こちらの記事も読まれています
目次
【記事丸わかり】
⇒⇒トイトレグッズ選びは慎重に |
【プチ調査】トイトレの悩み。ウォシュレットはどう教えればいい?
トイトレに奮闘中のママさん、お子さんがウォシュレットに興味を示したり、いたずらしたりと困っていませんか?このようなトラブルは、せっかくいい感じで進んでいたトイトレが中断してしまうことも。
筆者もまさにウォシュレット被害にあった経験者です。この記事では、筆者の経験談も含めて、世の中のママさんが実践したウォシュレット対策について、プチ調査した結果を紹介します。
5分で読める記事になっているので、子育ての合間にちょっと読んでみてくださいね!
トイトレ中に起こるウォシュレットのトラブル
トイトレに起こるトラブルで多いのが、ウォシュレット。どんな被害が多いかというと、
- ウォシュレットのボタンに興味津々
- 遊び半分でボタンを押してしまう
- トイレに集中できない
- トイレ内が水浸しになった
- 水が出てきてトイレを怖がるようになった
- おしりに水が当たって大泣き
- 外出先のトイレを怖がる
- トイレがトラウマになる
- トイトレが中断してしまった
など、ウォシュレットの存在が子供の興味を引いてしまうという体験談が多く、「触っちゃダメだよ」と言っても、遊び半分でボタンを押してしまうお子さんも。ダメだよと言えば言うほど好奇心が湧く年齢でもあり、手を焼いているママさんも多いのではないでしょうか?
では、こんな時どうするの?と不安なママさんに向けて、ウォシュレットの悩み対策を早速みていきましょう!
トイトレ中のウォシュレット対策
今や多くの家庭で、ウォシュレット付きトイレを使用していますよね。便利な機能がたくさんついたウォシュレットですが、ボタンやランプがついていてお子さんにとってはおもちゃのような存在です。
また目につきやすい場所にあることから、ちょっと触ってみたい、どんな変化があるのだろう?と、ちょうどトイトレを始める2~3歳のお子さんの好奇心を掻き立ててしまう、という悩みがあります。
ウォシュレット対策①コンセントを抜く
まず、ウォシュレット対策としてあげられるのが「コンセントを抜く」方法。ウォシュレットを常用している大人にとっては使えなくなることや、便座が温かくないことはデメリットかもしれませんが、お子さんのいたずらを防止するなら、電源を切ってしまうのが一番手っ取り早い方法です。
ウォシュレット対策②便座シート
コンセントを抜いたことで便座が冷たくて困るという人は、便座に乗っけるだけの「貼る便座シート」がおすすめ。最近では、ボアタイプの便座シートなど寒さ対策のできるものもたくさんあります。
何種類か交換用に用意しておけば、汚れやすいトイトレもキレイな状態を維持できますよ。
ウォシュレット対策③トイレを楽しい場所に
ボタンを押してしまって急に水が出てきて、トイレに行くことを怖がったり、拒んだりして、挙句の果てにトイレトレーニングが中断してしまうこともあります。そのような場合は、トイレを楽しい場所に変えてあげるのがいいでしょう。
音が鳴るようなトイレグッズを置く、トイレができたら大好きなシールが貼れるなど、お子さんが好きなものを利用して、楽しい場所になるように工夫してみてはいかがでしょうか?
ウォシュレット対策④ママと一緒に便座に座る
トイレ恐怖症になってしまい座りたがらないお子さんは、ママと一緒に便座に座る練習だけでも恐怖心が取り除かれます。トイトレをせずに普通にママと座って、「ほら、大丈夫だよ?」「こわくないよ?」と言ってあげるだけでも大丈夫。
次第に安心して座れるようになったら、1人で座れるようにサポートしましょう。
ウォシュレット対策⑤おまるを使用する
トイレにトラウマを持ってしまったお子さんは、おまるを利用してみてはいかがでしょうか?おまるは排せつした後に掃除をしなくてはならず、部屋に置いておくと不衛生な感じがしてためらってしまうママさんもいるようですが、メリットもたくさんあります。
おまるは幼児がそのまま座っても床に脚がつくので、トイレのように補助便座や踏み台を使わずに使用できます。床に脚がしっかりとつくことで、踏ん張りやすくトイレに集中できるというメリットも。
後処理もトイレに一緒に行って「バイバーイ」と流せば、それを繰り返すうちにトイレに対するトラウマが自然に解消されますよ。
ウォシュレットはどう教えればいい?
コンセントを抜いてしまえば、ウォシュレットのボタンを押しても何の反応もありませんが、子どもの興味ってそれ以上にありますよね。
「このボタンはなあに?」「これを押すとどうなるの?」と聞いてくるお子さんも。ウォシュレットに興味があるお子さんには、ウォシュレットについてどのように教えればよいのでしょうか?
言葉で説明する
言葉が理解できる年齢になったら、ママさんやパパさんがこのように伝えるのはどうでしょうか?
「このボタンを押したら、水が出るよ。」
「でも、子どもが使うとお尻が痛くなるよ」
「だから、このボタンは大きくなったら使おうね」
という具合に、ここを押したらこうなるよと言葉で説明してあげれば納得してくれると思います。
ウォシュレットが作動する場面を見せる
それでも、やってみたい!という場合は、パパさんにお願いしてやっている場面を見せてあげてもいいのでは?と思います。決して恥ずかしいことではなく、子どもはそのボタンの意味を知りたいだけですから、このボタンを押すとこんな風に水が出る、というように子どもが使ったらお尻が痛くなることを目で見て理解できれば、いたずらで押してしまうことはないと思います。
むやみに隠さない
いたずらされたくないからと言って話を逸らしたり、むやみに隠したりするのは避けましょう。どうして教えてくれないの?なにか楽しいことがかくれているのかも?といたずらを助長させてしまう場合があります。
ウォシュレットの使い方までは教えなくてもよい
小さなお子様にはウォシュレットのボタンを押すと水が出るよ、ということだけ伝えれば問題ありません。10歳になって小学校に行くようになったら使おうね、など年齢を言ってあげれば、自分はまだ使っちゃいけないのだと理解してくれるのではと思います。
トイトレ中の悩みとは?
トイトレの悩みを深掘りしていくと、ウォシュレットのトラブル以外にもトイトレで起きる悩みがたくさんありました。
- トイレに異物を流す
- トイレで遊んでしまう
- 急にトイレを教えてくれなくなった
- 昼間のトイトレは順調なのにおねしょが治らない
- イヤイヤ期と重なりトイトレが中断する
- おしっこはできるのにうんちは隠れてする
- トイレを怖がるようになる
- 外出先のトイレを嫌がる
など、ウォシュレットのトラブル以外にも様々な悩みを抱えるママさんがいます。トイトレ中の悩み解決策もこちらでご紹介します。
心と身体の成長に合わせて
トイレに一緒に持ち込んだおもちゃを水に流す、おまるに座らせても乗り物感覚になってしまい、トイレする気配が全くないお子さんは、もしかしたらトイレが排せつする場所だということを理解していないお子さんかもしれません。
トイトレは、体の仕組みが整う2~3歳頃にスタートさせるのがよいとされていますが、周りのお子さんがもう一人でトイレできるからという理由でママさんが焦ってしまい、早い年齢で始めてしまう場合もあります。
理解できていない状態から始めてもママもお子さんも大変なので、トイトレは心と身体の成長に合わせて行いましょう。
おねしょ対策も焦らずに
昼のトイトレが順調でも、夜だけおねしょをしてしまうお子さんもいるようです。寝ている間は、睡眠中に分泌される抗利尿ホルモンの作用によって尿の量が減りますが、身体が成長段階の場合は夜におねしょをしてしまうお子さんも。(我が家も小学校にあがるまでおねしょしていました)
身体の成長は人それぞれです。年齢が上がると身体の機能はしっかりと成長してくるため、朝起きておしっこがもれていても叱らずに、温かい気持ちで受け止めてあげましょう。
気長に見守る
子供の成長過程で誰もが経験する「イヤイヤ期」。トイレもおまるもイヤ!という場合、無理にトイレに誘うのは逆効果です。イヤイヤ期は何かを制限されたり、やらされたりすることを嫌がります。
このような時期はママさんもイライラしちゃいますから、無理にトイトレを続けずに気長に見守るのがいいでしょう。また、下の子が生まれた、引越ししたなど環境の変化にも敏感です。そのような場合も、一度中断して慣れてきたころにまたチャレンジしてみるといいですよ。
できなくても怒らない
おしっこはできるのにうんちは隠れてするお子さんもいらっしゃいます。カーテンに隠れたり、他のお部屋の隅っこに行ってみたり。誰も見ていない場所で集中したいこともあるようです。
そんな時は、「なんで教えてくれなかったの?」ではなく、「うんちでたんだね」「じゃぁ、トイレに行ってバイバイしてこよう!」と一緒にトイレに行って後処理を行いましょう。
「今度はトイレでできるといいね」と一声かけてあげれば、その積み重ねで次第に教えてくれるようになりますよ。
外出先のトイレは前準備を忘れずに
トイトレ中のお子さんの場合、外出先の知らないトイレを使うのは抵抗があります。ですから、トイトレ中の外出は、子どもが慣れている場所や近場にお出かけするのがおすすめです。
小さなお子さんの多いショッピングモールだと、可愛い子供用トイレがあったり、補助便座が設置されていたりするので、外出先のトイレをリサーチしてから出かけましょう。
また、着替えの用意はもちろん、急なおトイレコールで慌てることもあるので、ママさんも動きやすい服装でお出かけすると安心ですよ。
うまく行くトイトレのプチアドバイス
割とすんなり完了した我が家のトイトレのプチアドバイスをお届けします。
- 気持ちよくできたことを代弁してあげる
- トイレ掃除を一緒にする
- お友達ができている場面を見せる
トイトレには正解、不正解などありません。我が家で試した方法も少し参考になればと思い、こちらで紹介します。
トイトレが上手にできた時、褒めるママさんは多いと思います。我が家ではそれに付け加えて
「トイレでできてすっきりしたね」
「おむつでするより気持ちがいいね」
「お水に流してバイバイできるね」
と言ったようにすっきりとした気持ちを代弁してあげていました。このような声掛けはトイレでするとこんなに気持ちいいんだ、これからもトイレでやってみよう!という気持ちになります。
トイレが汚れたら、ゴシゴシと一緒に掃除も行います。いつも綺麗なトイレは大切な場所で、怖い場所じゃないことも分かってもらえるのではないでしょうか?
児童館で一緒に遊んでいたお友達が自らトイレに行き、ママから褒められている姿を見て、「自分も一人でできるようになりたい!」とトイトレの意欲が出る場合もあります。
このように、ママさんひとりで抱え込まずにゆるやかな気持ちで、トイトレを進めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
トイトレは身体の成長具合やお子さんによって、一人でできるようになるまで過程や期間もさまざまです。トイトレ中は、ウォシュレットのトラブルだけではなく、さまざまな悩みがあります。
一昔前までトイトレは「おむつはずし」といった親の都合でおむつをはずすという言葉が主流でした。おむつをはずせば洗濯代や、おむつ代などの手間がはぶけるためです。しかし、現代は違います。おむつはずしではなく「おむつはずれ」と呼び方も変わってきています。あくまでもトイトレは、子どもの心身の準備が出来てから始めるものです。
他人のお子さんと比べず、子供の成長に合わせてトイトレのサポートをしてあげてくださいね。
ご覧いただきありがとうございます。
※この記事の執筆者〔グレース泉〕の他の記事はこちら |