【2024年2月29日】ブリヂストンがパンクしないタイヤ「エアフリー」の公道実証実験を開始しました。⇒⇒エアフリー |
大別すると2種類ある
車のタイヤに空気を充填する際の注入口、これがエアバルブです。
エアバルブは、自転車などでは内部のタイヤチューブに直結していたりしますが、最近の車のタイヤはチューブレスなので、ホイール側についていることがほとんどです。
このエアバルブは大別すると2種類あります。
- ゴムバルブ(スナップインバルブ)
- スチールバルブ(クランプインバルブ)
自動車メーカーが新車時に装着しているホイールでは、ほとんどが①のゴムバルブが付いてきます。
②のスチールバルブは、純正のホイールに付くこともありますが、多くは社外品のホイールに付いてきます。
ゴムバルブ(スナップインバルブ)の特徴
ゴムバルブは3つのパーツでできています。
- バルブキャップ
- バルブコア(ムシ)
- バルブ本体
②のバルブコアが最も重要で、ここにあるゴムの部分が空気の注入や排出の際に弁の働きをしています。バルブコアが劣化するとエア漏れが発生します。
<メリット>
- とにかく値段が安い
- 取り付けが容易
<デメリット>
- スチールバルブほどの耐久性はなく、タイヤ交換と同じタイミングで交換するのがおすすめ
- デザイン性が低い(つまり、あまりカッコよくない)※ただし、スリーブと呼ばれる金属の覆いが付けられるタイプもあり、これなどは見た目はスチールバルブと変わらず、ドレスアップ目的で後付けする人もいる
スチールバルブ(クランプインバルブ)の特徴
スチールバルブの最重要パーツは、ホイールと連結してるゴムパッキンです。ここが劣化するとエア漏れが発生するので、定期的に交換することで、長く使うことができます。
ただし、種類によってはゴムパッキンを交換できないタイプもあり、その場合は、本体ごと交換する必要があります。
<メリット>
- 非常にソリッドでかっこいい
- 耐久性が高い※根元のゴムパッキンの交換だけで長く使える
- 空気圧センサーなどを装着可能
<デメリット>
値段が高い
まとめ
- 車のタイヤ・ホイールに付いているエアバルブには、ゴムバルブとスチールバルブの2種類があり、国産車の新車に付いているのは、ほとんどがゴムバルブ。
- ゴムバルブは値段が安いけれど、消耗品であり、タイヤ交換と同じタイミングで交換すべき。
- いっぽう、スチールバルブは値段が高いけれどかっこよくて耐久性がある。社外品のホイールに付いてくることが多い。
下記の記事も参考にしていただけると幸いです。
⇒⇒タイヤのバーストとは|原因と前兆|修理か交換か|低空気圧で事故|JAF・ロードサービス
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