タイヤのロードインデックス(荷重指数)は車検の検査項目です!

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たとえば、車のタイヤの横に「215/45R17 87W」とある場合、87がロードインデックス(荷重指数)です。

車検の際はこの指数が基準値に適合していないと不合格となります。

【2024年2月29日】ブリヂストンがパンクしないタイヤ「エアフリー」の公道実証実験を開始しました。⇒⇒エアフリー

ロードインデックス(荷重指数)とは?

まず英語表記を見ると理解が早まると思います。

ロードインデックスはroadindexではなく、loadindexです。

roadは道路ですがloadは荷重のことです。

つまり、ロードインデックスとは荷重指標を意味します。

タイヤの横についている「215/45R17 87W」の87の部分がロードインデックス(LI)です。

この数値は、規定の条件下で1本のタイヤが支えることのできる最大荷重(負荷)を表す指数です。

上記の87の場合は、545kgです。(⇒ブリジストンのHP

(※)ただし、ロードインデックスはタイヤの空気圧の大小により数値が変動します。「87は545kg」と書きましたが、これは空気圧が240kPaの場合であり、210kPaなら505kgになります。

タイヤのロードインデックスはタイヤメーカーのホームページで確認できます。

なお、ロードインデックスには日本規格(JATMA)とヨーロッパ規格(ETRTO)がありますが、ここでは当然日本規格の話をしています。

ロードインデックスが不足していると車検は通らない

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の第167条に「自動車の積車状態における軸重を当該軸重に係る輪数で除した値である空気入ゴムタイヤに加わる荷重は、当該空気入ゴムタイヤの負荷能力以下であること。」とあります。

その車の積載状態における軸重は車検証の記載から数値をはじき出せます。

これをタイヤの数で割れば、その車の各タイヤにおけるロードインデックス(荷重指数)がわかり、その結果、タイヤの適正空気圧状態でのロードインデックスが適正か不適正かの判断もできることになります。

車検に出した車のタイヤが純正タイヤであれば問題ありませんが、インチアップ等でタイヤ交換している場合は、適正な荷重指数の範囲内にあるかどうかが車検の評価基準となります。

タイヤ専門店やカー用品店で確認してもらうのが一番

タイヤメーカーが運営しているタイヤショップや全国チェーンのカー用品店はもちろん、地域のタイヤショップでも、ロードインデックス(荷重指数)と車検の関係は熟知しています。

タイヤを純正品とは異なるものに交換する際は、ショップの人が車検適合するタイヤかどうかは当然チェックしています。

とは言え、ユーザーの側が、とにかく値段の安いものや見た目重視の超扁平タイヤを求めるケースもあるので、車検適合は二の次になることも有り得る話です。

交換の際はショップの人に車検適合は大丈夫かどうか必ず確認するようにしてください。

 

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