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【記事丸わかり】- SBI損保の自動車保険では、継続割引としてインターネットを通じて手続きを行うことで10,000円の割引が適用される。
- この割引はウェブ契約に限られ、電話やFAXでの契約では適用されない。
- SBI損保には他の保険会社に見られる単独の継続割引が存在せず、インターネット割引のみが主な割引手段となっている。
- 一般的に、2年目の保険料が高くなる可能性についても言及されており、それは初年度に多くの割引が適用された後の反動として説明されている。
- しかし、SBI損保では初年度も2年目もインターネット割引が同額で適用されるため、2年目が高くなる現象は比較的起こりにくい。
- 保険料が2年目に高くなるその他の要因としては、保険料率の改定、車両の型式変更、使用目的の変更などが挙げられる。
- 高齢者の場合、記名被保険者の年齢によって保険料が変動することがあり、60歳以上になると保険料が高くなる傾向にある。
- SBI損保は他の保険会社と比較しても保険料が低いとされ、インターネット割引が継続する限り、2年目以降も割引の利点が続く。
- 最終的に、保険の継続においては他社の動向を定期的にチェックし、一括見積もりサイトを利用して条件を比較することが推奨される。
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現在SBI損保の自動車保険を契約していて継続契約もSBI損保で行う場合、インターネット継続割引として10,000円が割引されます。
これは文字通りインターネットで手続きした場合に適用されます。
SBI損保にはソニー損保やイーデザイン損保などにある単独の「継続割引」はありませんが、「インターネット継続割引」の額が10,000円なので保険料の引き下げ効果は非常に高いです。
SBI損保:継続時の特典
SBI損保で自動車保険の契約をしている人が継続契約もSBI損保でする場合、継続の特典として用意されているのがインターネット継続割引です。
10,000円割引です。
継続手続きを電話やFAXではなくパソコンやスマホなどで契約者が一人で完結した場合(ウェブ契約)に適用されます。
SBI損保にはソニー損保・イーデザイン損保・そんぽ24などが採用している単独の「継続割引」はありません。
またソニー損保・イーデザイン損保が採用している「無事故割引」もありません。
しかし、SBI損保の場合、イーデザイン損保と同じように、インターネット継続割引の額が初年度の額と同額の10,000円ですから、他の割引がなかったとしても実質的には大きな割引となっています。
2,000円割引されるものが5つ集まってやっと10,000円ですから、ポンッと10,000円が割引される効果は大きいと思います。
他社の継続特典を見る:ソニー損保
ソニー損保の継続特典 |
- 現在ソニー損保で契約していて継続契約もソニー損保で契約する場合に、継続1回目1%割引・2回目1.5%割引・3回目以降2%割引となります。※2%が上限
- ソニー損保の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- ソニー損保で契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・無事故割引:2019年4月1日契約始期から導入された割引です。前年が無事故であった契約に対して翌年度の保険料を一律2,000円割引します。前年の契約がソニー損保の契約だけでなく他社契約であっても適用されます。 ・インターネット継続割引:ソニー損保で最初に契約する際に電話やファックスではなくパソコンやスマホなどで契約手続きした場合は一律10,000円のインターネット割引となり、2年目もインターネット契約した場合は5,000円の割引となりますが、3年目以降はたとえインターネット契約でも2,000円割引となります。前契約がインターネット契約でない場合の継続契約は何年目であっても2,000円割引です。 ・くりこし割引:ソニー損保の「保険料は走る分だけ」は走った距離に応じて保険料に差をつけますが、更新時、実際に走った距離が契約距離区分の上限キロ数より1000km以上少なかった場合は差額保険料に相当する額が継続契約の保険料から割引きされます(⇒保険料は走る分だけ) ・継続時複数契約割引:ソニー損保で2台以上の自動車保険の契約があるか、自動車保険の他に医療保険の契約がある場合、継続時に1,000円割引されます。※契約者が同一人であることが条件。またこの割引はいわゆるセカンドカー割引とは別個の割引です⇒⇒ソニー損保・セカンドカー割引 |
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他社の継続特典を見る:イーデザイン損保
イーデザイン損保の継続特典 |
- 現在イーデザイン損保で契約していて継続契約もイーデザイン損保で契約する場合に、継続1回目0.5%割引・2回目1%割引・3回目1.5%割引・4回目2%割引・5回目2.5%割引・6回目以降3%割引となります。※3%が上限
- イーデザイン損保の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- イーデザイン損保の契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・無事故割引:前年が無事故であった契約に対して翌年度の保険料を2%割引します。前年の契約がイーデザイン損保の契約であることが条件です。 ・インターネット継続割引:イーデザイン損保でインターネット契約すると10,000円のインターネット割引が適用されますが、この割引は契約初年度だけでなく、2年目以降の継続契約にも同額の10,000円割引が適用され続けます。※2年目以降の割引額が1年目に比べてガクンと落ちる会社の場合、1年目より2年目の方が保険料が高くなる逆転現象が起こる場合がありますが、イーデザイン損保ではまずありえないことです |
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他社の継続特典を見る:三井ダイレクト
三井ダイレクトの継続特典 |
- 現在三井ダイレクトに契約があり、この契約を三井ダイレクトで継続する場合、継続1年目は1%割引・継続2年目は1.5%割引・継続3年目以降は2%割引となります(継続割引)。
- この継続割引はパソコンやスマホなどでインターネット手続きをした契約はもちろん電話やファックスによる契約にも適用されます。
- 三井ダイレクトの継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- 三井ダイレクトで契約の継続をする場合、継続割引以外に付いてくる特典は以下の通りです。
・インターネット継続割引:「Myホームページ」からの継続手続き(インターネット手続き)で保険料が3,000円割引されます。 ・三井ダイレクト損保クラブオフをVIP会員価格で:国内外20万ヶ所以上の施設を「VIP会員」価格で利用できます。同伴する家族・友人も特別割引価格で利用できます。 ・ロードサービス2年目以降特典:ガス欠時のガソリン10リットルは1年目は有料ですが2年目以降は無料になります(ただし保険期間中1回まで)。また事故または故障で車が自力走行不能となった場合、レンタカー会社を案内し、レンタカー代(5ナンバー車)を12時間を限度に無料で借りることができます(レンタカーサービスは自動車のみでバイクは対象外)。 |
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他社の継続特典を見る:そんぽ24
そんぽ24の継続特典 |
- 現在そんぽ24で契約していて継続契約もそんぽ24で契約する場合、継続手続きをインターネット手続きすることを条件に、保険料の3%が割引されます。
- そんぽ24の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- そんぽ24で契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・インターネット継続割引:そんぽ24で初めて契約する場合、インターネットで手続きすることを条件に、保険料の10%を割引しますが、継続契約に関しては7%割引になります。※継続割引と合わせて10%割引になる |
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他社の継続特典を見る:JA共済(農協)
JA共済(農協)の継続特典 |
- 自動継続特約を付帯することで2%の継続割引が適用されます。
- JA共済(農協)の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- JA共済(農協)で契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・長期優良契約割引:継続契約の等級が20等級などの所定の条件を満たす場合、20等級到達以降の無事故継続期間等に応じて、共済掛金が2%~6%割引されます。 ・複数台割引:JA共済の自動車共済に複数台加入する場合、新規契約の場合も継続契約の場合も共に保険料が5%割引になります。※いわゆるセカンドカー割引とは別個の割引です⇒⇒セカンドカー割引 |
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他社の継続特典を見る:アクサダイレクト
アクサダイレクトの継続特典 |
<自動車保険>- 現在アクサダイレクトで契約していて継続契約もアクサダイレクトで契約する場合、継続手続きをインターネット手続きすることを条件に、1回目の継続契約は最大5,000円割引となり、2回目以降の継続契約は一律1,000円割引となります。
<バイク保険> - 現在アクサダイレクトで契約していて継続契約もアクサダイレクトで契約する場合、継続手続きをインターネット手続きすることを条件に、1回目の継続契約も2回目以降の継続契約も一律1,000円割引となります。
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SBI損保では2年目が高くなる?
とりわけ通販型自動車保険でしばしば発生する現象として、初年度に様々な割引が適用された反動で2年目の継続契約が1年目より高くなることがあります。
けれどもここまでご覧になったようにSBI損保ではインターネット割引の額が初年度も2年目も同額の10,000円です。
ですから2年目の継続契約のほうが高くなる逆転現象は発生しにくい会社と言えます。
アクサダイレクトのインターネット割引の場合、初年度も継続契約も最大の割引額が適用された場合で見ると、その差額は15,000円にもなります(20,000円-5,000円)。
SBI損保の場合はこういうことにはなりません。
ただし、2年目の保険料が高くなる要因はインターネット割引だけではありません。
その他の要因で高くなるケースがあるので、次の項目で詳しく見ていきたいと思います。
自動車保険で2年目が高くなる要因
どの会社とは言わず、一般的に、自動車保険で初年度より2年目(以降)が高くなるケースがあり、それは以下のような要因が考えられます。
なお、事故で保険を使えば翌年度の保険料は高くなりますが、こうした事故によるケースは除いて考えます。
- 免許証の色が変わった
- 使用目的が変わった
- 新車割引の適用期間が終了した
- 走行距離により保険料が変わる契約で前年の走行距離が想定以上に多かった
- 保険料の料率が改定された
- 型式別車両料率クラスが変わった
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などが考えられます。
上記以外で、とりわけ高齢者の契約で起こりやすいのが記名被保険者の年齢区分が変わった場合です。
あまり知られていないことですが重要なことなのでちょっと詳しくご説明します。
自動車保険を契約する際は全年齢、21歳以上、30歳以上などの「年齢条件」を選択しますが、実は、これとは別個の年齢区分が存在します。
それを記名被保険者年齢別保険料といいます。※会社により呼び方が異なりますが代理店型も通販型も採用しています
自動車保険の保険料は「年齢条件」と「記名被保険者年齢別保険料」という2重の年齢要因によって保険料を算出しています。
記名被保険者年齢別保険料が適用されるのは、通常「26歳以上補償」「30歳以上補償」の年齢条件の場合です。
これらの年齢条件を設定した契約で、保険始期日時点の記名被保険者の年齢により保険料に差を付けています。
30歳未満 |
30歳以上40歳未満 |
40歳以上50歳未満 |
50歳以上60歳未満 |
60歳以上65歳未満 |
65歳以上70歳未満 |
70歳以上75歳未満 |
75歳以上 |
(東京海上日動の場合)
上記区分により保険料を調整しています。※保険会社により区分が異なることがあります
たとえば、記名被保険者が59歳の時に「26歳以上」で保険契約し、1年後にその契約を更新した際、事故を起こしていなくても、あるいは、補償内容は前年とまったく同一でも、更新後の保険料の方が高くなることがあって、これは記名被保険者年齢別保険料のためです。
つまり年齢条件が「26歳以上」であっても、記名被保険者が59歳の人の契約と60歳の人の契約とでは保険料に差が生じるということになり、これが無事故であっても2年目の方が高くなるケースもあるというわけです。
記名被保険者が高齢者の場合に発生しやすい逆転現象です。
結局、SBI損保で継続するのはおトクでしょうか?
SBI損保は比較的地味な会社ですが(テレビCMが少ないという意味で)、保険料レベルは低いことで知られている会社です。
一括見積もりサイトなどで各社の保険料を横並びにすると、金額の安さで常に上位に来る傾向にあります。
また、ここまでご覧になってきたように、インターネット割引が初年度も継続も10,000円の同額なので2年めが高くなる心配はまずありません。
したがってSBI損保で継続するのは大いにアリだと思います。
ただし、自動車保険の競争は年々激しくなっていて、ちょっと目を離しているうちにいつの間にか新しい割引が採用されていたりします。
アクサダイレクトがインターネット割引を最大20,000円に増額したのは2018年7月3日です。
ソニー損保がそれまでイーデザイン損保だけが採用していた無事故割引を2019年4月1日から採用することになりました(業界2社目)。
(※ただし「無事故割引」というのはノンフリート等級制度とは別物です)
その他細々した改定が毎年行われています。
SBI損保の保険料がいきなり高くなるという話ではないものの、時々他社の動向をチェックする必要はあると思います。
その際、最大の武器となるのが一括見積もりサイトです。
一度の入力で競合他社の保険料を横並びで比較できます。
お時間が許せばぜひご活用ください。
当サイトでは以下の2サイトのいずれかをおすすめします。
ご覧いただきありがとうございました。