【プチ調査】メニエール病で食べてはいけないものとは?

メニエール病・食べてはいけないもの

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【プチ調査】メニエール病で食べてはいけないものとは?

記事内容はインターネットの情報を収集・精査したもので、あくまでも執筆者個人の見解によるものです。診断・治療行為ではありませんので、診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をお願いします。※メニエール病は耳鼻咽喉科を受診してください。

このページでは「メニエール病で食べてはいけないもの」について私がプチ調査した結果をご紹介します。

調べた結果、完全に「食べてはいけないもの」という食材はほとんどなくて、あくまでも「控えるべきもの」というケースが多いです。

つまり、メニエール病だからといって、これだけは絶対に口にしてはダメ、食べてはいけないものだ、というものはまずありません。

そうではなくて、各種栄養源をバランスよく摂取することが基本であり、あとは病気の特性からみて控えめにすべきものもなかにはある、ということです。

では「メニエール病で食べてはいけないもの」をご紹介したいと思いますが、その前に、まずはメニエール病がどんな病気であるか、整理しておきたいと思います。

「食べてはいけないもの」はその後でご紹介します。

メニエール病の症状

メニエール病は30~50代の女性に多い病気で、主な症状はめまいです。

メニエール病でめまいが発生する場合は、難聴、耳鳴り、耳が詰まる感じが伴うのが普通です。

そして、メニエール病と他の類似の症状(突発性難聴、内耳梅毒、中枢性疾患、外リンパろう、聴神経腫瘍など)と異なる点は、めまいの症状が「反復する」点です。

メニエール病の原因

メニエール病の原因として指摘されるのが、ストレス、疲労、睡眠不足、気圧の変化、そして几帳面な性格などです。

メニエール病の治療

病院でメニエール病と診断されると、症状に応じて様々な治療が行われます。薬による治療がメインですが、抗めまい薬によってめまいの症状を緩和したり、内リンパ水腫を軽減する薬が使用されます。

※「内リンパ水腫」とは、メニエール病の本態と呼ぶべきもので、内耳のリンパ液が増え、水ぶくれの状態になることをいいます。

こうした薬物療法によってめまいや難聴などの症状を緩和しつつ、病気の原因と思われるストレスや睡眠不足などが発生しにくい生活習慣を築いていきます。

ただし、難聴などの進行が早くて薬では症状を緩和しきれない場合は、手術が行われることもあります。

食事について

いずれにしても、メニエール病と診断された人は、医師の指導に従って毎日の生活習慣を整えていくことになりますが、その中で重要なのはもちろん食事でしょう。

食事に関しても当然医師の指導を受けていると思いますが、このページでは、医師でもなく管理栄養士でもない私が、メニエール病で食べてはいけないものは何か、どんな食べ物どんな飲み物を控えるべきか、反対にどんな食べ物どんな飲み物を積極的に摂取すべきかをネットでプチ調査した結果をご紹介しています。

メニエール病を患っている方は、すでに病院で様々な食のアドバイスを受けていらっしゃることでしょうが、そうした内容と照合しつつ、一つでも新たな発見があれば幸いです。

メニエール病で食べてはいけないもの

プチ調査の結果、メニエール病を悪化させないためには下記のようなものを摂取しないまたは控えることが重要です。

塩分を控える

塩分を摂り過ぎるとメニエール病のさまざまな発作を誘発するという報告があります。実際、治療法の一つとして塩分と水分を制限する方法があります。

つまり、「塩分」はメニエール病で食べてはいけないもの、または、控えるべきもの、ということになります。

アルコール類・カフェインを控える

アルコール類の飲み過ぎやカフェインの過剰摂取は血流を悪くし、むくみの原因となります。

つまり、「アルコール類やコーヒー、紅茶などのカフェイン飲料」はメニエール病で食べてはいけないもの、または、控えるべきもの、ということになります。

油脂類を控える

バターやマーガリンなどの油脂類は体に必要なものですが、摂り過ぎると血管が硬くなり動脈硬化の原因となりま す。

動脈硬化になると血流が滞って、脳や体の各所に血液が届きにくくなり、その結果、耳鳴りなどの症状がさらに悪化する恐れがあります。

つまり、「バターやマーガリンなどの油脂類」はメニエール病で食べてはいけないもの、または、控えるべきもの、ということになります。

加工食品を控える

かまぼこやソーセージなどに代表される加工食品には、体に不要な老廃物を発生させる成分が含まれています。

老廃物はリンパ管を塞いでしまう作用があり、リンパ管が塞がると血液中の老廃物が体外に排出されなくなります。

このようにリンパ液の流れが悪くなると、血液循環が阻害され、耳鳴り等の症状が悪化する可能性があります。

つまり、「加工食品」はメニエール病で食べてはいけないもの、または、控えるべきもの、ということになります。

肉・炭水化物中心の食生活をやめる

肉や炭水化物ばかり摂取すると血管の詰まりを招きます。肉や炭水化物そのものが悪いわけではありませんが、バランスをとるために、常に野菜や魚介類(特に青魚)も毎日の食事に取り入れるべきです。

そのためには、やはり和食系の食事が望ましいようです。

肉、魚、たまご、野菜、汁物などをバランス良く食べる習慣をつける必要があります。

その際、食べる順序も大事です。

①野菜などの副菜と汁物

②肉、魚、たまごなどの主菜

③お米などの炭水化物

つまり、「肉類や炭水化物に偏った食事」はメニエール病で食べてはいけないもの、または、控えるべきもの、ということになります。

メニエール病で食べた方がいいもの

前の章では、メニエール病で食べてはいけないもの、または、控えるべきもの、についてご紹介しましたが、ここでは反対に「食べた方がいいもの」をご紹介します。

まず、何を食べるかの前に、食事はできるだけ毎日同じ時間に摂るようにすべきです。

めまいの症状を抑制するには自律神経のリズムを整えることが大事で、それには生活のリズムが影響するからです。

また、お腹いっぱい食べずに腹八分目を心がけるべきです。

こうしたことを踏まえた上で、下記のものを積極的に摂取していただきたいと思います。

食物繊維

野菜や豆や穀物や海藻などに多く含まれる食物繊維は、血糖値、コレステロール値、中性脂肪値などを下げる働きがあります。

食物繊維のこうしたはたらきにより血流がよくなり、その結果、耳に酸素や各種栄養素が十分に行き渡るようになって、メニエール病のさまざまな不快症状が緩和されることが期待できます。

ビタミンB

ビタミンB群は末梢神経の働きをよくすることが知られていて、血行促進、疲労回復に効果的であり、メニエール病の症状である耳鳴り、難聴、めまいなどを緩和することが期待できます。

イワシ、アサリ、牡蠣、ホッキ貝、アジ、サバ、レバーなどはビタミンB12を豊富に含む食品です。

はちみつレモン水はビタミンB群だけでなく、レモンに含まれるビタミンCやクエン酸が抗酸化作用や代謝促進作用を発揮します。

ビタミンE

ビタミンEは体の隅々にまで張り巡らされている末梢血管を広げ、血行をよくする効果が知られています。

めまいや難聴や耳鳴りの症状緩和にすぐれた効果が期待されます。

ビタミンEを多く含む食品は、アーモンドなどのナッツ類が有名ですが、他にも植物油、うなぎをはじめとする魚介類も多く含んでいます。

(※)ビタミン類は、ストレスや過度のアルコール摂取、無理なダイエット、インスタント食品の摂り過ぎなどで不足気味になることが知られています。ご注意ください。

カリウム

バナナに多く含まれることが知られているカリウムですが、この物質は細胞内の水分量を適正に保つはたらきをします。

亜鉛

甲殻類(カニ・エビ)、魚卵、肉類、貝類、やきのり、きな粉、ごま、アーモンド、あぶら揚げ、かぼちゃ、切り干しだいこんなどに豊富に含まれています。

葉酸

モロヘイヤ、干ししいたけ、パセリ、焼き海苔、わかめ、青のり、えだまめ、ほうれん草、アスパラガスなどに豊富に含まれています。

アミノ酸

アミノ酸にはめまい、耳鳴り、難聴などの症状を軽くする効果があるといわれています。

メニエール病に特有のこうした諸症状が見られる場合は、アミノ酸が不足している可能性があります。

アミノ酸は和食の得意分野で、玄米、野菜の味噌汁、卵、魚などの食事を心がけることで自然に摂取できる栄養素です。

良質なサプリメントでもある程度代用できるといわれています。

鉄分

メニエール病は若い女性に多く見られる症状ですが、鉄分の欠乏がその原因の一つとして考えられるケースが非常に多いようです。

女性に特有の生理、妊娠、授乳などは体がより多くの鉄分を必要としていて、潜在的に鉄分の欠乏状態になりがちです。

したがって、男性よりもより意識的に鉄分を摂取すべきです。

その際、ビタミンCには鉄の吸収を助ける機能があるので、鉄分が豊富な食材と共にビタミンCを摂取するようにするとより効果的です。

鉄分は、肉、魚、葉物野菜、海藻などに含まれていますが、良質なサプリメントでもある程度は代用できるといわれています。

水分

メニエール病は内耳のリンパ液が停滞することが大きな原因と言われています。つまり、水がたまっているわけです。

けれども、リンパ液の「水はけ」をよくするために、逆に水分を積極的に摂取することが有効だといわれています。

治療法にも水分摂取療法と呼ばれるものがあり、積極的に水分を摂取することが推奨されています。

(※)「メニエール病で食べてはいけないもの」の章で、塩分と水分を控える治療法があると紹介しました。また、水分の排出を助けるカリウムが重要だとも紹介しました。すると、この項目でご紹介しているリンパ液の「水はけ」をよくするために積極的に水分を摂取するように、という治療法は矛盾していることになります。けれども、まさにこうした点こそが、医師の治療・指導を受けるべき局面なのだと思います。要はバランスです。摂取することと控えることのバランスをどうとるか、これは個々の症状とその程度によって判断されることで、専門知識を持つ医師の判断に委ねられるべきところだと思います。

コンビニの食材でも栄養は摂れる

メニエール病の諸症状に悩んでいる方のなかには、仕事の都合でどうしてもコンビニの食材を多用する方もいらっしゃるでしょう。

けれども、最近のコンビニには以前とは次元の異なる豊富な食品がそろっていて、選択次第でさまざまな栄養素をバランス良く摂取することも可能になっています。

以下のような食材を選べば、メニエール病の症状緩和に貢献できると思います。

おにぎり

コンビニチェーンにより商品はさまざまですが、サケおにぎり、昆布おにぎり、わかめご飯のおにぎり、納豆入りおにぎりなどなど、飽きずに楽しめます。

麺類

ラーメン、うどん、そば、スパゲッティと種類が豊富なだけでなく、野菜をはじめとしたトッピングのバリエーションも豊かです。

また、ここでも食べる順番が大事で、麺を食べる前にサラダや惣菜類を食べるようにするとより健康的です。

サラダ類

サラダの種類が豊富なのも最近のコンビニの特徴です。生野菜、温野菜、シーフード入り、たまご入り、ツナ入り、そして鶏の胸肉も数種類の中から選べます。

惣菜類

惣菜もバリエーション豊かです。工場調理品、レトルトパウチ、冷凍などから選べます。キノコの和え物、豚汁、里芋とレンコンの煮物、サバ味噌煮、アジ生姜煮込み、ぶり大根とこちらも選び放題です。

お弁当類

言うまでもなくお弁当はどのコンビニも力を入れています。何といってもお弁当はコンビニの主力商品です。稼ぎ頭です。キャッシュポイントです。

ただ、炭水化物祭りにならないよう、お惣菜やサラダなども別品として購入するのがベストです。

お弁当に添えられているサラダや副菜は、あれは見た目を彩るものでしかなく、栄養面での貢献は極小です。

やはり、別途サラダや惣菜を付け加えたいところです。その分お金はかかりますが、体のためです。

東洋医学(漢方)からのアプローチ

ここまで「メニエール病で食べてはいけないものとは?」をテーマに解説してきました。

メニエール病に関しては、東洋医学(漢方)からのアプローチもあり、たとえば、下記の図のように東洋医学特有の食に関する考え方が示されています。

東洋医学の視点で見ると、本当の冷え性は夏に表れるとのこと。

つまり、エアコンや冷蔵庫が当たり前、体を冷やす作用がある陰性食品があふれていて、また、これにストレスや運動不足が重なって、現代の日本人は体を冷やす傾向が顕著になっている。これがさまざまな体の不調をきたす大きな原因になっていて、メニエール病もその一つである、という考え方です。

体を冷やす「陰性食品」体を温める「陽性食品」
・生野菜、刺身、果物など

・ジュース、氷菓子、牛乳、アイスクリームなど

・あんこ、ケーキなど砂糖を多く使用したもの

・酢の物など

・天日干しした干物、昆布など

・火を通した煮物など

・漬物など

・その他温かい食べ物など

さらに、福島県のふたば薬局では、「ふたば壁新聞」でメニエール病の症状であるめまいに効く漢方薬を紹介しています。

それによると、メニエール病の原因として考えられるのは、

  • 人体に溜まった水分が排出されずに起きる「水毒」
  • 血液の流れが悪くなって古い血が体内に存在していることから起きる「悪血」

とされ、これら個々の症状に合った漢方が処方されています。

メニエール病に関するtwitterの声をご紹介

#メニエール病の人とつながりたい・・・といったハッシュタグで情報共有するのはいかがですか?(by 当サイトの管理人)

まとめ

以上、「メニエール病で食べてはいけないものとは?」についてプチ調査の結果をご紹介してきました。

繰り返しますが、現在メニエール病を患っている方は、通っている病院の医師の指導の下、生活習慣や食生活を組み立てていくことが大前提です。

その上で、少しでも参考になることがあればという思いから、このページをご覧いただいております。

個人的感想ですが、最後のほうでご紹介した東洋医学(漢方)からのメニエール病へのアプローチなどは、もしも今やっている食習慣で改善が見られないのであれば、一度取り入れてみる価値は大いにあるのではないでしょうか。

ご覧いただきありがとうございました。

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