ドライブレコーダーの映像をパソコンに保存する方法
ドライブレコーダーの記録媒体はほとんどの機種でmicroSDカードが使用されていますが、このカードには事故の映像からドライブ先の思い出の映像などが録画されています。
様々な理由でこの映像を残しておきたいという方もいるはずで、その際、どういう方法でカード内の映像を保存すればいいのでしょう?
接続方法
まず、ドライブレコーダーから抜き取ったマイクロSDカードとパソコンとの接続方法です。
2つのやり方があります。
①の方法でもデータの移動は可能ですが、この方法には問題があるようです。つまり、パソコンがデータを読み込む際に読み込み用のシステムファイルをマイクロSDカードに書き込むので、この書き込まれたシステムファイルがその後ドライブレコーダーの作動に悪影響を与えるケースがあるようです。
②の方法で行うと、このシステムファイルによる悪影響を防げます。SDカードリーダーもOTGケーブルも安価に販売されているので、ちょっと面倒ですが、安全のためにこちらの方法をおすすめします。
専用ビューワソフトまたはそのままでも可能
ドライブレコーダーのほとんどの機種では、付属品一式が入った段ボールの箱の中に、CDの形で専用ビューワソフトが内蔵されていると思います。
まず、このソフトをパソコンにインストールし、次にmicroSDカードを読み込みます。すると、パソコンの画面でドライブレコーダーで記録した映像を閲覧できるのですが、同時に、このソフトはバックアップ(保存)もできるようになっています。
ビューワソフトのどこかにバックアップあるいは保存のボタンがあるので、そこをクリックすると、パソコン内のどのフォルダに保存するか訊いてくるので、それを選択し、保存します。
これで映像の保存が完了します。
なお、付属品一式の段ボール箱にCDが入っていない機種であっても、ホームページからビューワソフトをダウンロードできるようになっています。ダウンロードしたら、上記操作で映像を保存できます。
なお、最近は、私も経験していますが、専用ビューワソフトをインストールしなくても、ごく普通に記録データを閲覧できます。
ただ、専用ビューワソフトの方が機能が豊富で使いやすいのは間違いないと思いますが。
カードの抜き取りは電源OFFで
非常に初歩的かつ重要な点ですが、ドライブレコーダーからマイクロSDカードを物理的に抜き取る際、ドライブレコーダーの電源をOFFにしてから行ってください。
駐車監視機能が付いている機種の場合は、駐車監視機能もOFFにした上で、カードを抜き取ってください。
これらの電源がONのあいだにカードを抜き取ると、まれにデータが破損したり、カードそのものが破損したり、あるいはドライブレコーダー本体が故障したりすることがあります。
カードの抜き取りは電源OFFで。
これを徹底していただきたいと思います。
下記の記事も参考になさっていただけると幸いです。
⇒⇒ドライブレコーダーのSDカードを抜く場合の注意点は? |
ご覧いただきありがとうございました。