ドライブレコーダーの駐車監視機能のデメリットは何?
ドライブレコーダーには、車を走らせているときの映像を記録する通常の機能だけでなく、自宅や出先の駐車場に車を駐車している間の映像を記録する駐車監視機能があります。
漠然としたイメージでは、誰もが駐車監視機能も付けておいたほうが安心だなと感じると思います。でも、実際のところはどうなんでしょう?何かデメリットはあるのでしょうか?
駐車監視機能のデメリット
これはデメリットというより、ハードルかもしれません。駐車監視機能を付けたいけれど、実際には越えなければならないハードルがあって…というところかもしれません。
値段が高くなる
駐車監視機能はオプション扱いが普通です。本体以外に、外付けセンサー、電源ケーブルなど通常の料金に追加料金が加わります。
電源の供給源で悩む
駐車監視はエンジン停止中に稼働させる機能なので、電気の供給源をどこにするかで悩みます。
クルマのバッテリーに直結する場合は、使い方次第ではバッテリー上がりを招くことがあります。
では、外付けバッテリーを選択する方法もありますが、これはけっこう高いです。ドライブレコーダー本体より高いことも普通です。
ドライブレコーダー本体内に内蔵バッテリーを搭載した機種もありますが、外部バッテリーほど持ちがいいものではなく、使い方に制限がかかります。
工賃が余計にかかる
駐車監視機能を付けると、まず基本となる本体+付属品の料金が高くなるだけでなく、付属品の取り付け工賃が通常の機種よりも余計にかかることになります。
上記の電源についても、どの電源を使うかにより追加料金が変わってきます。車のバッテリーに直結する場合は5,000円前後の工賃が発生します。外付けバッテリーは2万円とか3万円することもあります。
また、動体検知のための外付けセンサーの設置にも工賃がかかります。
慣れるまで神経を使う
駐車監視を始めると、最初のうちは様々なマイナートラブルに悩まされるのが普通です。
朝、車を走らせようとすると、ドライブレコーダーから「衝撃を検知しました」とアナウンスがあり、映像を確認してみると、特に変わったものは映っていない、などということがよくあります。
恐らく、強風などに衝撃検知が働いたのかもしれません。このように、当て逃げとか不審者などではなく、原因がわからない何らかの衝撃や動体を検知して、それをいちいち知らせてくることに苛立ちを覚えることがあります。
こうしたケースでは、センサーの感度を調節して、その後の様子をまた観察する必要が出てきます。
こうしたこと以外にも、駐車中も常時録画にしておくか、衝撃を検知した時だけ録画する設定にしておくか、バッテリーの消耗具合との兼ね合いを考えつつ、調整する事柄が増えてきます。
それでも付ける価値はあると思います
このページのテーマは「ドライブレコーダーの駐車監視機能のデメリット」ですから、なんだか面倒なことばかり書き連ねていますが、こうしたことは最初の内だけです。慣れれば大したことはありません。
やはり、駐車監視があると安心です。お金をかけただけのことはあると思いますよ。
下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。
⇒⇒ドライブレコーダー|駐車監視機能はバッテリー上がりを招く?
⇒⇒ドライブレコーダーの「動体検知」とは?モーションセンサー?
⇒⇒ドライブレコーダーの駐車監視|動体検知と360度カメラで万全?
ご覧いただきありがとうございました。