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(動画)アイスピックでトレッド面とサイドウォールを刺した場合
動画を紹介します。アイスピックでタイヤのトレッド面(地面と設置する面)とサイドウォールを突き刺した場合の動画です。この動画ではタイヤがクルマから外された状態なので、車についている状態とは空気の抜け方が異なります。その点に留意してご覧ください。
(ニュース動画)住宅街で11台パンクさせられた事件のニュース
次に、住宅街で11台の車のタイヤが連続でパンクさせられた事件のニュース映像です。
おそらく、アイスピックでタイヤのサイドウォールを短時間に数か所刺したものと思われます。刺しても爆発音のような音はせず、空気が抜ける比較的小さい音だけがするのではないかと思います。 ※だから気づかれにくい
車のタイヤをパンクさせる方法|犯人の手口を知るために
駐車場にとめておいたマイカーがパンクしていた。これはショックです。タイヤが新しい場合は特にショックです。
さらにショックなのは、これが故意に行われたものではないかという疑いが生じた場合です。走行中に何か踏みつけてしまってパンクしたのであれば、ショックではあるけれど、ある意味あきらめがつきます。
しかし、原因がわからない場合は、自分が何者かから恨みを買っているのではないか、などとあらぬ想像を掻き立てられて、実に嫌な思いをしなければなりません。
そこで、このページでは、何者かが故意に車のタイヤをパンクさせるとしたら、どういった手口を用いるのか、見ていきたいと思います。
先端のとがったものでタイヤの側面を刺す
タイヤの側面(サイドウォール)は接地面より薄くできています。ここが傷ついてパンクするとほぼ修復不可能で、タイヤを交換しなければなりません。また、イタズラする側にとっても手口が簡単で、短時間で行えます。
タイヤの側面を攻撃する場合に使用される犯行用具としては下記のようなものがあります。
- 鋭利なナイフ
- アイスピック
- キリ(大工道具)
- 千枚通し
ある程度犯行に慣れている者なら、通常、1ヵ所だけでなく数カ所を刺します。そのほうが確実にパンクさせることができ、タイヤを修理不能なほど傷つけられることを経験的に知っているからです。
タイヤの接地面を攻撃する場合
パンク目的でタイヤを攻撃する場合、タイヤの接地面(トレッド)に何かを刺すことはあまりないと思います。
接地面は少なくとも15ミリとか20ミリというように一定の厚みがあるので、そう簡単に刃物を突き刺すことができないからです。また、突き刺せたとしても、空気が抜けにくいと思います。
しかし、手の込んだやり方をする粘着質の犯人もいます。
たとえば、車のリヤ側を壁に付ける形で駐車している場合、発進するのは車のフロント側に決まっています。その際、左側後輪のタイヤが転がる側にスクリュー釘などを立てかけておけば、タイヤが転がることでスクリュー釘を自ら接地面に刺し込むことになります。
ただ単に立てかけておくのではなく、釘の先端を数ミリだけ接地面に刺しこんでおけば、確実性が高まります。
故意によるものではなく走行中の事故と思われるケース
タイヤのパンクにはいろんなケースがあります。
たとえば、スパナやレンチやボルトなどがタイヤにめり込み、結果的にパンクしてしまうことがあります。その他、人間の手ではとてもこんなものを刺し込むことは無理だろう、と思えるものがタイヤのパンクの原因となることがあります。
そして、こうしたパンクは、多くの場合、後輪に発生します。
こうしたケースは、恐らく、走行中に前輪が落下物を踏みつけ、それを後ろに蹴り上げる形になって、それを後輪が真正面で受け止めることになり、結果として、後輪に刺さってパンクしてしまう、ということが考えられます。
故意にタイヤをパンクさせる犯行を防止するための対策
駐車場におけるタイヤへのイタズラを防止するために、有効な対策として考えられるのは以下のようなことだと思います。
- 駐車場に防犯カメラを設置する
- マイカーにドライブレコーダーの駐車監視機能を設置する
- マイカーにダミーのドライブレコーダーを設置する
- マイカーにドライブレコーダー(監視カメラ)のステッカーを貼る
自宅以外の駐車場であれば、管理人さんに防犯カメラの設置を要望するのも有効な手段だと思います。
個人的な対策としては、やはり、ドライブレコーダーの設置が有効です。駐車監視機能を付けると、この機能が作動している間はドライブレコーダー本体のパイロットランプが点滅したりするので、特に夜間はけっこう目立ちます。
また、ダミーのカメラもある程度有効です。オモチャのカメラを設置することで、犯行を思いとどまらせるのです。
同様に、ステッカーも一定の効果があるといわれています。「監視カメラを設置しています」といったステッカーです。犯人としては、半ばダミーだろうと思いつつ、面倒は嫌なので、では別の車にしようか、と思わせる効果はある程度期待できると思います。
ドライブレコーダーの犯人映像は検挙に役立てられている
防犯カメラやドライブレコーダーがタイヤをパンクさせた犯人の映像を録画していた場合、もちろんその映り込みの状況にもよりますが、あるていど顔の映像がはっきりしているものであれば、その後の犯人検挙に役立ちます。
顔だけでなく、全身の様子、動作の特徴、身に着けている衣服など、どこから「アシ」が付くかわかりません。
タイヤにイタズラするタイプの犯人は、一度の犯行で終わりにすることはまずなくて、ほとんどのケースで同様の犯行を繰り返します。
カメラの映像は重要な証拠となります。
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下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。
⇒⇒タイヤのパンク保証は必要?いらない?|メリット・デメリット
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ご覧いただきありがとうございました。