【3分解説】リフレクター(反射板) 車検基準|面積・サイズ・色・高さ・LED

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【記事丸わかり】

  • リフレクター(反射板)は、光が当たると反射する板で、車の前・後・側面に付いている。
  • 前部反射板は白色、後部反射板は赤色、側面反射板は橙色が必要。
  • サイズは10平方センチ以上が基準。
  • 形は文字や三角形以外であればOK(単純な形の文字や数字は可)。
  • 位置・高さは、地上1.5m以下、下縁は0.25m以上、横方向は車両の最外側から400ミリ以内。
  • 割れやヒビがある場合は、車検に通らない可能性が高い。
  • LEDリフレクターは「車検対応」の製品を選ぶことが重要。
  • 純正のリフレクターであれば、問題なく車検に通る。
  • 後付けのリフレクターは、ドレスアップ目的で取り付ける場合、車検基準を満たすことを確認する必要がある。
  • ショップで購入前に車検に対応するかを確認し、対応しない場合は返品や交換を要求することが可能。

⇒⇒保安基準~テールランプ/リフレクター編

夜間、狭い道を走っている際、路則に車が止めてある場合などは、すり抜けるのに神経を使うものです。

止まっている車がアイドリング状態でスモールランプを付けていれば車幅が把握できるのですり抜けも楽です。

しかしエンジン停止状態で、しかも黒や濃紺などの車体色の場合、近づくまで気づかないことさえあります。

そんな時に役に立つのがリフレクター(反射板)です。

リフレクター(反射板)はそれ自体は発光しませんが、光が当たるとその光を反射します。

車を車検に出すと、このリフレクター(反射板)も保安基準に規定された検査項目をクリアーしなければなりません。

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2023年1月26日

リフレクターの車検基準

リフレクター(反射板)は道路運送車両法の保安基準第35条とその細目告示により明確に規定されています。

車の前・後ろ・側面の3方向にそれぞれ規定があります。

(↓↓↓スマホは横位置でご覧ください↓↓↓)

前部反射器後部反射器側方反射器
白色赤色橙色

※ブレーキランプなどと構造的に一体のものは赤色もOK

サイズ(面積)10平方センチ以上 10平方センチ以上 10平方センチ以上
文字及び三角形以外の形

※O、I、8といった単純な形の文字又は数字はOK

前部反射器と同じ

※被牽引自動車は正立正三角形であること

前部反射器と同じ
位置・高さ(高さ)上縁の高さ地上1.5m以下、下縁の高さ0.25m以上。

(横)最外縁は自動車の最外側から400ミリ以内

(高さ)上縁の高さ地上1.5m以下、下縁の高さ0.25m以上。(高さ)上縁の高さ地上1.5m以下、下縁の高さ0.25m以上。
個数特に規定なし特に規定なし特に規定なし
割れ・ヒビ規定はないが多分NG規定はないが多分NG規定はないが多分NG
LEDリフレクター製品により判断が分かれる製品により判断が分かれる製品により判断が分かれる

純正なら問題なし、LEDリフレクターはグレーゾーン

車に最初から付いている純正のリフレクターなら問題なく車検は合格します。

ドレスアップなどのために後付けしたLEDリフレクターなどは、製品により判断が分かれます。

間違いのない選択をするためには、LEDリフレクターを購入するショップで車検に対応するか確認することです。

確認した上で購入し、もしも車検に通らなかったら、堂々と返品なり交換を要求できます。

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