【超丁寧解説】タイヤのひび割れ・亀裂|原因・防止・補修・交換|車検基準|高速でバーストが怖い

タイヤ・ひび割れ・亀裂・防止・交換・側面・原因・補修・車検・高速・バースト

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車のタイヤにひび割れが入ったり亀裂が入ったら要注意です。

基本的にひび割れや亀裂は補修するのは無理で、交換するしかありません。

車検も基準を満たさないと通りません。

タイヤのひび割れや亀裂の原因は、身も蓋もない話ですが、経年劣化です。

使用開始から4年、5年経過すると、タイヤのゴムが硬化し様々な不具合が出てきます。

こうなると交換するしかありません。

ひび割れや亀裂を放置して高速走行したりすると、いきなりバーストを起こすリスクがあってとても危険です。

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2023年1月26日

原因と防止策

タイヤにひび割れや亀裂が発生する原因は以下の通りです。

  • 経年劣化:走行距離ではなく使用年数が大きく影響する。4年~5年が交換時期
  • 空気圧:適正な空気圧より高すぎたり低すぎたりするとタイヤに負担がかかり劣化を早める
  • 放置:車に乗らずに駐車場に放置しておくとゴムの硬化が早まる
  • 保管場所:青空駐車は車のボディーだけでなくタイヤにもダメージが大きい。紫外線や雨にさらされ劣化を早める

以上が原因なので、防止策としては、経年劣化はやむを得ないとしても、空気圧を常にチェックし、放置しないでいれば、ひび割れや亀裂の発生時期を遅らせることができます。

ひび割れや亀裂はタイヤの側面から

タイヤのひび割れや亀裂は最初にタイヤの側面に発生することが多いです。いわゆるサイドウォールと言われる部分です。

側面なので、発見しやすいとも言えます。

補修と交換

ひび割れや亀裂が発生したタイヤは補修できません。

交換するしかありません。

あとは、どの程度のひび割れや亀裂が交換時期かということになります。

使用年数が4年から5年経過していたら迷いなく交換すべきですし、まだ2年~3年の場合は、ディーラーや整備工場やガソリンスタンドなどのプロに判断してもらってください。

プロに相談すれば、大したことがなくてもすぐに交換するように言われるに決まっている、と思う方がいるかもしれませんが、わたしの過去の経験から言うなら、決してそんなことはないですよ。

まだ大丈夫な状態なら、ちゃんとそう言ってくれます。

(タイヤの製造年月日)

タイヤの側面(サイドウォール)には「XXYY」といった4桁の数字が刻印されています。

刻印の意味するところは、

  • XX:製造週
  • YY:製造年の下2桁

です。

たとえば「1020」と刻印されていたら、2020年の10週目という意味で、2020年の3月の半ばあたりになります。

車検基準

車検におけるタイヤの保安基準は、

  • 接地部に1.6mm以上の溝があること
  • 亀裂やコード層の露出等、著しい破損が無いこと

という内容になります。

いわゆるスリップサインが浮き出ていたら溝がないので車検は通りません。

また、ひび割れや亀裂がタイヤ内部のコード層にまで達していたら車検は通りません。

高速走行は要注意

タイヤのひび割れや亀裂には程度があるので、ちょっとでも発生していたら即交換という話にはなりません。

しかし、高速道路での走行はどうしてもタイヤに負担がかかるので、すでに軽微なひび割れや亀裂が発生している場合は注意が必要です。

うっかりチェックを怠ったまま高速道路を走行し、しかもその際にタイヤの空気圧が極端に低めになっていたりすると、パンクしたりバーストしたりすることがあり、とても危険です。

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ご覧いただきありがとうございました。