SDカード寿命告知機能とは|ケンウッドのカーナビに搭載
SDカード寿命告知機能とは、JVCケンウッドの一部カーナビに搭載されている機能です。
カーナビに挿しているSDカードが、そろそろ寿命を迎えるという時期になると、カーナビ本体のスピーカーから、
「SDカードの交換推奨時期です」
という音声が流れます。
これにより、ユーザーは消耗品であるSDカードを新品に交換することができます。
たとえば、ケンウッドのSDカードであるKNA-SD8A、KNA-SD16A、KNA-SD32AなどがこのSDカード寿命告知機能に対応していて、この告知機能を持つケンウッドのカーナビに挿し込んでおくと、時期が来た時に上記の音声を流すというわけです。
そもそもSDカードには寿命がある
使い方によりますから、一概に何年とは言えませんが、SDカードは消耗品なので、一定の期間使用したら新品に交換すべきです。
一般的には、1年程度が目安と言われています。
ドライブレコーダーは、デジカメなどと比較すると、記録媒体を痛めつける機械です。なぜなら、常時書き込みと消去を繰り返しているからです。
ドライブレコーダーの記録方式は、ほぼすべての機種が「ループ録画方式」です。カードが容量一杯になると、また初めに戻り、すでに記録されていた古い記録に新しい記録が上書きされていきます。
もしも記録時間2時間のSDカードを使用していたら、2時間ドライブするとカード容量がいっぱいになり、2時間以降は古い記録に新しい記録が上書きされていきます。つまり、6時間ドライブしたら、その間にSDカードは3回記録と消去を繰り返すのです。
デジカメでこんな使い方をするでしょうか?
車の使い方にもよりますが、1年も車を走らせれば、その間に数えきれないほどSDカードは記録と消去を繰り返しています。カードが劣化するのは当たり前です。
したがって、1年程度経過したら、たとえその時点でSDカードに不具合がなかったとしても、予防的に、新しいSDカードに交換すべきでしょう。大事な時にカードが故障していて映像を記録できなかったら、それでは何のためにドライブレコーダーを設置しているのかわからなくなります。
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。