JAF ヘッドライト交換｜ヘッドライトバルブ切れもOK？
車やバイクで走行中にヘッドライトのバルブが切れてしまうことがあります。もしも予備のバルブを持っていて、しかも車の作業に慣れている人なら、その場で自分でバルブ交換できるでしょう。
でも、バルブの予備がない、あるいは、バルブはあるけれど自分で交換作業ができないという場合、JAFを呼べば現場に駆けつけてくれるでしょうか?
もちろん、JAFが現場に駆けつけてくれます。
JAFの会員であれ非会員であれ現場に駆けつけてくれます。※料金に差が出ますが
車やバイクのヘッドライトバルブが切れた場合、JAFは次のような対応をします。
- 現場に駆けつけてバルブ交換作業をする(予備のバルブがある場合)
- 現場に駆けつけて車を最寄りの修理工場等に搬送する(予備のバルブがない場合)
上記①の場合も②の場合も、JAFの会員であれば無料ですが、JAFの非会員の場合は13,130円ほど支払う必要があります。支払いは現金でもクレジットカードでもOKです。
また、JAFの非会員でもその場で入会することができますが(入会金6,000円)、会員料金である無料が適用されるのは次回サービス提供時からで、その場では13,130円の支払いが必要です。
なお、予備のバルブがない場合で、JAFが用意した汎用品で間に合う場合は、一時的にそれに付け替えてくれます。その際のバルブ料金はJAF会員もJAF非会員も実費負担になります。
自動車保険のロードサービスも選択肢の一つ
上記のように、走行中にヘッドライトバルブが切れた場合、JAFが現場に駆けつけて何とかトラブル対応してくれるのですが、JAFの場合はもしもバルブがなくて最寄りの修理工場等に搬送する場合は、搬送車に2名まで(車種によっては1名まで)同乗させてくれます。
同乗させてくれますが、修理工場等までいったら、そこから自宅に帰ったり目的地に行ったりするのには、さらにレンタカーを借りるとか公共交通機関を利用するなどの方策が必要です。
しかし、JAFではそうした案内情報は提供してくれるのですが、料金はユーザー持ちになります。
ところが、こうしたケースではほかにも選択肢があります。
自動車保険のロードサービスです。
たとえば、東京海上日動の自動車保険では、上記のような場面でレンタカーを利用すれば、その料金を日額5,000円・15日間まで支払ってくれます。
また、自宅に帰る交通費や目的地に向かう交通費も合計5万円まで支払ってくれます。※タクシー利用の場合は1万円までになります。
つまり、車のトラブルで困ったら何が何でもJAFが頼りということはないのです。自動車保険のロードサービスはほとんどのサービス内容がJAFと同等で、しかも、上記のようにJAFにはないサービスも付いているのです。※東京海上日動でご説明しましたが他社のロードサービスもほぼ同内容です。
では、JAFは必要ないかというと、そうではありません。
JAFは＜人＞を対象にしたサービスなので、あなたがJAFに加入していれば、あなたのマイカーでトラブルになった場合だけでなく、レンタカーや友人・知人の車でトラブルになった場合もJAFを利用できます。バイクを追加で購入した場合でもバイクのトラブルでJAFを使えます。
一方で、自動車保険のロードサービスは＜車＞に付けるサービスです。あなたのマイカーに付けていればあなたのマイカーでトラブルがあったときのみ利用でき、友人・知人の車やレンタカーなどでトラブルがあっても利用できません。
そういう意味で使い分けていただきたいと思います。しかし、このページのテーマであるヘッドライト切れの場合は、内容的に自動車保険のロードサービスの方が利便性が高いと思います。
JAF関連の下記記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。
