ルームミラーの車検基準|付いてなくてもOK?トラックは?

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【記事丸わかり】

  • ルームミラーは車検の検査対象外です。極端な話、ルームミラーが付いていなくても車検は通ります。
  • 検査対象となるのは、ドアミラーフェンダーミラーなどの「後写鏡(バックミラー)」です。
  • 道路運送車両法の保安基準第44条(後写鏡等)には、ドアミラーやフェンダーミラーに関する規定がありますが、ルームミラーは含まれていません。
  • トラックのルームミラーは後方が見えない場合でも、車検には影響しません。
  • ルームミラーが付いている場合、「事故などで衝撃を受けた時、乗員のケガを防ぐために脱落する構造(可変式もしくは脱着式)であること」が条件です。
  • 後付けの電子ルームミラーデジタルルームミラーも、可変式かつ脱着式であれば問題なく車検をパスします。
  • トラックのルームミラーは、コンテナを積載しない状態での走行時に役立つために付けられています。
  • コンクリートミキサー車やごみ収集車など、常時後ろが見えない車両にもルームミラーが付いていますが、これは必要性に基づくものではありません。
  • 車検をパスするためには、ルームミラーの有無よりもその構造が重要です。
  • パッケージに「車検対応」と記載されている後付けミラーを選ぶと安心です。

⇒⇒<車検>現行ミラー車に、電子ミラー後付け(代替)は車検に通る?、他いろいろな質問に回答

驚くことに、ルームミラーは車検の検査対象外です。

極端な話、付いていなくても車検は通ります。

輸送トラックなどにもルームミラーが付いていますが、コンテナ等で後方はまったく見えません。

それでも車検は何の問題もなくパスします。

車検の検査対象になるのはドアミラーやフェンダーミラーです。

いわゆる「後写鏡=バックミラー」と呼ばれるミラーが車検の対象です。

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2023年1月26日

車検の検査対象である「後写鏡=バックミラー」にルームミラーは含まれない

道路運送車両法の保安基準 第44条(後写鏡等)に規定されているのは、ドアミラーあるいはフェンダーミラーなどのバックミラーに関するものです。

広い意味ではルームミラーもバックミラーではありますが、車検の検査対象には含まれません。

したがって、荷物を積んだトラックのように後方がまったく見えないルームミラーであっても、あるいは、そもそもルームミラー自体が付いていなくても、車検はパスします。

電子ルームミラー、デジタルルームミラー、スマートルームミラーなどと呼ばれる後付けの機器も、付けるのは自由です。

ただし、ルームミラーを付けている場合には、1点だけ条件があります。

それは、

事故などで衝撃を受けた時、乗員のケガを防ぐために脱落する構造(可変式もしくは脱着式)であること

という条件です。

実際、ルームミラーの根元(付け根)を見ると、ちょっとした工具で脱着できるようになっていますし(脱着式)、もしも頭が当たったりすればすぐに向きが変わるような構造(可変式)になっています。

ですから、後付けのスマートルームミラーなども「可変式」かつ「脱着式」であれば問題なく車検をパスします。※パッケージに「車検対応」と記載されているものを購入すること

トラックのルームミラーは後ろが見えないのになぜ付いている?

後ろにコンテナなどを積載するタイプのトラックにもルームミラーが付いています。

コンテナがあるので、当然、ルームミラーで後方は見えません。

では、なぜルームミラーが付いているのでしょう?

それは、おそらく、コンテナを積載しないでキャビン(運転席)部分のみで走行する場面もあるからだと思います。

後ろにコンテナがなければルームミラーが役に立ちます。

では、コンクリートミキサー車やごみ収集車などは、常時後ろが見えないにも関わらず、ちゃんとルームミラーが付いています。

なぜでしょう?

正直なところ、よくわかりません。

たぶん、ドライバーが髪の乱れを直すのに使うのでは・・・ジョークです(汗)。

 

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ご覧いただきありがとうございました。