【記事丸わかり】
⇒⇒動くと金属音 フロント(前)ブレーキ・ディスクパッドのパッドセンサーが、摩擦材の「使用限度お知らせ」の仕事をしています |
ディスクブレーキの構成部品の1つにブレーキパッドがあります。
ブレーキパッドは使用により次第に擦り減っていき、残り少なくなったら交換しなければなりません。
パッドウェアインジケーター(パッドセンサー)とは、このブレーキパッドに埋め込まれているセンサーで、パッドの残量が少なくなると異音を発したり(機械式)、インパネの警告灯を点灯したり(電気式)して、交換時期であることを知らせます。
ブレーキパッドの交換時期を知らせるセンサー
ディスクブレーキは、回転する円盤をブレーキパッドで挟み込んで摩擦を発生させることで回転力を弱め、車を止めます。
新品時には10mm程度の厚さがあるブレーキパッドですが、数万キロ走るとやがて1mm~2mm程度の厚みになって、もはやディスクの回転を減衰する摩擦力を発揮できなくなります。
言うまでもなく、ブレーキは車の安全走行にとって最重要パーツの1つです。
ブレーキパッドの減りはいち早くドライバーに知らせ、交換を促さなければなりません。
そこで、ブレーキパッドにはパッドウェアインジケーター(パッドセンサー)と呼ばれるセンサーが埋め込まれています。
パッドの厚みがなくなり、もはや交換しないと本来のブレーキ性能が発揮できないことを知らせるセンサーです。
機械式と電気式がある
パッドウェアインジケーター(パッドセンサー)は2種類あります。
機械式と電気式です。
機械式は、ブレーキパッドの残量が少なくなると、パッドの裏側に取り付けた金属の舌片がディスクと擦れることで音を発生します。
電気式は、ブレーキパッドの残量が少なくなると、パッドの裏側に取り付けた探知線がディスクと擦れることで断線し、ただちにインパネの警告灯を点灯させます。
機械式は国産車に多く採用されている方式です。
電気式は外国車に多く採用されている方式です。
下記の記事も参考になさってください。
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