【3分解説】車検でブレーキオイル(ブレーキフルード)の交換は必要?費用・価格相場は?

車検・ブレーキオイル・ブレーキフルード・費用・価格・必要

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【記事丸わかり】

  • ブレーキオイル(ブレーキフルード)は、ブレーキペダルを踏む力を増幅してブレーキに伝える重要な役割を果たす。
  • 走行距離や年数が経つと、ブレーキオイルは劣化し、ベーパーロック現象が起こる可能性がある。
  • 車検ではブレーキオイルの交換は必須項目ではなく、交換しなくても車検は通る。
  • ブレーキオイルの交換目安は、走行距離3万キロ〜5万キロ、または3年〜5年
  • ブレーキの安全性を考慮すると、車検ごとの交換が望ましい。
  • ブレーキオイルの交換費用は、5,000円〜10,000円が相場。
  • 劣化したブレーキオイルは、沸点が下がり、気泡を発生させてブレーキの効きが悪くなる。
  • ブレーキオイルの交換は、エンジンオイルの交換と同等かやや高めの費用がかかる。
  • 新車の場合、最初の車検時にブレーキオイルを交換するのが理想的。
  • ブレーキオイルの交換は、ブレーキの安全性と性能を維持するために重要。

⇒⇒ブレーキオイルは車検時に交換したほうが良い?

車検でブレーキオイル(ブレーキフルード)の交換は必須項目ではありません。

オイルを交換しなくても車検は通ります。

ただし、オイル類は走行キロ数で管理するだけでなく経過年数による管理も重要です。

新車から3年目の初回車検以降は2年毎に車検が行われますから、ブレーキの重要性を考慮すると、車検ごとのブレーキオイル(ブレーキフルード)交換が望ましいと思います。

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2023年1月26日

ブレーキオイル(ブレーキフルード)の役割

ドラムブレーキであれディスクブレーキであれ、走っている車を止めるには想像以上に大きな力が必要です。

ブレーキペダルを踏む力をそのままブレーキ装置に伝えるだけでは力が不足します。

そこで、あいだに油圧式の増幅装置を導入することで、ペダルを踏む踏力をより大きなパワーに増幅してブレーキに伝えることが可能になります。

ブレーキオイル(ブレーキフルード)は、このように小さな操作力で大きな制動力を得るために重要な役目を果たしています。

ブレーキオイル(ブレーキフルード)は劣化する

エンジンオイルと同じくブレーキオイル(ブレーキフルード)も走行距離が増えるにつれて劣化していきます。走行距離だけでなく年数が経過することでも劣化します。

オイルが劣化すると、沸点が下がり、ちょっとブレーキを使っただけで沸騰して気泡を発生させるので、この気泡のために踏力がブレーキに伝わらなくなります(ベーパーロック現象)。

つまり、ブレーキが効かなくなります。

車検ごとの交換が必要か?

一般的に、ブレーキオイル(ブレーキフルード)は、走行距離3万キロ~5万キロまたは3年~5年が交換の目安と言われています。

したがって、車検のたびに交換する必要があるとは言えませんが、2回に1回は交換することが望ましく、ブレーキという安全上重要な部品であることを考慮すると、走行距離や年数に関わらず車検ごとに交換するのが理想だと思います。

交換費用の相場は?

ブレーキオイル(ブレーキフルード)の交換費用は5,000円~10,000円が相場です。エンジンオイルの交換費用と同等かやや高めといったところです。

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