【記事丸わかり】
⇒⇒保安基準~テールランプ/リフレクター編 |
夜間、狭い道を走っている際、路則に車が止めてある場合などは、すり抜けるのに神経を使うものです。
止まっている車がアイドリング状態でスモールランプを付けていれば車幅が把握できるのですり抜けも楽です。
しかしエンジン停止状態で、しかも黒や濃紺などの車体色の場合、近づくまで気づかないことさえあります。
そんな時に役に立つのがリフレクター(反射板)です。
リフレクター(反射板)はそれ自体は発光しませんが、光が当たるとその光を反射します。
車を車検に出すと、このリフレクター(反射板)も保安基準に規定された検査項目をクリアーしなければなりません。
リフレクターの車検基準
リフレクター(反射板)は道路運送車両法の保安基準第35条とその細目告示により明確に規定されています。
車の前・後ろ・側面の3方向にそれぞれ規定があります。
(↓↓↓スマホは横位置でご覧ください↓↓↓)
前部反射器 | 後部反射器 | 側方反射器 | |
色 | 白色 | 赤色 | 橙色 ※ブレーキランプなどと構造的に一体のものは赤色もOK |
サイズ(面積) | 10平方センチ以上 | 10平方センチ以上 | 10平方センチ以上 |
形 | 文字及び三角形以外の形 ※O、I、8といった単純な形の文字又は数字はOK | 前部反射器と同じ ※被牽引自動車は正立正三角形であること | 前部反射器と同じ |
位置・高さ | (高さ)上縁の高さ地上1.5m以下、下縁の高さ0.25m以上。 (横)最外縁は自動車の最外側から400ミリ以内 | (高さ)上縁の高さ地上1.5m以下、下縁の高さ0.25m以上。 | (高さ)上縁の高さ地上1.5m以下、下縁の高さ0.25m以上。 |
個数 | 特に規定なし | 特に規定なし | 特に規定なし |
割れ・ヒビ | 規定はないが多分NG | 規定はないが多分NG | 規定はないが多分NG |
LEDリフレクター | 製品により判断が分かれる | 製品により判断が分かれる | 製品により判断が分かれる |
純正なら問題なし、LEDリフレクターはグレーゾーン
車に最初から付いている純正のリフレクターなら問題なく車検は合格します。
ドレスアップなどのために後付けしたLEDリフレクターなどは、製品により判断が分かれます。
間違いのない選択をするためには、LEDリフレクターを購入するショップで車検に対応するか確認することです。
確認した上で購入し、もしも車検に通らなかったら、堂々と返品なり交換を要求できます。
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