イーデザイン損保の自動車保険を継続する場合にはいくつかの特典があります。
- 継続割引が最大3%
- 無事故割引2%
- インターネット継続割引10,000円
などです。
通販型自動車保険のなかには初年度は安いけれど2年目の継続契約から高くなるところもありますが、イーデザイン損保ではそういう逆転現象はまず起こらないと思います。
イーデザイン損保の継続割引その他

イーデザイン損保の自動車保険を継続すると継続割引その他の特典があります。
以下、参考になさってください。
イーデザイン損保の継続割引その他 | |
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<他社の継続割引その他>

主に通販型保険会社になりますが、他社の継続割引と関連する特典について見ていきます。
まず、「継続割引」を採用している保険会社は下記の通りです。
継続割引を採用している保険会社一覧 | |
イーデザイン損保 | 〇 |
三井ダイレクト | 〇 |
ソニー損保 | 〇 |
そんぽ24 | 〇 |
JA共済(農協) | 〇 |
以下、各社の継続割引とその他関連の割引について見ていきます。
イーデザイン損保と比較してみてください。
三井ダイレクトの継続割引その他

三井ダイレクトの継続割引その他 | |
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ソニー損保の継続割引その他

ソニー損保の継続割引 | |
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そんぽ24の継続割引その他

そんぽ24の継続割引 | |
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JA共済(農協)の継続割引その他

JA共済(農協)の継続割引 | |
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イーデザイン損保では2年目が高くなる現象は起こりにくい

通販型自動車保険でしばしば発生する現象として、契約1年目より2年目の継続契約の方が保険料が高くなる逆転現象があります。
言うまでもなく、事故で保険を使った場合に2年目が高くなるのは当たり前ですが、事故がなくても高くなるケースがあることが問題です。
こうした現象が発生するのは主に次の2つの要因が考えられます。
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①のケースですが、紹介割引というのはどの会社でも契約初年度にのみ割引が適用され、継続契約には適用されないので逆転現象の1つの要因になりえます。
ただし紹介割引は1,000円~2,500円というように比較的金額が少ないのでそれほど大きな影響は与えません。
影響が大きいのはインターネット割引です。
たとえばアクサダイレクトの場合、初年度で最大割引額20,000円が適用された場合であっても、2年目は最大でも5,000円に急落しますので、こうしたケースでは逆転現象が起こりえます。
ソニー損保の場合、初年度が10,000円で2年目は5,000円なのでやや微妙なところです。※なおソニー損保では3年目以降は2,000円割引になりますのでさらに落ちます
このように1年目と2年目の割引額に差がある会社の場合は保険料の逆転現象が起こりやすくなります。
その点、イーデザイン損保・SBI損保・おとなの自動車保険(セゾン損保)は1年目も2年目以降もインターネット割引は10,000円ですから、逆転現象は発生しにくい会社と言えます。
次に②の記名被保険者の年齢区分ですが、これにはちょっと説明が必要です。
自動車保険を契約する際は全年齢、21歳以上、30歳以上などの「年齢条件」を選択しますが、実は、これとは別個の年齢区分が存在します。
それを記名被保険者年齢別保険料といいます。※会社により呼び方が異なりますが代理店型も通販型も採用しています
自動車保険の保険料は「年齢条件」と「記名被保険者年齢別保険料」という2重の年齢要因によって保険料を算出しています。
記名被保険者年齢別保険料が適用されるのは通常「26歳以上」「30歳以上」「35歳以上」など年齢条件が対象になります。
これらの年齢条件を設定した契約で、保険始期日時点の記名被保険者の年齢により保険料に差を付けています。
30歳未満 |
30歳以上40歳未満 |
40歳以上50歳未満 |
50歳以上60歳未満 |
60歳以上65歳未満 |
65歳以上70歳未満 |
70歳以上75歳未満 |
75歳以上 |
(東京海上日動の場合)
上記8区分により保険料を調整しています。
たとえば、記名被保険者が59歳の時に「35歳以上」で保険契約し、1年後にその契約を更新した際、事故を起こしていなくても、あるいは、補償内容は前年とまったく同一でも、更新後の保険料が上がることがあるのは記名被保険者年齢別保険料のためです。
つまり年齢条件が「35歳以上」であっても、記名被保険者が59歳の人の契約と60歳の人の契約とでは保険料に差が生じるということになり、これが無事故であっても2年目の方が高くなる要因となるケースがあるということです。
1年目より2年目が高くなる逆転現象は他の要因によっても起こり得ますが、上記2つの要因が最も影響していると思います。
※ちなみに、逆転現象が生じるその他の要因として、免許証の色が変わった、使用目的が変わった、新車割引の適用期間が終了した、走行距離により保険料が変わる契約で前年の走行距離が想定以上に多かった、保険料の料率が改定された、住所が変わった、型式別車両料率クラスが変わった・・・などが考えられます。
結局、イーデザイン損保はおトクですか?

ここまで自動車保険の継続割引とその関連の割引についてイーデザイン損保を中心にご紹介してきました。
自分でご紹介しておきながらこんなことを言うのもヘンですが、この種の解説記事を書くたびにわたしはけっこう虚しい感情に襲われます。
つまり、このページをご覧いただいているみなさんが最終的に知りたいのは、
「ところで、イーデザイン損保はおトクですか?」
ということだと思います。
ところが、です。
継続割引にしてもインターネット割引にしても無事故割引にしても、そうした割引だけ取り上げて各保険会社の比較をしても、それだけではおトクかおトクでないかはわかりません。
最終的にトータルの保険料がいくらであるかは個々の割引金額の多い少ないだけでは判断できないからです。
百花繚乱の様相を呈している各保険会社の割引合戦を見ていると、結局のところ、こういう状況を最も喜んでいるのは一括見積もりサイトではないかと思ってしまいます。
実際その通りでもあります。
わたしのようにわかった風な顔をしてみなさんに自動車保険の解説をしている者も、みなさんから「ではどこがおトク?」と質問されたら、「一括見積もりサイトをご利用ください」と答えるしかありません(汗・・・)。
だって、実際に見積もりを取ってみないとわからないんですから。
そういうわけで、当サイトでは以下の一括見積もりサイトをご紹介いたします。
もちろんイーデザイン損保の見積もりも取れます。
※一括見積もりサイトでわかるのは1年目の保険料です。2年目以降の継続契約でも1年目の割引が適用される会社と適用されない会社があるので、それを解説している当ページはその点ではお役に立つと思います。
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ご覧いただきありがとうございました。