、順位はジープよりさらに1つ低い結果でした。
つまり、データの上でも「故障が多い」という評判には一定の裏付けがあるということになります。
部品別の修理費用相場
オーナーの体験談や整備工場の報告から、代表的な修理費用の目安を整理すると以下のようになります。
| 修理箇所 | 費用目安 |
|---|---|
| Uconnect本体交換 | 10万円以上 |
| 補機(オルタネーター等)交換 | 1基あたり10万円以上 |
| シートベルトアンカー交換 | 約5,000円 |
| 電動パワステ関連の部品交換 | 3〜5万円+工賃で5万円以上 |
| マルチエア機構の交換 | 20万円超になる場合あり |
あるジープオーナーは、ラングラーを長年所有した経験から、これまでの故障修理費用の合計が50万円以上に達したことをブログで公開しています。
レネゲードについても、目安として年間10万円程度の修理費用を予算として確保しておくと、突発的なトラブルに慌てずに済むという実践的なアドバイスが紹介されています。
部品の多くは本国アメリカから輸送する必要があるため、国産車に比べてパーツ代が高額になりやすく、また納期が長引く点にも注意が必要です。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| J.D.パワー社データ | ジープは188ポイントでトップ勢の約2倍 |
| Uconnect修理 | 10万円以上が目安 |
| 補機類の修理 | 1基あたり10万円以上 |
| 年間予算目安 | 10万円程度を確保すると安心 |
| 部品調達 | 米国からの輸送で高額・長納期になりやすい |
| 引用元 |
|---|
| カーブロ「ジープ レネゲードは故障が多い?壊れやすいのか故障率をもとに解説!」 |
| 中古車情報BOX「ジープ レネゲードの故障(不具合)の多さや修理費用を口コミ・評判から調査!」 |
| Cars.wpx.jp「Jeepレネゲードは故障する?ディーラー情報を元にjeepオーナーが詳しく解説。」(2023年6月) |
| 新型車 中古車の最新情報館「レネゲードは故障が多い?故障率から解説」(2023年10月) |
第6章 中古車購入とメーカー保証・延長保証プログラムの活用
レネゲードを検討する際、保証制度をどこまで活用できるかは非常に重要なポイントです。
Jeepブランドでは、新車購入者向けに「Jeep Wave(ジープウェイブ)」という総合サポートプログラムが用意されています。
基本保証「Warranty for You」
新車登録から3年間(積算走行距離6万kmまで)をカバーする無償の修理保証プログラムです。
ただし、この基本保証はジープ正規ディーラーで新車購入・登録された車両が対象で、中古車は加入できない場合がある点に注意が必要です。
延長保証「Extended Care Plus」
基本保証を4〜5年目の2年間延長できるプログラムです。
レネゲードの場合、新車購入時に加入すると1年延長で60,480円、2年延長で102,600円となっており、初回車検時に加入すると1年延長で93,960円、2年延長で162,000円と、加入タイミングによって費用が変わります。
先述のDCT・ナビ同時故障の体験談でも、延長保証への加入によって高額な修理費用の負担を回避できたことが紹介されています。
ロードサービス「24h for You」
トラブルで車両が動かなくなった場合に、応急処置・牽引・乗員の移動などの対応を、一定条件のもとで無償で受けられるサービスです。
基本保証と同様に3年間標準付帯され、延長保証に加入すればさらに2年間延長されます。
| プログラム名 | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| Warranty for You | 基本修理保証 | 新車登録から3年・6万kmまで |
| Extended Care Plus | 延長保証 | 4〜5年目の2年間 |
| 24h for You | ロードサービス | 3年間(延長保証で+2年) |
中古でレネゲードを購入する場合は、基本保証の残存期間があるかどうか、そして認定中古車制度を利用できるかどうかが安心材料になります。
ジープの認定中古車は、新車登録から7年以内・修復歴なしの車両を厳選し、専門スタッフによる最大100項目のコンディションチェックを実施した上で販売する仕組みです。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 基本保証 | 3年・6万kmまで、中古車は対象外の場合あり |
| 延長保証 | 1年延長6万円台〜、2年延長10万円台〜 |
| ロードサービス | 牽引・応急処置が無償対応 |
| 認定中古車 | 7年以内・修復歴なし・100項目チェック |
| 引用元 |
|---|
| Jeep公式サイト「サービスプログラム」(Jeep Wave案内ページ) |
| Jeep公式資料「RENEGADE SERVICE PROGRAMS」(Stellantisジャパン株式会社) |
| 最安修理.com「【保存版】クライスラー・ジープ自動車の修理費用相場・メーカー保証情報」(2025年4月) |
| 中京・愛知クライスラー「保証 ワランティフォーユー」(ジープ正規販売店) |
第7章 故障リスクを減らすための維持・メンテナンスのコツ
体験談を分析すると、故障そのものをゼロにすることは難しいものの、被害を最小限に抑える工夫は可能であることが分かります。
ECUアップデートで様子見せず、早めに相談する
DCTの不調について、ディーラー側が点検のたびに調整とECUアップデートで対応してきたケースがありました。
症状が軽いうちに早めに点検・相談することで、大掛かりな入院修理を防げる可能性があります。
バッテリーは指定タイプを守る
整備士からは、バッテリー交換の際には必ずAGMバッテリー(ドライセルバッテリー)を使用するようにという説明があったと報告されています。
自己判断で異なるタイプのバッテリーに交換すると、電子システムとの相性で不具合を招く可能性があるため注意が必要です。
輸入車対応の整備工場を確保しておく
ジープのディーラー網は国産メーカーに比べて店舗数が少ないため、故障時にすぐ入庫できないケースがあります。
普段から輸入車に対応できる整備工場を近隣で確保しておくことで、修理待ちの期間を短縮できる場合があります。
年式による傾向の違いを把握する
初期モデル(〜2018年頃)ではDCTの挙動や電気系統のトラブルが比較的多く報告されている一方、2019年以降のマイナーチェンジモデルでは1.3Lダウンサイジングターボエンジンと新しいトランスミッションが導入され、初期に見られた不具合の多くが改善されているとされています。
中古車を選ぶ際は、この年式・世代の違いを意識することが、故障リスクを下げる一つの目安になります。
| 対策 | ポイント |
|---|---|
| 早期相談 | 軽微な違和感の段階で点検を受ける |
| バッテリー | AGMタイプを指定して交換 |
| 整備工場 | 輸入車対応工場を事前に確保 |
| 年式選び | 2019年以降のモデルは改善傾向 |
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 早期対応 | 違和感の段階で点検すれば被害を抑えられる |
| バッテリー指定 | AGMタイプの使用が推奨されている |
| 整備工場の確保 | ディーラー網の少なさを補う対策 |
| 年式の見極め | 2019年以降は初期不具合が改善傾向 |
| 引用元 |
|---|
| みんカラ「レネゲードはバッテリーがあがるとこうなる」(edagener氏の整備手帳) |
| みんカラ「ナビ&DCT交換」(まちゃこパパ氏の整備手帳、2024年8月) |
| ユニカーインフォ「ジープ・レネゲードで後悔?購入前に口コミから知る必須知識のすべて」(2025年10月) |
| 外車王SOKEN「ジープは故障しやすい?故障したときの対応を解説」(2025年2月) |
第8章 まとめ:レネゲードの故障とどう向き合うべきか
ここまで見てきたとおり、ジープ・レネゲードには実際に故障や不具合の報告が多いというのは、体験談・整備記録・公的なリコール情報・J.D.パワー社の調査データのいずれからも裏付けられる事実です。
特にDCT・電子系統・ブレーキ鳴み・オイル漏れ・バッテリーという5つの領域は、購入前に把握しておくべき典型的な弱点といえます。
一方で、みんカラのオーナーの中には新車から5年・7万km走行してもほとんど故障がなかったという声もあり、個体差が大きいのもレネゲードの特徴です。
つまり、レネゲードは「壊れないことを期待して選ぶ車」ではなく、「ある程度の故障を織り込みながらデザインと個性を楽しむ車」だと理解しておくことが、後悔しないための最も現実的な向き合い方だといえます。
延長保証への加入、年間10万円前後の修理費用の確保、輸入車対応の整備工場の確保という3点を事前に準備しておけば、突発的なトラブルにも慌てず対応できるはずです。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 故障の多さ | 体験談・データの両面から裏付けあり |
| 典型的な弱点 | DCT・電子系統・ブレーキ・オイル漏れ・バッテリー |
| 個体差 | ほぼ無故障のオーナーも存在する |
| 事前準備 | 延長保証・修理費予算・整備工場の確保が有効 |
| 引用元 |
|---|
| Yahoo!知恵袋「ジープ レネゲード のみんなの質問」(複数のオーナー回答、2023年〜2024年) |
| Jeep-Labジープラボ「ジープ レネゲード 何年 乗れる?実際の耐久性とオーナー体験談」 |


