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目次
【記事丸わかり】
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【プチ調査】あのダイソン掃除機は故障が多いって本当?気になる真相を徹底調査
※トップ画像はダイソン掃除機 Omni-glide Complete SV19 (Amazon)
我が家もダイソン掃除機を使っていますが、床から掃除機が離れないほどの吸引力の強さに驚いています。これだけ埃を吸い取ってくれれば、掃除も楽しくなりそうですよね。
日常使いしているダイソン、故障の頻度が気になりませんか?今回の記事では、ダイソン掃除機は故障が多いって本当?というテーマに基づき、気になる真相を徹底調査します。
「急に壊れたらどうしよう」「そもそもダイソンってどれくらい使えるの?」と疑問を持っている方は、ぜひご覧ください。
ダイソン掃除機のクチコミ調査
消費者の生の声を収集するため、家電比較サイトである「価格.com」や、「Yahoo!知恵袋」で「ダイソン掃除機の故障」についてクチコミ調査しました。
価格.comのクチコミ
価格.comに寄せられている「故障多い」の声を調査します。
ヘッドブラシが動かなくなった
ジャパネット通販で購入したが、製品保証期間切れを待っていたかのように、ヘッドブラシが動かなくなった。サービスセンターへ電話すると部品交換代が高額で、他の商品を特別価格で誘導された。やむを得ず購入した。(参照:価格.comより一部抜粋)
本体保証より早くヘッドが壊れた
吸引力が凄いと言っても、ヘッドは本体保証より早く壊れる、新しく来たヘッドは1年保証、吸引力ってヘッドがあっての吸引力なのに新しく買い替え勧められても、最新の方が早く壊れる商品ってどうなのかな。(参照:価格comより一部抜粋)
モーターヘッドの故障と吸引力低下
2年半使用してモーターヘッドが回らなくなりました。今回購入したダイソンは直販サイトだったので、保証はなく1万円近く払ってヘッドを購入することになりました。ただ、2年半も使用しているとバッテリーの劣化なのかわかりません。(参照:価格.comより一部抜粋)
価格.comでは、部品交換代に1万円近くかかった、コールセンターで新しい機種に誘導されたといったクチコミがありました。
Yahoo!知恵袋のクチコミ
(※Yahoo!知恵袋から抜粋)
Yahoo!知恵袋から、故障についての質問内容をピックアップします。
2年~3年で故障した
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購入後すぐに故障した
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Yahoo!知恵袋では、2年近く問題なく使用していたのに故障した、購入してすぐに故障してしまったという相談が多く寄せられています。
ダイソン掃除機は故障多いの?
価格.comやYahoo!知恵袋のクチコミを分析した結果、故障が多い箇所は以下の通りです。
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故障個所が多く、ダイソン掃除機は故障が発生しやすいのでは?と感じますが、故障の原因は機械トラブルだけではありません。
この章では、ダイソン掃除機は本当に故障が多いのか?を検証します!
初期不良の可能性
購入して間もない故障については、初期不良の可能性があります。また、正しく使用していれば、ホースやゴミを溜めておくクリアビンの破損は考えにくく、故障につながることはありません。
届いたらすぐに商品を確認し、本体に傷がついていないか、アダプターのランプが点灯するか、問題なく作動するかを確認しておきましょう。
お手入れ不足の可能性もある
ダイソンは吸引力の強さがウリの掃除機だけに、小さなゴミやほこり、髪の毛で入り口を塞いでしまいます。ヘッドやノズルの吸い込み口にゴミが溜まると、大きな音が出たり、吸い込み力が弱くなったりする場合があります。
ダイソン掃除機は空気流入路にゴミや異物が詰まり、モーターの過熱を検知すると「自動停止装置」が働きます。自動停止が作動すると、モーター音が断続的に途切れるため故障しているように勘違いしてしまうのです。
動作確認する場合は、ヘッドやノズルなどのアタッチメントをすべて取り除き、本体だけで作動してみてください。その状態で作動すれば故障ではありません。
ヘッドの吸い込み口やクリアビンの入り口、フィルターに異物が詰まっている場合は、丁寧にお手入れすれば改善できます。
間違ったお手入れをしている可能性も
「ダイソン掃除機のフィルターを洗浄後、装着したら動かなくなりました。」という声もありました。ダイソンのコードレス掃除機には、2つのフィルターがあり水洗いが可能です。
フィルターのお手入れは、洗剤を使わず冷水のみで洗い、風通しの良い場所で24時間以上乾燥させる必要があります。濡れている状態のまま取り付けると、モーターに水がかかり故障の原因になります。
また、生乾きのまま装着すると、雑菌が繁殖し悪臭が出る場合があるので注意しましょう。
【注意】サイクロン部分は水洗い禁止です。取扱説明書を確認して気を付けてお手入れしましょう。
バッテリーの劣化
ダイソン掃除機の故障と勘違いされやすいのが、バッテリーの劣化です。
- 電源が入らない
- 充電してもすぐに使えなくなる
不具合が起こると、「故障かも?」と思う方もいますが、コードレス型掃除機は、スマホの充電と同じように充放電を繰り返すと、貯えられる電力の容量が次第に低下します。
そのため、永久に繰り返し充電して使えるものではありません。バッテリーの赤ランプが点灯している場合は、バッテリー交換が必要です。
バッテリーの寿命については、使う頻度やモード、種類によっても異なります。強いモードを中心に使っている人や、朝晩2回掃除機をかける人は、バッテリーの劣化が早まります。
ダイソンの不具合はさまざまな形で現れます。もしかしたら故障かも?と思っていても、お手入れ不足やバッテリーの劣化の可能性もあります。
ダイソン掃除機は正しい使い方をしていれば、故障の心配なく使える商品です。
筆者も購入後1年経ちますが、問題なく使えています。ですから、ダイソン掃除機は、故障が多い商品ではありません。
バッテリー交換・故障した場合の対処法
ここまでは、「ダイソン掃除機は故障が多いって本当?」について検証しました。でも実際に故障が起きた場合、費用面や保証期間が気になりますよね。
この章では、修理依頼の仕方、保証期間、バッテリー交換の方法を解説します。
修理を受ける場合は製品登録が必須
修理を依頼する場合は、購入商品の製品登録が必要です。製品登録をしないと、メーカーの無料保証の対象にならないため、購入したら公式ページからすぐに登録しましょう。(参照:公式ページ)
故障が起きた場合の連絡方法
製品登録が済んだら、下記の方法で故障内容を伝えましょう。
- 電話
0120‐295‐731 午前9:00-午後5:30 年末年始等の特別休暇を除く |
- メール
- チャット
オンラインチャットでは、チャットボット及びアドバイザーがサポートするので、気になる点がある方は気軽に相談できますよ。
最短3日間の修理サービス
ダイソンでは、商品の引き取りから返却まで、最短3日間で修理サービスに対応しています。
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掃除機は毎日使うものですから、すぐに返却されるシステムは嬉しいですね。修理に出す時もダイソンから修理専用の梱包箱が送付され、宅配業者が引き取りに来てくれるため安心です。
3日で修理が完了するなんて、他のメーカーにはなかなか見られない早さです。
ダイソンの保証期間は2年間
ダイソン掃除機は2年間のメーカー保証がついています。購入後2年以内に故障や不具合が生じた場合は、無償で修理、交換が可能です。
通常の家電は1年保証が多い中、2年間の保証はかなり良心的なサービスです。商品をできるだけ長く使いたい人は、家電量販店の5年の長期保証に入るのがおすすめ。
保証期間終了後の修理については、本体交換対応(およそ22,000円)の費用がかかります。(※機種や修理内容により異なります)
バッテリーの交換は無料対象になるの?
バッテリーは消耗品なので、ほとんどの場合どこのメーカーでも補償対象外になることが多いです。しかし、ダイソン掃除機の場合、2年の保証期間内は通常使用によるバッテリー交換であれば、無料交換の対象になります。
ダイソンユーザーにとって、バッテリーの無償交換はとても安心できるサービスではないでしょうか?レビューにも、「無償対応してくれるなんて神対応だ」という声がいくつもありました。
カスタマ―センターの対応は?
故障した時にスムーズに対応してくれるかどうかは、購入者にとって気になるところですよね。クチコミの中には、
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このような批判的な意見もありました。
保証期間中の修理は、通常の使用方法で故障した場合に限ります。使い方を間違えていたり、自分で誤って落としたりした場合は無料保証の対象になりません。
ですから、スタッフがしつこく理由を聞いてくるのは仕方のないことなのです。また、他の機種をすすめるのは、修理代金が本体価格を上回ってしまうから、と考えられます。
ダイソンでは正規販売店だからこそ、一般の量販店より安い特別価格での販売も可能です。
「現行モデルや型落ち品を、ダイソンユーザー特別価格で購入できてお得だった!まさに神対応!」といった声もあるので、スタッフが無理やり在庫切れの商品を売りつけている訳ではないでしょう。
ダイソン商品に関する注意事項
ダイソン商品に関する注意事項を解説します。事前に知っておくことでトラブルを防げます。
互換品のバッテリーに注意
ダイソン掃除機のバッテリーを新しく買い替える場合、機種によりますがおよそ8,000円~13,000円かかります。ネットでは、互換を謳った非純正バッテリーをかなり安価で購入できます。
しかし、純正品でないバッテリーパックをダイソン掃除機に組み込んで、充電中に発火したという報告が相次いでいます。経済産業省は2021年10月、掃除機用の非純正バッテリーパックの一部で「充放電をしていない保管状態でも発火リスクがある危険な製品」として注意喚起を行っています。
互換性がある商品を使用して故障が生じた場合は、もちろん修理の対象にはなりません。安価に済ませたいという理由で、互換性のバッテリーを使うのはやめましょう。
※非純正バッテリーによるトラブルはルンバなどでも頻発しています。
偽サイトに注意
検索サイトでダイソン商品を検索すると、検索結果の上位に広告として偽サイトのリンクページが表示される事例がありました。このような偽サイトは複数あり、公式サイトの構成や会社概要ページをコピーし、まったく同じような体裁にしてあります。
このような偽サイトを通じてクレジット決済をし、代金を払っても商品が届かないといった被害が、消費者庁に250件以上寄せられています。消費者庁からは、実在の通信販売サイトをかたった偽サイトなどに関する注意喚起がされています。(参照URL)
購入前には必ず正しいURLか確認しましょう。
まとめ
「あのダイソン掃除機は故障が多いって本当?」というテーマに基づき、ダイソンの故障の原因を調査しました。間違った使い方やお手入れ不足の場合、故障につながるケースがあります。
故障しにくいキャニスタータイプに比べると、バッテリーに不具合が起きやすいコードレスタイプは、故障が多い商品だと思う人もいるでしょう。しかし、便利に使えるが故、バッテリーには必ず寿命が来ます。
ダイソンなら2年以内にバッテリー寿命が来てしまった場合、無償で交換が可能です。他のメーカーにはない『2年保証』サービスがついていることから、「神対応」と言われるほど、ダイソンのサービスは好評です。
ダイソン掃除機は、故障が多い商品ではないものの、もし故障が起きてもスピーディーな対応をしてくれるので安心ですね。こまめなお手入れを欠かさず、気に入った商品を長く使っていきたいですね。
ご覧いただきありがとうございます。