【2分解説】(フロント・センター・リア)ピラーとは|A・B・Cピラー|修復歴あり|板金・へこみの修理・交換

フロントピラー・Aピラー・センターピラー・Bピラー・リアピラー・Cピラー・修復歴・とは・板金・交換・修復・修理・へこみ

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画像:JAAI 一般財団法人 日本自動車査定協会

車の骨格部の「修復歴」に関する基準
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ピラーとは

ピラーとはpillarのことで、「屋根などを支える支柱」のことです。

車のピラーとは、ルーフ部分を支える支柱のことで、多くの車では3本のピラーで屋根を支えています。

進行方向から順番にフロントピラー(Aピラー)、センターピラー(Bピラー)、リアピラー(Cピラー)と呼ばれます。

ピラーは車の骨格を構成する重要な部材であり、車体の強度やねじれ剛性などに大いに貢献しています。

「修復歴あり」となるのは板金?修理?交換?

事故などでピラーが損傷を受けた場合、どの程度の補修で「修復歴あり」となるのでしょう?

まず、板金修理なら「修復歴あり」とはなりません。

しかし、交換した場合は完全に「修復歴あり」となり、中古車市場に出回った場合には、販売業者は「修復歴あり」の表示をしなければなりません。

フロントピラー(Aピラー)、センターピラー(Bピラー)、リアピラー(Cピラー)が事故などで損傷を受けた場合、どの程度の補修で「修復歴あり」となり、どの程度なら修復歴がつかないか、その基準は以下の通りです。

「修復歴あり」と判定されるケース
  • ピラーが交換されている場合
  • ピラーにスポット打ち直しがある場合
  • ピラーの外部または外板を介して波及した凹みがある場合、あるいはその修理跡がある場合
「修復歴あり」と判定されないケース
  • ピラー外部に露出している部分に凹みまたは修理跡がある場合
  • ボディサイドシルパネルの部品交換時にピラー下部に溶接処理跡が生じている場合
  • ピラーの外部または外板を介さない凹み、またはその修理跡がある場合※たとえば、シートベルトの挟み込みによる凹み、ドアの開き過ぎによるヒンジ部の凹みまたはふくらみ

(※)なお、ワンボックス車等でルーフからステップまで一体として露出しているパネル状センターピラー等のアウター部分はピラーとはみなしません。もしもその部分を修理した場合は板金修理等の扱いになり「修復歴」はつきません。

もともと修復歴に関しては日本自動車査定協会 (JAAI)において定義されているのですが、実際には各現場での判定基準が全国のオートオークションごとに異なっていたため、日本オートオークション協議会において、平成14年に「統一検査基準検討専門部会」及び「同分科会」を設置し、その後現在に至るまで、修復歴判定基準の統一に向けて検討を行っている段階です。

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