こちらの記事も読まれています
新車にナビいらない場合はどうすればいいですか?
新車を購入する際、最初からナビが組み込まれて価格設定されているグレードもあり、こういうグレードを購入する場合は「ナビはいらない」という要望は却下されると思います。
しかし、オプションでナビを選択できるグレードの場合なら、当然「ナビはいらない」という要望は通ります。
もちろん、「ナビはいらない」といっても、オプションのバカ高いナビはいらないということであって、車を運転する際にナビがいらないという意味ではないはずです。
その場合は、スマホのアプリで代用するか、社外品の安くて高性能なナビを後付けすればいいだけのことです。
一般的に、と言うか「ほぼすべて」と言うべきでしょうが、メーカーオプションあるいはディーラーオプションのナビは「値段は高いけれど中身はスカスカ」なものが多いと思います。
<オプション商法>という言葉があるように、ディーラーは車両本体で利益を上げるだけでなく、利益率の高いオプションで儲けるのが1つのビジネスモデルになっています。
様々なオプションの中でもカーナビゲーションは利益率の高いオプションの筆頭株です。
安い原価で高く売るのですから、ディーラーとしては純正ナビをぜひオプション装着してもらいたいはずです。
とは言え、「ナビはいらない」というお客さんがいれば、そこを無理に押し付けてくる営業担当はまずいないと思います。
「ナビを勧められたのに断ったら嫌な客だと思われるんじゃないか」
などと気にする心配は絶対にありません。
ごく普通に「ナビいらないです」と言えばいいと思います。
純正にもいいところがある⇒⇒デザインのマッチング
値段の割に内容が薄いのが純正ナビの特徴ですが、でもいいところもあります。
それはデザイン性です。
素材とか色とか形状などがダッシュボードの他の部分と見事に調和しているのが純正ナビのいいところだと思います。
したがって、デザイン性を重視する人は純正ナビにしておいた方が後で後悔しないかもしれません。
実際、デザインは重要です。
社外品で高性能だけれどデザイン的にしっくりこないナビは確かにあります。
せっかく手に入れた自慢の新車なのに、何となくまとまりのない感じのインテリアになったら、それはそれで悲しいことです。
スマホナビだって十分に実用になるけれど、後付けの文字通り「取って付けたような」スタンドに載せて使用するのも、せっかくの新車生活がくすんでしまうようなところもあるかもしれません。
したがって、メーカーやディーラーが用意した純正ナビはいらないという人は、実用性最重視の実務的実際的な性格の方に限られると思います。
性能のいい社外ナビなどにしておけば、車が変わっても載せ替えて長く使えると思います。
今のナビはソフトを更新すれば常に最新の地図情報でナビゲーションしてくれますからね。
私のトホホな経験談
私の現在のマイカーはフォルクスワーゲンゴルフ(7代目)です。
グレードはコンフォートラインというもので、ナビも最初から組み込まれていたと思います。※違っていたらゴメンナサイ
この最初から組み込まれているナビは、デザイン的にはとてもカッコよくて色も形も素材もダッシュボードの他の部分ときれいにマッチングしています。
でも、このナビを実際に使用したのは1度きりです。
静岡県の有名な観光スポットである「白糸の滝」近辺でガソリンの残りが少なくなり、それを知らせる表示がナビの画面に表れて、「近くのガソリンスタンドを検索しますか」と表示されたので、「検索」をタッチしたら、最寄りのガソリンスタンドに案内してくれたのです。
使用したのはこれ一度だけです。
というのは、自分で目的地を入力する方法が全く分からない「使用不能」なナビだったからです。
住所を入力してもダメ、電話番号でもダメ、地図上の目的地をタッチしてもダメ、という直感的に使えないタイプの底なし超おバカナビだったのです。※説明書見てもわかりませんでした
こんな世にも類稀な「使えないナビ」を純正品として販売しているのですから、本当にトンデモナイ話だと思います。
でも、車には満足しているので、ちょっとモヤモヤしたまま現在に至っているというわけです。
ただ、最近の多くの機種と同じように、このナビはオーディオやラジオや車の様々な設定を表示・操作するディスプレーを兼ねていて、ナビ以外の機能はそれなりに便利に使っています。
ナビだけが超ウルトラおバカちゃんな機械なのです。
実際、フォルクスワーゲンのオーナーさんは皆さん怒っていらっしゃいます。いや、怒りを通り越して皆さんあきれ返って文句も言う気になれないようです。私も同じです。
そういうわけで、純正ナビで値段が高くても、ちゃんと使えるのであれば、それはそれでいいのではないでしょうか。
フォルクスワーゲンのユーザーみたいに使えなくてのけぞっている人も世の中にはいるのです。
使えるのであれば、まだましですよ。
◎お財布事情にフィット!車のための最適な支払い方法を見つけよう
こちらの記事も読まれています
下記の記事も参考になさってください。
⇒⇒メーカーオプションとディーラーオプションの違い・ナビの見分け方・値引きは?:メーカーオプションとは、サンルーフとか本革シートなど、メーカーの製造ラインの中でしか組み入れられない装備品を指します。一方で、ディーラーオプションとは、フロアマットやサイドバイザーなど、メーカーの製造ラインから出荷された車にディーラーの工場内で取付可能な装備品です。 ⇒⇒カーナビの故障|原因・症状と対策|液晶画面・タッチパネル|車両保険で修理?:カーナビが故障した場合で、その故障が経年劣化等によるものであれば自動車保険の車両保険からは補償されません。しかし、事故が発生し、その時の衝撃が原因で故障したことが認定されれば、カーナビの修理代は車両保険から出ます。 ⇒⇒SDカード寿命告知機能とは|ケンウッドのカーナビに搭載:カーナビに挿しているSDカードが、そろそろ寿命を迎えるという時期になると、カーナビ本体のスピーカーから、「SDカードの交換推奨時期です」という音声が流れます。 ⇒⇒ながら運転とは|罰則が強化|カーナビ・ハンズフリーは?:カーナビやディスプレイオーディオなどを操作することはNGです。捕まります。信号待ちで停車中の操作もスマホ同様に取り締まりの対象です。 |
ご覧いただきありがとうございました。