インターバル記録=タイムラプス記録
ユピテルのHPより
「インターバル記録」とは、メーカーによっては「タイムラプス記録」と呼びますが、1秒とか2秒といった間隔をあけて撮影する記録方式のことです。
普通の動画撮影の場合は、1秒間に15コマ、30コマ、60コマといった小刻みな記録をしているので、再生すると、流れるような滑らかな画像になります。
ですが、インターバル記録あるいはタイムラプス記録の場合は、1秒間に1枚あるいは2秒間に1枚といった映像なので、再生するとパラパラ漫画みたいにカクカクした画像になります。
ですが、たとえば駐車中の当て逃げやタイヤ泥棒や不審者などを監視する目的であれば、滑らかな画像は不要で、1秒おきとか2秒おきの画像でも充分に用が足ります。
また、インターバル(タイムラプス)による記録の方が、同じ時間内の撮影枚数が少なくなるので、バッテリー消費が抑えられる効果もあります。
ドライブレコーダーのインターバル記録とは何?
ドライブレコーダーのインターバル記録とは、たとえば、1秒置きに1枚の静止画を撮影する記録方式のことです。3秒置きに1枚とか5秒置きに1枚・・・というように目的に応じて設定します。
ドライブレコーダーでインターバル記録できる機種は数多くあります。名称は「インターバル」と呼ぶメーカーもあれば「タイムラプス」と呼ぶメーカーもあります。
これらは記録メディアの容量を長持ちさせるためです。一続きの動画として録画するとマイクロSDカードはすぐにいっぱいになってしまいます。そこで1秒間に1枚撮影しておいて、後でパラパラ漫画みたいに再生すれば、ちゃんと必要な映像が得られます。
とりわけ、駐車監視の際に役に立つのがインターバル記録(タイムラプス)です。駐車監視の場合は、SDカードの容量を節約するだけでなく、電源であるバッテリーの消耗を少なくする意味もあります。
駐車監視用なら十分に用が足りる
みなさんもインターバル記録された映像はテレビなどで何度もご覧になっているはずです。夕方から翌朝までの夜空の星の移ろい、植物が芽を出してから成長する一連の流れ、こういった映像のほとんどはインターバル撮影された静止画を連続再生して一続きの動画として見ているのです。
ドライブレコーダーの映像も、用途によっては、こうしたインターバル記録で十分に用は足ります。駐車中に当て逃げされた場面、駐車中にタイヤ泥棒がタイヤを盗む場面などは、滑らかな動画でなくてもよくて、要はナンバープレートとか人物の顔などが判別できればいいことです。
動きがパラパラ漫画みたいにぎこちなかったとしても、別に映像の鑑賞をするのが目的ではありませんから、そんなことは問題になりません。
走行中の録画には向かない
一方で、昼間の交通事故の画像はインターバル記録では大事なシーンが抜け落ちる可能性があるのでおすすめできません。
たとえば、3秒に1コマの撮影に設定しておいた場合、撮影と撮影のあいだに車同士が衝突して、最も肝心な映像が記録されていないといった事態もあり得ます。
なお、現在販売されている多くのドライブレコーダーには、インターバル記録あるいはタイムラプス機能がついています。
下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。
⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視は常時電源かシガーソケットか?
⇒⇒ドライブレコーダーのリアカメラ設置|赤い線はどこに接続?
ご覧いただきありがとうございました。