アライメント調整の工賃|ディーラーは?安い店はどこ?
自動車の4輪のアライメント調整の工賃ですが、一般的には20,000円~30,000円ほどの料金が相場です。
安い店の中には10,000円前後の料金で請け負うところもあります。
ディーラーは高めなので、30,000円に近い工賃になると思います。
アライメント調整とは
アライメント調整とは、タイヤとボディーの取り付け角度を調整する作業のことです。タイヤの取り付け角度には、トー角・キャンバー角・キャスター角があり、これらの取り付け角度を最適化することで、車がまっすぐ走り、安定的に曲がり、しっかり止まる、という基本動作が保証されます。
アライメント調整はどんな時にするのか
車を走らせていて下記のような不具合を感じたらアライメント調整する必要があります。もちろんアライメントの狂いだけが原因とは限りませんが、まずはアライメントの狂いを疑っていい事例です。
- 高速走行でハンドルが振動する
- まっすぐな道路なのに車が左や右に勝手に流れていくような動きをする
- 左右のタイヤの減り方が極端に違う
- ハンドルのセンターが左や右に寄ってしまう
上記は車を走らせていて不具合を感じたケースですが、これ以外にアライメント調整が必要なのは、下記のような作業を行う場合です。
- タイヤ交換:特に純正サイズと異なる扁平タイヤや幅広タイヤに履き替えた時
- 車高調やダウンサスに交換した時
- 車検でトー角その他が狂っていた時
- ショックアブソーバー・スプリング・マウントブッシュ等の足回りのパーツを交換した時
上記作業をディーラーやショップ等で行うときは一連の作業工程の中にアライメント調整が含まれています。したがって、作業が完了して納車された車に不具合があったら、料金無料で修理してくれます。
ズバット車買取比較 |
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⇒⇒車高調+アライメントの工賃|車高調整の持ち込み工賃は?:車高調のキットをショップ等に持ち込んで取り付けてもらう場合の、いわゆる持ち込み工賃は15,000円~30,000円くらいが相場だと思います。同時にアライメント調整をしてもらう場合は、持ち込み工賃とは別に15,000円~30,000円くらいの追加料金がかかるのが相場になると思います。ただし、車高調の取り付けと同時にアライメント調整する場合は、アライメント調整の料金を少し割引してくれる可能性はあります。 ⇒⇒(広告)あなたの愛車は今いくら?:車を乗り替える際に今まで乗っていた車をディーラーなどで下取りに出すとあまりいい金額の査定にならないと思います。こういう時は車買取店の方が査定額が高くなるのが普通です。しかも1社で査定してもらうのでなく複数社で査定してもらって一番高いところに売却する。これだけで下取りと数万円の差額が出るはずです。 ⇒⇒アライメントを調整したらハンドルセンターがズレた場合:車がまっすぐに進まない、高速でハンドルが振動する、といった症状がある場合はアライメント調整することで直ることがあります。ところが、アライメント調整で不具合は収まったものの、ハンドルセンターがズレてしまうことがあります。こういうケースでは、アライメント調整したディーラーや修理工場に相談すれば、通常は料金無料で直してくれます。具体的には、左右のタイロッドを調整したり、ステアリングラックのセンター出しをしたりしてズレをなくします。 ⇒⇒軽自動車のアライメント調整費用はいくら|キャンバー角やキャスター角など:アライメント調整に関しては、軽自動車も普通車も料金はあまり変わらないようです。4輪すべてのアライメントを調整した場合の料金は、20,000円~30,000円が相場だと思います。ディーラーは高く、カー用品店や整備工場などは安めです。 ⇒⇒サイドスリップ調整とアライメント調整の違い|トー角・キャンバー角・キャスター角:アライメント調整とは、サイドスリップ調整と同じように車検の検査項目に入っています。アライメント調整では、「トー角の調整」「キャンバー角の調整」「キャスター角の調整」、この3つを行います。それぞれが基準の範囲内にあれば車検OKとなります。 ⇒⇒サイドスリップの車検|合格・不合格の基準とコツ|アライメント・キャンバー調整:車検の検査項目であるサイドスリップ検査とは、「車がまっすぐ走るかどうか」の検査です。道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第91条で定められているサイドスリップの基準値は、1m走行する間の横滑り量が±5mm以内であることが適合条件です。これを1kmに換算すると±5mとなります。直進性のブレがこの範囲に収まっていればサイドスリップ検査はクリアできます。サイドスリップ調整(トー角調整)する場合の料金の相場は3,000円~5,000円といったところでしょうか。 |
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