812GTSを手に入れるチャンス!フェラーリの電動化計画と購入条件を解説

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【記事丸わかり】

  1. モデル紹介: 812GTSは50年ぶりに登場したV12気筒オープンモデルで、特別な存在とされています。
  2. ルーフ機能: リトラクタブルハードトップ(RHT)を採用し、約14秒で開閉可能。速度45km/h以下で走行中の操作が可能です。
  3. エンジン性能: 6.5リッターのV12気筒エンジンで、最大出力800PS、最大トルク718Nmを誇ります。
  4. アルミボディ: 軽量なアルミボディを採用し、乾燥重量は1600kg。0-100km/h加速は約3秒以下、最高速度は340km/h以上です。
  5. エンジン音: 「フェラーリ・ミュージック」と呼ばれる、高音の強い美しいエンジン音を特徴としています。
  6. 電動化計画: フェラーリは2030年までに販売台数の40%をEV化する計画があり、812GTSは現在のガソリンモデルのV12としては貴重な存在です。
  7. 購入条件: 812GTSは限定モデルではなくカタログモデルでしたが、販売終了の可能性があり、在庫確認が必要です。
  8. 新車価格: 812GTSの新車価格は約4635万円
  9. ライバル車: ランボルギーニ・アヴェンタドールなど高性能スーパーカーが競合。価格や性能で異なる選択肢となっています。
  10. 特別なモデル: 1969年に生産終了した「365GTS」以来となるカタログモデルとしての12気筒オープンモデルであり、多くのフェラーリファンにとっては長く待ち望まれたモデルです。

812GTSを手に入れるチャンス!フェラーリの電動化計画と購入条件を解説

Ferrari 812 GTS(クローズド時):Wikipedia

12気筒エンジンのオープンモデルである「812GTS」、長年待ち続けていたファンもいるでしょう。この記事では、812GTSの魅力に焦点をあて、その購入条件について詳しく解説します。

 

また、フェラーリの電動化計画が進む中で、ガソリン車を手に入れるメリットについて解説します。

812GTSの魅力を解説

812GTSは、フェラーリの長い歴史の中でも特別なモデルです。812GTSの魅力を詳しく解説します。

50年ぶりに登場したV12気筒オープンモデル

フェラーリからこれまでに登場した12気筒オープンモデルは、限定生産車しかありませんでした。歴史を辿ると、V12エンジンをフロントに搭載するオープンモデルは、1948年の166MMに始まります。

 

限定モデルとしては、

 

2000年:550バルケッタ・ピニンファリーナ

2005年:スーパーアメリカ

2010年:SAアペルタ

2014年:F60アメリカ

 

このような車種が存在しますが、カタログモデルでは1969年の「365GTS」の生産が最後であり、812GTSが登場する2019年12月まで、なんと50年もの間待ち望まれていた車種となります。

 

そのため、812GTSは多くのフェラーリファンにとって待望の車であり、特別な存在であったことが分かります。

14秒で開閉するRHT

812GTSのルーフは、リトラクタブルハードトップ(RHT)を採用しています。RHTは、オープンカーとクーペの両方のメリットを兼ね備えた屋根の開閉方式です。

 

45km/h以内の速度であれば、走行中でもRHTを開閉が可能で、その時間は約14秒。オープン時にはルーフが重なり合うようにリヤの収納スペースに収まり、かつてのフェラーリのミッドシップ車に見られたトンネルバックスタイルが再現されています。

Wikipedia

また、ルーフを開いても車内に巻き込む風の量はごくわずかなので、風で髪の毛が乱れないように設計されている点もポイントが高いですね。

エンジンに対するこだわり

フェラーリは長い歴史の中で、高性能なエンジンを開発し続け、812GTSのエンジンもその伝統を受け継いでいます。自然吸気式の6.5リッターのV12気筒エンジンの最大出力は800PSを誇り、最大トルク718Nmを発揮します。

 

さらに、軽量なアルミボディを採用しており、乾燥重量は1600kgに抑えられているため、0-100km/h加速はわずか3秒以下であり、最高速度は340km/h以上に達します。

 

2017年には「ベストエンジン・オブ・ザ・イヤー」に選出されています。まさに、加速力、トップスピード、高速安定性といったスーパーカーに求められるあらゆる要素を持ち合わせた魅力的なクルマと言えるでしょう。

乾燥重量とは

乾燥重量」とは、燃料、潤滑油、冷却水、バッテリー液などを含まない重量です。これらの液体を含んだ重量を「車両重量」と呼び、さらに乗車定員数を加えたものを「車両総重量」と呼びます。812GTSの「車両重量」は1830kg、「車両総重量」は1940kgです。

耳を楽しませてくれる「フェラーリ・ミュージック」

812GTSのエンジンはパフォーマンスだけではなく、耳を楽しませてくれるエンジン音が魅力です。V12エンジンをフロントに搭載することで、高音の強いエンジン音を生み出しやすくなります。

 

812GTSのエンジン音は、まるで歌声のように美しく「フェラーリ・ミュージック」とも呼ばれています。

812GTSの購入条件

812GTSは生産数が限られた限定車ではなく、カタログモデルです。そのため、限定車に言われている、フェラーリ車の所有有無といった購入条件はありません。

 

しかし、重要なポイントとして、「812GTSはすでに販売終了した」という情報もあります。海外カーメディア「CARBUZZ/DRIVE.AU」によると、2022年2月中旬までのオーダー分を最後に812GTSの受注をストップし、注文待ち分を2023年までに生産を終了する計画とのこと。

 

新車購入を検討される場合は、正規ディーラーに直接出向いて在庫状況や最新情報を確認してください。

ライバル車とその特徴

Ferrari 812 GTSのライバル車と特徴をまとめました。

車名特徴
ランボルギーニ・アヴェンタドール SVJ ロードスターV12エンジンと極端なデザインで注目。高度なエアロダイナミクスを採用し、驚異的なコーナリング性能を発揮。5727万円くらい。
アストンマーチン DBS スーパーレッジェーラ ヴォランテ豪華で洗練された内装が魅力。V12エンジンは強力でありながらスムーズ、大人のスーパーカーと言える。4190万円くらい。
マクラーレン 765LT スパイダー軽量なシャシーと先進の空力設計で極めて高いハンドリング性能を誇る。加速が特に印象的。V8ツインターボ。4950万円くらい。
ポルシェ 911 ターボ S カブリオレ高度な技術と多機能性を備えたスーパーカー。四輪駆動と先進のサスペンションで安定した走行が可能。水平対向6気筒ツインターボ。3567万円くらい。
ベントレー コンチネンタル GT スピード コンバーチブル豪華さとパフォーマンスを両立。高級素材で作られた内装と強力なW12エンジンが特徴。3835万円くらい。

各車には独自の魅力と特色があり、Ferrari 812 GTSと競り合うポイントも多いです。選択肢は多様で、ドライバーの好みや用途に応じて最適な車を選べるでしょう。

上記モデルたちに共通しているのは、燃費性能が未公表だという点です笑。

スペック

フェラーリ812 GTS ベースグレードの主要諸元をまとめました。

項目詳細
新車価格4635万円
駆動方式FR
型式7BA-F152BE
燃料無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量92L
排気量6,495cc
トランスミッション7DCT
乗車定員2名
ドア数2ドア
最高出力588[800]/8500
最高トルク718[73.2]/7000
自動車税110,000円
自動車重量税49,200円
環境性能割1,137,600円
全長4,695mm
全幅1,970mm
全高1,275mm
ホイールベース2,720mm
車両重量1,830kg
車両総重量1,940kg
荷室容量(リアシート立)250L
ホイールサイズ 前20.0インチ 10.0J
ホイールサイズ 後20.0インチ 11.5J
タイヤサイズ 前275/35R20
タイヤサイズ 後315/35R20

※2023年9月時点

まとめ

「812GTSを手に入れるチャンス!フェラーリの電動化計画と購入条件」について解説しました。

以下、記事のまとめです。

  1. フェラーリでは2025年にEV車を導入し、2030年には販売台数の40%をEV化する計画がある。
  2. 自動車業界が電動化に向かう中で、ガソリンモデルのV12が次第に姿を消す可能性がある。
  3. 812GTSは、そうした変化の中で今こそ手に入れるべきタイミングであるとされている。
  4. 812GTSは、多くの魅力が詰まった車で、体感する価値がある。
グレース泉
この記事は私グレース泉が執筆しました。数多くの転職経験を経て現在はWebライターに専念。「リサーチ9割、執筆1割」がモットー。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。40代、2児の母。

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