※トップ画像はシン・ウルトラマン(Wikipediaより)
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【記事丸わかり】
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「シンウルトラマン」海外の反応・人気度:中国と北米の評価を徹底解析!
(画像引用元:シンウルトラマン公式ページ)
「シンウルトラマン」は、2022年に日本で公開されたウルトラシリーズの映画作品です。
日本国内公開後、中国や北米でも公開されました。
本記事では、シンウルトラマンの海外の反応と人気度について徹底解析します。
「シンウルトラマン」の海外展開とは
日本で公開された「シンウルトラマン」は、公開8日で観客動員100万人、興行収入15億円を超え、最終興行収入は40億円を超える大ヒット作となりました。
その人気に伴い、2022年9月にはシンガポール・マレーシアを皮切りに、アジア・中東・アフリカなど37カ国と地域で公開されています。
その後、北米・南米・ヨーロッパでも順次公開されました。
海外映画祭への出品も
海外で高い評価を受けた「シンウルトラマン」は、海外映画祭にも出品しています。
- スイス・ヌーシャテル開催:「ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」
- カナダ・モントリオール開催:「ファンタジア国際映画祭」
- アメリカ・ニューヨーク開催:「ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル(NYAFF)」
海外の反応・人気度は?
ウルトラマンを題材にした特撮映画、海外の反応や人気度はどうだったのでしょうか?
海外映画祭での反応
北米で開催された「ファンタジア国際映画祭」では、700名規模の会場が満席になり立ち見が出るほどの盛況をみせました。
上映中は、ウルトラマンが登場すると会場内からは拍手が起こり、禍特対の掛け合いやザラブ・メフィラスのセリフやリアクションに対して笑いが起こるなどの盛り上がりだったそう。
上映終了後はスタンディングオベーションで樋口真嗣監督が迎えられ、多くの観客が絶賛しました。
海外の映画監督の反応は?
「パシフィック・リム」を手掛けたギレルモ・デル・トロ監督は、特撮や怪獣映画ファンとしても知られています。
ギレルモ監督は、シンウルトラマン公開にあたり、「嬉しい、非常に嬉しい!」と大興奮のツイートを投稿しています。
「キングコング:髑髏島の巨神」のメガホンを取り、ハリウッド実写版「メタルギアソリッド」の監督を務めたジョーダン・ヴォート=ロバーツは、「最高だ!庵野+樋口は止まらない!」とツイッターで映画を絶賛しています。
また、映画公開に伴い樋口氏とリモート対談したジェームス・ガン監督(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズ監督)は、「控えめに言って最高!」と褒め讃えています。
中国での評判
中国版ツイッター・ウェイボーでは、日本公開直後に「シンウルトラマン」がトレンド入りしたほど。
- 「とっても見たい!中国で上映されるのはいつになるんだろう」
- 「知ってる俳優がたくさん出てる。見たいな」
- 「小さな頃から好きだった。国内で上映されるなら見たい」
このように、日本での公開当時から中国国内でも注目されていました。
中国でのウルトラマン人気
日本でウルトラマンが初放送されたのが1966年、中国では約30年後の1993年から国内のテレビ局で放送されています。
当時上海市内で開催されたウルトラマンショーには、10万人が押し寄せるなど、ウルトラマンの人気ぶりがうかがえます。
中国語吹き替えがひどいと評判
映画「シンウルトラマン」は、中国では映画館上映ではなく、テンセント、iqiyi、bilibili、西瓜などの中国の動画サイトで公開されました。
しかし、中国では吹替のクオリティ―が低いとファンから批判が続出。
特にゼットンの鳴き声は「棒読み過ぎる」と批判が殺到し、動画共有サイト「ビリビリ動画」では、問題のシーンをネタにする投稿もあり、吹替を担当していた企業が謝罪するという事態に。
このように、原作に忠実でないという指摘や批判は、中国国内でウルトラマンに対する熱狂的なファンが存在することを表しているのではないでしょうか。
まとめ
「シンウルトラマン」海外の反応・人気度:中国と北米の評価を徹底解析しました。
シンウルトラマンは、海外の反応や人気度が非常に高く、海を渡って愛されている作品だということが分かります。
世界最大級の映画・ドラマ情報サイト「IMDb」では、2500件の評価があり、全体の5割以上が星7以上の高評価をつけています。
2023年7月からはじまる「ウルトラマンブレーザー」は、アジア各国でも同時期に放送される予定です。
国内のみならず、海外でも評価の高いウルトラマン、今後の飛躍にも期待できそうですね!
ご覧いただきありがとうございます。