【短命?】ドライブレコーダー SDカード 寿命|年数は何年?

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ドライブレコーダー SDカード 寿命|年数は何年?

ドライブレコーダの記録媒体として主流になっているのはmicro SDカードですが、ここではSDカードとしてお話しします。

SDカードには寿命があります。永遠に使えるものではありません。高級なSDカードの寿命は長く、格安なSDカードの寿命は短いです。

SDカードの寿命とは、要するに、書き込みできる回数の限度のことです。ですから、使い方によって寿命も大幅に異なります。

しかし、デジカメなどと比較すると、ドライブレコーダーはSDカードを酷使します。たとえば2時間録画できるSDカードを使用している場合、6時間ドライブしたら、ドライブレコーダーはSDカードに3回書き込みすることになります。

これ、たった1回のドライブの話です。車に乗る機会が多い方なら、1年で何回SDカードに書き込み、そして消去し、書き込み、消去しているか、とても数えきれないほどでしょう。

ドライブレコーダーの録画方式は「ループ録画」と呼ばれますが、カードがいっぱいになると、また最初に戻って、古いデータの上に新しいデータが上書きされていきます。これを延々と繰り返す方式です

デジカメとは比較にならないほどSDカードを「コキ使う装置」、それがドライブレコーダーです。

ドライブレコーダーのメーカーによっては、説明書に「1年毎の交換を推奨」と記載しているところもあります。

実際のところ、ドライブレコーダーのトラブルの多くはSDカードの不具合が原因です。本体のトラブルよりカードのトラブルの方が圧倒的に多いです。

画面が暗くなったり、急に電源が切れたりして、どう見ても本体の不具合に思えるものでも、SDカードを新品に交換したら直った、というケースはよくある話です

記録方式で寿命は決まる

SDカードの寿命は書き込み可能回数で決まります。そして、書き込み方式の違いにより、書き込みできる回数も異なります。当然、数多く書き込みできるカードのほうが長持ちします。そして値段も高いです。

SDカードの記録方式は主に4つあります。下記の表は下に行くほど書き込み可能回数が多くなり、寿命も長くなります。そして値段も高くなっていきます。

書き込み方式内容寿命
TLC1つのセルに3ビット書き込む最短
MLC1つのセルに2ビット書き込む
pSLC1つのセルに1ビット書き込む
SLC1つのセルに1ビット書き込む最長

一番上のTLC方式は格安で販売されるタイプのSDカードです。一番下のSLCが最も寿命が長くなりますが、値段も高いので、pSLCくらいがコスパの面でいい選択ではないかと思います。

たとえば、アマゾンで「pSLC」で商品検索してみてください。すると、pSLC方式のカードがいくつも出てきます。

⇒⇒pSLC方式のSDカード(アマゾン)

寿命は「1年~2年」と思って使ったほうがいい

たとえ高性能なSDカードを使ったとしても、ドライブレコーダーは激しくカードを酷使する装置なので、寿命は1年~2年程度と割り切り、まだカードに不具合が出ていなくても、新品に交換するのが安心だと思います。

車に乗る機会が多い方なら1年で交換すべきでしょう。

SDカードは消耗品と認識していただきたいと思います。

ドライブレコーダーのSDカードに関するTwitter上の声

確かに、デジカメとドラレコでは、SDカードにかかる負荷が全く違いますからね。

ある程度の値段のカードじゃないとすぐ壊れるのは確かなようです。

ドライブレコーダーは取り付けただけで安心しないで、SDカードのメンテを習慣化すること。そこで初めて安心できる装置です。

あまり安いカードではすぐにまた寿命が来ますよ。

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下記の記事も参考になさってください。

⇒⇒ドライブレコーダーのSDカードが故障した時の症状と対策

⇒⇒ドライブレコーダー 寿命|ドラレコ本体の耐用年数は何年?

⇒⇒ドライブレコーダーの「ループ録画の意味」を教えて!

ご覧いただきありがとうございました。