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タイヤのパンク|イタズラ対策|被害防止の4つの方法
タイヤがパンクする原因はいろいろありますが、その中で厄介なのがイタズラによるパンク被害です。
走行中に不可抗力でパンクしたのであれば、ある意味、あきらめがつきます。経済的には痛手ですが、精神的に嫌な後味が残ることは少ないと思います。
しかし、駐車場にとめていた車が何者かによってイタズラされ、タイヤがパンクしていたとなると、これは2重のショックになります。お金と心の2重の衝撃です。
このページでは、いたずらによりタイヤがパンクされないようにするための対策法を4つご紹介しています。参考になさってください。
対策①:駐車場の管理者に防犯カメラの設置を依頼する
マンションの駐車場などで、防犯カメラをすでに設置してあればいいのですが、まだの場合は、防犯カメラの設置を依頼すべきです。
賃貸の場合は管理人さんに、分譲の場合は住居者を集めた話し合いの場で、防犯カメラの設置を依頼・提案したいところです。
防犯カメラは、タイヤのパンクなど車へのイタズラ全般に効果があるだけでなく、その他犯罪全般の抑止効果が一定程度認められますから、そういう意味でも、できるだけ早期に設置すべきだと思います。
対策②:駐車監視機能の付いたドライブレコーダーの設置
これは自衛の対策ですが、自分の車にドライブレコーダーがまだ設置してなかったら、あるいは、すでに設置してあるけれど駐車監視機能が付いていなかったら、これを早期に付けることが大事だと思います。
ドライブレコーダーの駐車監視機能は、タイヤをイタズラでパンクさせる犯行には有効です。何者かが車に近づいてきただけでモーションセンサーが検知して録画を始めますし、車に一定の衝撃があればそれをGセンサーが検知して録画します。あるいは、センサーとは無関係に常時カメラが映像を録画し続ける設定もできます。
ドライブレコーダーの駐車監視機能が作動している場合は、どのメーカーの機種でも、パイロットランプが点滅等をして機器が作動していることを周囲に知らせます。これは特に夜間に有効で、イタズラ犯に犯行を思いとどまらせる抑止効果は高いと思います。
対策③:ダミーのドライブレコーダーを設置する
アマゾンなどの通販ショップで1,000円前後から販売されていますが、ダミーのドライブレコーダーも一定の抑止効果が認められています。
ダミーと言っても、けっこう本物に見えます。これとステッカーがセットになって1,000円前後からありますので、これを設置しておくと、イタズラ犯の方でも、半分はダミーではないかと疑いつつ、それでも面倒なことになると嫌だからと、犯行を思いとどまらせる可能性は高まると思います。
対策④:ステッカーを車に張り付けておく
「ドライブレコーダー録画中」
といった文言の目立つステッカーが格安で販売されています。通販ショップにもカー用品店にもたくさんあります。
これを車に張り付けておくと、一定程度の犯罪抑止効果があることが知られています。
まとめ
イタズラ犯にタイヤをパンクさせられないための対策としては、上記以外にも、あまり目立つ車に乗らない、管理人の常駐する駐車場しか使わない、などといった対策もありますが、しかし、こうした対策が取れる場合はいいのですが、あまり現実的とは思えません。
やはり、考えられる最善の対策法は、ドライブレコーダーの駐車監視機能の設置だと思います。設置してあるだけで抑止効果がありますし、実際に犯行が行われた場合でも、犯人の映像が録画されていれば、これを元に犯人特定、犯人検挙に至る事例は数多くあります。
ドライブレコーダーの映像は犯人検挙の証拠になります。
また、自動車保険の特約である車両保険はタイヤ単体の損害は補償対象外ですが、タイヤショップ等でタイヤを購入した時に加入するパンク保証は、イタズラによるパンクも補償対象です。しかも、1本の被害でも4本交換できるのが一般的です。
下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。
⇒⇒タイヤのパンク保証は必要?いらない?|メリット・デメリット
⇒⇒タイヤのひび割れ・亀裂|原因・防止・補修・交換|車検基準|高速でバーストが怖い
ご覧いただきありがとうございました。